今季のコベルコスティーラーズ【前編】

このnoteを読んでくださっているみなさん、ありがとうございます。

まず私の自己紹介からさせていただきます。私は兵庫在住の高校2年の男子で、阪神、ヴィッセル、コベルコスティーラーズといった兵庫県に本拠地を置くチームのファンやらせてもらってます。また、瀬戸内を拠点として活動する、STU48というアイドルグループのオタクもやってます。


記念すべき初回は、来季のコベルコについて現状と照らし合わせつつ、考察していこうと思います。

リーグワンディビジョン1に所属するコベルコ神戸スティーラーズは、リーグワン初年度でもあった昨シーズン、優勝候補に挙げられながらも、チームのコロナウイルス集団感染による不戦敗などもあり、7位に沈んでしまいました。今シーズンこそは、とフロントも本気の補強をしています。では、各ポジションの主なメンバーを挙げながら、今季のコベルコの予想布陣を語らせてもらいます。よろしければお付き合いください。

まず、リーグワンの「カテゴリー」というものについて解説します。カテゴリーAは日本代表の有資格者で、日本人選手、日本代表経験のある海外出身選手、日本での居住年数が規定に達している外国人選手が当てはまります。カテゴリーBは日本代表資格を得る可能性がある外国人選手で、海外代表経験のない選手が当てはまります。カテゴリーCは他国代表歴のある等、日本代表になれない選手が当てはまります。カテゴリーAは登録メンバー23人のうち17人以上、スタメン15人で11人以上という条件があり、カテゴリーCは同時にピッチに立てる選手が3人以内となっています。そのルールも基に、予想布陣を紹介しようと思います。

今回は前編ということで、背番号1~8、フロントローと呼ばれるポジションを予想していきます。カテゴリーB、Cの選手のみ()で記載しています。

1左プロップ
このポジションは、ラグビーW杯日本大会で人気者となった中島イシレリ選手がいます。おそらく彼がスタメン筆頭候補ですが、若手の髙尾時流選手や、ベテランの山本幸輝選手が控えます。

2フッカー
このポジションは、ラインアウトの際にボールを投げ入れるポジションです。コベルコには日本代表経験もある有田隆平選手がいます。しかし、彼の他にも、今シーズン新加入のラグビーW杯日本大会で日本代表に選出された北出卓也選手、若手の松岡賢太選手、バイプレーヤーの王鏡聞選手が控えます。個人的には、有田選手がスタメン筆頭候補だと思っています。

3右プロップ
このポジションは激戦区で、日本代表経験豊富なベテラン山下裕史選手、2022冬の日本代表遠征で試合に出場した具智元選手がスタメンを争っています。他にも山本選手や、若手の前田翔選手が二人の牙城を崩そうとアピールしています。個人的にはスタメン山下選手、リザーブで具選手がベストなのかな、と思っています。

4左ロック
このポジションは、韓国代表経験のある張碩煥選手(カテゴリーC)、日本代表経験がある小瀧尚弘選手が争います。バックスにカテゴリーB、Cの選手が多いこともあり、個人的には小瀧選手スタメンの方がいいのかな、とは思いますが、張選手も長らくコベルコを支えてくださっている選手であるため、50-50かな、と思います。

5右ロック
このポジションはカテゴリーBの2選手が争います。年代別南アフリカ代表経験のある、身長203cmのJDシカリング選手、ニュージーランド出身の身長196cmのジェラード・カウリートゥイオティ選手の2人です。特にシカリング選手はコベルコにも所属していた現ニュージーランド代表のレタリック選手を彷彿とさせる身のこなしがあります。ジェラード選手も、高い突破力を誇ります。個人的にはシカリング選手がスタメン筆頭候補です。

6左フランカー
このポジションには昨年までキャプテンを務めていた橋本大輝選手という圧倒的レギュラーがいましたが、昨季彼の怪我により様々な選手にチャンスが与えられました。ただ、このポジションは、今季からキャプテンを務める橋本皓選手が群を抜いているので、彼がスタメン筆頭候補です。

7右フランカー
このポジションは、まだ決まっておらず、誰がチャンスをつかむのかわかりません。南アフリカ代表経験が豊富なマルセル・クッツェー選手(カテゴリーC)、夏に日本代表に初選出された新加入のサウマキ・アマナキ選手、若手の成長株である今村陽良選手、前田剛選手、井上遼選手など、候補はたくさんいます。個人的には、好きな選手でもある今村選手にスタメンをつかんで欲しいな、と思っています。

8No.8
このポジションは、クッツェー選手、7人制日本代表経験のあるトコキオ・ソシセニ選手(カテゴリーC)、コベルコの闘志、前川鐘平選手が争います。また、W杯終了後、現役ニュージーランド代表でキャプテンを務めたこともある、アーディー・サヴェア選手(カテゴリーC)が加入します。ですので、W杯終了まではソシセニ選手とクッツェー選手の調子のいい方を、W杯終了後にはサヴェア選手を起用する形を推します。

前編は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。後編では背番号9~15、バックスと呼ばれるポジションを予想します。ぜひ後編も読んでくださると嬉しいです。

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