今季のコベルコスティーラーズ【後編】

こんにちは。今回は後編です。背番号9~15、バックスと呼ばれるポジションを予想していきます。

9スクラムハーフ
このポジションは、パス回しの起点となるポジションで、小柄な選手が務めることが多いです。日本代表経験豊富な日和佐篤選手、日本代表経験もある若手の中嶋大希選手が争います。個人的にはゲームチェンジ能力が高い日和佐選手を控えに置いて、フレッシュな中嶋選手をスタメンで使うのがベストと思っています。

10スタンドオフ
このポジションは、トライ後のコンバージョンやペナルティーゴールなどを蹴ることが多く、キックの精度が高い選手が務めます。コベルコには、この冬の日本代表遠征でデビューした、21歳の李承信選手がいるので恐らく彼が10番に固定されると思います。彼を休ませたいときには、スーパーラグビー出身で高精度のキックがあり、7人性ニュージーランド代表経験のあるボーディン・ワッカ選手(カテゴリーB)や、こちらも若手の日下太平選手が控えます。また、本来13番を務めるラファエレ・ティモシー選手がプレシーズンマッチで10番でスタメン出場したことも新しい戦術として構想が練られているのかもしれまさん。

11左ウイング
このポジションは、14番と共にフィールドを駆け回りトライを量産する点取り屋です。コベルコには、リーグワン屈指の11番で昨季のトライ王である山下楽平選手が不動のレギュラーとして構えています。

12左センター
このポジションは、13番と共にトライをアシストしたり、時にトライを決めたり、攻撃面で万能性が高い選手が務めます。12、13番は実力者たちがハイレベルな争いを繰り広げています。まず、現役ニュージーランド代表でもある「弾丸ランナー」の異名をとるナニ・ラウマペ選手(カテゴリーC)です。高い突破力とステップワーク、チャンスでどこにでも顔を出せる天性のセンスがあり、世界屈指の12番と言っても過言ではない選手です。次に、コベルコにとって欠かせない選手である、リチャード・バックマン選手(カテゴリーB)です。彼も高い突破力や攻撃的センスがあり、度々コベルコの窮地を救っています。個人的には、ラウマペ選手に注目しているのでスタメンだと予想します。バックマン選手が控えにいるのも相手にとって十分脅威だと思いますし。

13右センター
日本代表経験豊富なラファエレ選手と、昨季三菱重工相模原でプレーし、同チームのディビジョン1昇格に貢献した新加入のマイケル・リトル選手(カテゴリーB)が争います。どちらもリーグワン屈指の13番で、悩ましいところですが、個人的にはラファエレ選手に日本代表としてのプライドを見せてほしいと思っています。

14右ウイング
日本代表経験のある若手、アタアタ・モエアキオラ選手がレギュラー筆頭候補です。強力なフィジカルとスピードを兼ね備えたリーグワンでも5本の指に入るレベルのウイングです。控えには、若手の中孝佑選手、中堅で経験豊富な林真太郎選手がいます。

15フルバック
このポジションは、15人の最後の砦として、キックのキャッチや、時にゴールエリアに飛び込みトライを決めることもある場所です。コベルコには日本代表でも不動のフルバックを務める山中亮平選手がいます。飛距離の出るキック、相手DFを翻弄するステップワーク、スピード、高い守備意識を誇り、コベルコでも不動のレギュラーでしょう。控えには、昨季山中選手の負傷で代役を見事に務めた井関信介選手、筑波大学出身で小柄ながら能力の高い若手の松永貫汰選手がいます。

以上がスタメン予想です。では、予想スタメンをまとめます。

1中島イシレリ
2有田隆平
3山下裕史
4小瀧尚弘
5JDシカリング
6橋本皓
7今村陽良
8ソシセニorクッツェー(W杯終了後サヴェア)
9中嶋大希
10李承信
11山下楽平
12ラウマペ
13ラファエレ(リトル)
14モエアキオラ
15山中亮平
リザーブは、外国人枠なども考慮して考えてみました。
16山本幸輝
17北出卓也
18具智元
19張碩煥
20サウマキ
21日和佐篤
22日下太平
23ラファエレorリトルのスタメンじゃない方

これが今季の予想布陣です。
たぶん優勝します。
ぜひ、コベルコのラグビーに期待してください!
一緒に応援しましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
                    でめきん

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