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優先順位のつけ方がわからずに困っていませんか


こんにちは

未来書き換え自分年表認定講師の
宮崎貴美子です。

突然ですが
家事、育児、介護、仕事
輻輳するタスクの優先順位に悩み
イライラしていませんか?

実は以前の私は、起床して寝るまで
タスクがいっぱいで、
止まると死んでしまうマグロのようだと言われていました。

マグロはエラを動かせないので、常に口を開けて酸素を取り込んでいるので
泳ぐことをやめると酸素不足で死んでしまうらしいのですが

人は分刻みで仕事をこなさいと死んでしまうわけでもないのに
誰かのために何かをしていることに自分の存在価値があると思い込み
いつも同時並行で仕事のタスクをこなさないといけない、
それに家事や母親業が追加され、いつも時間に追われていました。

もちろん、それが何年も続くはずもなく、
娘の入院、母の入院、父の世話が追加された時点で
心が壊れ、仕事を辞めることになったんですが
しみついたスケジュール管理は手放すことができなかったんですね。

それが、あることをきっかけに
私のボスは私、やりたいことをしたいと叫んでいる心のままに
やることを選択し、優先順位をつけることで
自分を責めることがなくなりました。

今日は、私がなぜ
自己犠牲を手放し、マルチタスクをやめて
優先順位を決め、一度にすることは1つに
しぼれるようになったかをお伝えしたいと思います。

もしかしたら、
優先順位のつけ方がわからずに困っている方のお役に立てるかもしれません。

是非、最後まで読んでくださいね。

まずは、幼少期の頃の話をしたいと思います。

私の母は、
小学校の先生だったんですが
朝から寝るまで、いつも忙しくしていました。

自転車にも乗れず、免許ももたない
スーパーもコンビニも冷凍食品もない時代で
幼い頃から母とゆっくり話をした記憶はなく
話しかけるなオーラが半端なかったことを覚えています。

母の口癖は
「一を聞いて十を知る」
「備えあれば憂いなし」
徹底的に無駄を嫌う人だったんです。

私がボーっと空を見ていたり
庭で蟻の行列を見ていると
本を読むとかするべきことがあるでしょ、
ないならお手伝いをしなさいと怒られていました。

忙しい母の手伝いをすることで
母の横で、話しができるかもと
喜んでお手伝いを始めたんですが

母に話しかけると
口を動かさずに手を動かしなさい、と言われ

畳み方を聞くと
人がどうしているかを見ればわかるでしょ、
なんでも聞くな、見て学べ、と叱られ

それでもわからなくなって同じことを聞くと
教えたことは一回で覚えなさい、
何回も同じことを言わせるな
と怒られました。

洗濯物を畳むことが手伝いだと思っていたら
なぜ、タンスに片づけないの?と母に聞かれたんです。
1つ言われて1つしかしないのはバカなうち
言われなくても、そのくらいわかりなさい、と更に怒られました。

ある日、学校から帰る時に雨が降り出したんです。
友達はお母さんに迎えに来てもらうと電話をかけていました。
私も母に迎えに来てもらいたくて電話したものの
もちろん、母は家にいませんでした。

びしょ濡れになって帰った私を見て
母の第一声は「天気予報を見てたでしょ?」だったんです。
雨の予報なら、親が言わなくても傘を持っていくのが当たり前だと怒られ
折り畳み傘を渡されました。

完璧主義者で無駄を嫌う母は勉強にも厳しく
100点をとるためにどんな風に勉強するかを考えなさい
優秀な兄のように1回書いて覚えるなら1回でいいし、
100回書いても覚えないなら、200回書いて覚えなさいと言われていました。

勉強嫌いな私は、もちろん1回で覚えることも出来ず
100回書いてでも覚えたいという気持ちもなく
いかに短時間で覚えるかの工夫をする知恵もなく
何も考えていない、時間を無駄にしていると怒られていました。

母はいつも忙しく
私の顔を見れば怒っている
だから、母の顔色を見て
怒られる前に逃げるようになったんですね。

私の勉強嫌いは徹底していて、
「何のために勉強するのか」がわからないから勉強しない
行きたい学校、進みたい道も母に否定され、
さらに勉強嫌いになった結果、母が望む学校への進学はできませんでした。

それでも、母の望みで大学に進み、公務員になり
母の知らない仕事、兄と比較されることがない環境で
100点のプレッシャーを感じることはなく、頑張ることにしたんです。

職場に慣れてくると
そこには、やはり優劣があり
「一を聞いて十を知る」や「備えあれば憂いなし」
の生き方が求められていると感じるようになりました。

結婚し、子どもが生まれると
過剰なマルチタスク業務に対応するために
どう時間を効率的に使うか、
速さ、正確さを自分に強いるようになりました。

すると、ますます同時並行でタスクをこなさないといけない場面が増え
感情に振り回されないものはできるけれども、
娘の入院、母の入院、父の世話など家族の感情に自分の感情が振り回されると思考は止まり、タスクをこなすことができなくなったんです。

仕事のかわりはいるけれども
死にたいを繰り返す母の世話を他人に任せることもできず
仕事を辞めたんですが、

人の迷惑も関係なく、気分で病院の予定さえもドタキャンする母に、
認知症や介護の知識のない私は振り回されてばかり、
そんな状況が嫌で、税理士登録をし、私らしく仕事をしたいと思っても
自分のペースで仕事も介護もできないことにイライラし

何もできない自分を悲観し
カウンセリングや心の学びを続けても
突破口が見つからず、グルグルしていた時に
「未来書き換え自分年表作成講座」に出会いました。

その内容は、現在の自分の価値観が
幼少期の両親から与えられた価値観から
作られているというもので、
それをリミッティングビリーフと呼ぶのですが、

自分の幼少期を見つめなおすことで
自分の価値観がどのように生まれ
自分がどのような制限の中で苦しんでいるのか
がわかる講座でした。

どんなに頑張っても自己肯定ができなかった私
自己犠牲を払ってまで私がしなければならないと思い込んでいた私
いつまでも母が思う通りに100点で動かなければならないと思っていた私
自分が幸せだと感じることはしてはいけないと思っていた私

色々な私がそこにはいて
私の行動に制限をかけ
私のための優先順位が一番低くて当たり前だと思い込み
私の気持ちを無視していたことに気づいたんです。

それでも
誰かの役に立っていることが生きがいであり
私自身の喜びよりも、人の喜びを優先すべき自分が好きで
誇らしくもあったんです。

でも、どこかで、私がやりたいことを優先したい
私らしく生きたいと思っていて
どうやったら、それが出来るかがわからずに苦しんでいたんです。

完璧主義者で、徹底的に無駄を嫌っていた母
「一を聞いて十を知る」
「備えあれば憂いなし」
を口癖とし、信条としていた母が

夜、家事も仕事も終わってから寝るまでのわずかな時間に
編み物をしたり、粘土で人形を作ったり
無心になって好きなことをすることで
自分を大切にしていたことや

デザイナーになりたかった母がミシンで
お揃いのワンピースを作ってくれたり
料理教室で習った料理を作ってくれたり
家族皆の笑顔を大切にしていたことを思い出したんです。

母とのお揃いのワンピースを着てお出かけするのは
ワンピースを着ることも嬉しかったけれど
その時の母のとても柔らかく優しい笑顔が大好だった
その時の母の笑顔を思い出すと胸が熱くなりました。

時間をいかに作るか、母は精一杯に工夫し努力し
自分も家族も大事にしながら、精一杯生きていた
自己犠牲を払ってではなく、母がしたかったことをしていた
それに気づくと、母の背中を見て育ったことに感謝の気持ちが生まれました。

母は、私が自己犠牲を払ってまで私に何かを求めることはなく
いつも、私が幸せになるために必要なことを教えてくれていて

「一を聞いて十を知る」
「備えあれば憂いなし」
を信条とすることで、時間を効率的に使い
自分らしく生きる時間を作れると教えてくれていたことに気づけたんです。

自分のしたいことをしていい
自分の喜びや幸せを感じてもいい
と思えたことで、優先順位も変わってきました。

母が大好きだから会いに行く
仕事が好きだから没頭する
それ以上の感情はいらない。

そして、やりたいことをするために
あれもこれも手を出し、中途半端で進むよりも
終わりが決まっている順に1つずつすることで
効率よく、ミスが少なく進めることができるようになりました。

もしも以前の私のように、
優先順位のつけ方がわからずに困っている方へ

あなたがやりたいことは何ですか?
あなたはあなたがしたいことをすればいいんですよ。
しない、という選択もありなんです。

でも、何かをすると決める時にほんの少しだけ、
自分だけが喜ぶことをするよりも
誰かが喜んでいる姿を想像してみてください。
喜びは何倍にもなってかえってきます。

未来書き換え自分年表で、リミッテイングビリーフを整理し
親の思いと自分の気持ちを知り、書き換えることで
今まで抱えていた劣等感やコンプレックスを手放し
自分らしく生きられるようになり、変われたことを伝えたいです。

人はいつでも変われます。
突破口は自分で見つけられるし、扉は自分で開け、前に進めます。
やりたいことは自分が知っていて、見ていないだけです。
優先順位も本当はわかっていて、気づかないだけです。

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