【柔術】強くなる自分がイメージできないのに続けるのは是か非か?

もっと言えば巧くなる自分の姿も全く思い描けません。
これだけ見ると救いようがない話にしか見えませんね。

主な理由は今まで本当に何も考えずに続けていたからです。
それ自体は自分の中では納得いっていた・・・というか体を動かすことが習慣化することが目的だったので、ようやくその段階がクリアできたところです。

昨年末に長年の腰痛が解消されたことにより「そろそろ柔術をやってみてよう」という気になってきたので最近は動画観たり(好きな選手でノーギ限定ですが)ノートを作ってみたり(先生に推奨されたからですが)検索しても出てこない防御方法を考えたり(まだ試していませんが)して年明けから柔術を始めました。ということでようやく柔術歴1ヶ月です。

それによってスパーの仕方が大きく変わってスタイルもですが何より5分間終始集中力が切れなくなりました。
先生にそのことを話したら「今までは・・・?」とショック受けていました(ごめんなさい)
今のところ集中力が持つ相手はかなり限られているので誰とスパーしても集中力を持たせるのが今の課題です。

話をタイトルに戻すと今まで強さというのは憧れの対象であって自分に身に付くものという感覚がありませんでした。
しかしスパーで集中できるようになって強さや巧さが自分には全くないことに愕然としています。
なんの冗談でもなく自分よりも運動神経が悪い人間に出会ったことがないので当たり前といえば当たり前です。
柔術をやったことがない人間とスパーしても負ける自信しかないし自転車に乗ったことがない人にも追い抜かされるシーンしか想像できないくらい運動神経がないです。

同世代の人間の中でも圧倒的に運動ができません。
運動していない人よりも走るのが遅いし臨機応変に対応できないし反射神経もありません。

ただこれは40代の今の話。
40代では世界一運動ができない人間だったとしても現状を維持して80歳、90歳まで生きたら・・・?と考えるようになって「今すぐは無理でも長い目で見たら強さが備わるかも」と思っています。
自分がレベルアップしているわけではなく周囲が下がるのを待っているだけなので、かなり微妙ではありますが・・・

ということで(?)強くなる自分や巧くなる自分が想像できない人も、それを考えているということは柔術に参加できている証拠なので、どんどん深みにはまっていってください。
「そこまでまだ考えられない」という人はこれから柔術始めることができるので、その時を楽しみに待っていてください。

度々書いていますが続けることが正義ではないです。
ただ柔術は心身の健康にいいので、せっかく始めたなら続けるのがオススメです。

とはいえ私はそんなに長生きしたいと思っていないので強い自分に会うのは来世に先送りになりそうです。
とりあえず来世もヒトに生まれてこなくては・・・

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