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第40話アンケート集計

アンケート回答期限の1週間が過ぎた

同期の古瀬の協力もあり

なんとか工場勤務の近い先輩には回答してもらえたものの最終的に集まった数は12

対象者は300人近くいるはずなのに、この程度の回答率ということは、余程この部内報が社員にとって、どうでも良い位置付けなんだろう

やる気がなくなるよりむしろ更に湧いてきた

(つまり俺が好き放題にやっても良いわけやな。会社の金で好きに作れるとか最高やん。自分売りまくったろ)

集まった12のアンケートのうち、4つが松下を筆頭にネガティブな意見

3つが中立〜ポジティブ寄り

5つが具体的な要望も含んだポジティブな意見だった

(月森さんに陽川さんがポジティブにアイデアくれてる以外にも、会ったことない人、しかも子会社の人達がアイデアを出してくれてるの嬉しいなぁ)

今後の内容で希望するものの中に、他社の成功事例や、ビジネストピックス、オススメの本やイベントと言うのが入っており、更には若手や中堅からのメッセージ発信するシリーズなどが入っていた

(メッセージを発信する場っていう同じ考えの人がいることが嬉しいなぁ。こういう人らに声かけて座談会とかしたいな。さて、アンケート結果をまとめて報告するか)

たった12人にの回答だったが集計結果をまとめ、円グラフを並べてそれらしく見せた。

そして、自由記述への回答を一つ一書いてゆく。

もらった提案などには、"今後採用したいと思うのでその際は協力して欲しい"と、基本的にはほぼ全てOK回答。

そしてネガティブな意見には全て丁寧に回答し、今後改善する旨を書いた。

特に松下の意見には下記の通り丁寧に回答をした。

「ご多忙の折、ご回答いただきまして誠にありがとうございました。また、当方の説明不足により、不快な思いをさせてしまいましたこと誠に申し訳ありませんでした。
今回の部内方刷新に置きましては、当然、当初予算の範囲内で行いますので、カラー配信にする場合は、発行回数及び、ページ数を減らすことで調整する予定ですのでご安心ください。
また廃刊のご提案に関しましても、もう役割を終えたので不要とのご意見でしたが、内外の状況は常に変わっており、その変化を捉えながら情報を発信するという意味では、役割を終えるということはないと考えており、またその点、事前に当方から福徳本部長に確認させて頂きましたが、福徳本部長も同じご理解で、廃刊することはあり得ないとご指示頂きました。しかし、現在のように読まれないものとして惰性で続けるのではなく、読まれる工夫をということで、今回皆様にご意見を伺った次第です。
何卒ご理解頂けますと幸いです。」

(さてと、とりあえず一発目はどうするかなぁ。新人か中堅の座談会と福徳さんのインタビューと、後は何か他社の事例入れて、オススメの本なんかを入れとくか。そもそもカラーで何ページ出来るか調べとかんとな)

続く

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