海外旅行中に体調を崩して困っている人へ~クレジットカード付帯保険で病院へ行こう~

こんにちは。
今日は先日の旅行で風邪をひいて病院にかかった話をします。ベトナムのハノイに旅行していた時のことです。ハノイは大気汚染がひどく、マスクに眼鏡で対策をしていたつもりでしたが、初日に鼻とのどをやられてしまいました。

次の日は、ハロン湾クルーズに行きましたが、途中からひどいのどの痛みと発熱でクルーズどころではありませんでした。念のため持っていた頓服を服用し、その場しのぎの対応でくたくたになりながら、夜10時ごろにホテルに帰ってきました。このとき体感では38度を超える熱があり、つい1か月前にコロナに罹った時と同じ症状だったので、「またコロナか、この後まともに旅行できないな」というネガティブな気持ちと「クレカ付帯保険を使って、海外で病院に行けるかも?」という少しポジティブな気持ちが入り混じった感情でした。

クルーズを終え、ホテルに帰ってシャワーを浴びてから、すぐにクレカ付帯保険のヘルプデスクに国際電話で問合せて、海外旅行保険について気になることを質問しました。私としては、診察料等が保険で賄われることは理解していた(対象項目については下部にまとめて記載)ので、その場では、体調不良によりホテルに延泊した場合、その延泊代が支払われるか、という点について重点的に確認しました。回答としては、筆者個人の判断で延泊した場合は無理だが、医師の判断であれば可能、とのことでした。

次の日(3日目)の朝、熱は見事に下がりましたが、念のため病院を受診しました。もしもの時に備えて、ホテルの部屋を確保しておきたかったので、医師にその旨伝えて、Medical Reportに記載してもらいました。これにより一泊分の延泊料が保険により賄われ、帰国便出発までの間、半日長くホテルに滞在できました(通常12時チェックアウトのところ24時まで滞在。半日というプランはないので、丸1日の延泊料が発生。)。

以下に保険が適用される/されない項目についてまとめます。

<保険が適用される項目>

・診察費用
・処方された薬の費用
・ホテルから病院までの交通費
・ホテルの延泊費用(ただし医師の指示がある場合に限る)
・日本帰国後(180日以内)に同様の症状で病院を受診した場合その費用
・医療通訳を頼んだ場合その費用←カードによっては、医療通訳の手配もしてくれる保険会社もある(以前、スペイン・マドリードにて同行者が病院にかかった際、手配してもらったことがあります。ちなみに同行者のカードはSFCゴールドでした。羨ましい…。)

<保険が適用できない項目>
・領収書等を紛失し、支払の証明ができない場合
・ホテルの延泊費用(旅行者個人の判断で延泊した場合)
・海外旅行保険の確認にあたり日本のヘルプデスクに電話した国際電話代

これから海外旅行に行く予定の人や海外旅行中に体調を崩して苦しんで、「でも海外で病院行くと高いからな」と躊躇っている人たちの目に留まればいいなと思い、記事を書いてみました。参考になればうれしいです。どこの保険会社も似たようなものかとは思いますが、あくまでも私が保有しているクレジットカードの場合ですので、ご自身のクレカ付帯保険をご確認いただければと思います。またカードによっては、保険が自動付帯されないケースもありますので、こちらも事前に確認が必要です。

今回は海外旅行中に体調を崩してしまいましたが、幸いすぐに快復し、しかも初めて自分でクレカ付帯保険を利用して海外で病院に行くことができたので、それはそれでいい経験でした。ここまでお読みいただきありがとうございました。


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