2023年楽天イーグルス前半戦総括



・前半戦成績

83試合 39勝 43敗 1引分 勝率.476 (1位と+10.5ゲーム) 4位

・リーグ戦

オリックス 13試合 04勝 09敗 00引分 勝率.308(借金-5)
ホーム   08試合 03勝 05敗 00引分 勝率.375
ビジター  05試合 01勝 04敗 00引分 勝率.200
ソフトバンク 12試合 06勝 06敗 00引分 勝率.500(±0)
ホーム       07試合 05勝 02敗 00引分 勝率.714
ビジター   05試合 01勝 04敗 00引分 勝率.200
西武    12試合 04勝 07敗 01引分 勝率.364(借金-3)
ホーム    06試合 01勝 05敗 00引分 勝率.167
ビジター 06試合 03勝 02敗 01引分 勝率.600 
ロッテ  13試合 06勝 07敗 00引分 勝率.462(借金-1)
ホーム  05試合 02勝 03敗00引分勝率.400
ビジター 08試合 04勝 04敗00引分勝率.500
日本ハム 15試合 10勝 05敗 00引分 勝率.667(貯金+5)
ホーム  06試合 04勝 02敗 00引分 勝率.667
ビジター 09試合 06勝 03敗 00引分 勝率.667

合計 65試合 30勝 34敗 01引分 勝率.468
ホーム  32試合 15勝 17敗 00引分 勝率.469
ビジター 33試合 15勝 17敗 01引分 勝率.469

・交流戦

ヤクルト(ビジター) 03試合 00勝 03敗 00引分 勝率.000
DeNA(ホーム) 03試合 01勝 02敗 00引分 勝率.333
阪神(ホーム) 03試合 02勝 01敗 00引分 勝率.667
巨人(ビジター) 03試合 02勝 01敗 00引分 勝率.667
広島(ビジター)03試合 02勝 01敗 00引分 勝率.667
中日(ホーム) 03試合 02勝 01敗 00引分 勝率.667

合計 18試合 09勝 09敗 00引分 勝率.500 (6位)
ホーム  09試合 04勝 05敗 00引分 勝率.444
ビジター 09試合 05勝 04敗 00引分 勝率.555

・前半戦を終えて

・ぶっ壊れた投手陣

昨年から先発投手陣の不安を抱えていた楽天
前半戦の防御率TOP10に誰もランクインしないという有様
チーム最多勝(5勝)の田中将大もリーグで見ると同率12位
田中将大はチーム最多勝であり最多敗でもある(5敗)ちなみに早川も
10試合以上投げてQSを50%以上で達成しているのは
則本61.5%(8/13)
田中将大50.0%(7/14)
早川72.7%(8/11)
この三人だけであるとこから先発の危うさがうかがい知れる

・自慢の中継ぎ陣も崩壊

それでも去年は中継ぎ陣は勝ちパターンを確立していたもののそれも壊れる
昨年中継ぎエースだった西口(勝率1.000)は4月までに3敗
落とせない試合で失点し試合を壊すことを繰り返し二軍へ
二軍でも防御率10.38と去年の輝きはどこへ?
同じく去年育成から支配下登録され新人22試合無失点記録をした宮森
こちらも西口と同じく成績を残せず防御率7.07で二軍へ
二軍では2.70とある程度数字を残せてきているのが希望の光
安楽、宋はプチ炎上したと思ったらそこそこ好投したり波が激しい
酒居は最初が良すぎて現在ちょっとプチ炎上
鈴木翔や渡辺、内が若く潰れないでほしいところ

・絶対的抑えの松井

唯一の安定した成績を残す投手松井祐樹
防御率0.55 1勝 2敗 23Sは流石の一言
しかしながら味方のエラーで自責点は2なのに失点6と時々劇場に

・打てない打撃陣

シーズン始まる前はそんなに心配されていなかった打撃陣
しかしシーズンが始まってみると島内、浅村の大不振
ローテの一角を担える涌井を出してトレードで獲得した阿部も不振
開幕戦では打ったフランコもその後は…
シーズン当初は走攻守で活躍した山崎も不振
そこそこ成績残しても何故か翌日にはスタメン落ちの伊藤
と訳の分からない打線

・それよりもヤバイバッテリー間のエラー

暴投40 捕逸03と笑えない数字を叩き出してる楽天
特にランナーを一塁に置いてから暴投し、ランナーを進めてしまい
そこから失点につながる場面をよく見かける
マジでここをどうにかしないとヤバい

・ポジティブ視点

・コーチを変えたら急に変わった

5月26日に一軍打撃コーチの雄平コーチを二軍に
二軍打撃コーチの今江を一軍に入れ替え
すると
3,4月 23試合 打率.205 21本 64打点
5月    23試合 打率.216 18本 64打点←この終わり頃にコーチ入れ替え
6月 23試合 打率.249 14本 73打点
7月 14試合 打率.303 16本 73打点
打線改善しすぎ
実際浅村、小深田、辰己、岡島、伊藤、フランコ等一気に調子をもどした選手が出てくる
19日には一軍と二軍の投手コーチを入れ替えるテコ入れを
3,4月 23試合 防御率3.55 09勝 14敗 5S
5月 23試合 防御率2.83 09勝 13敗 4S
6月 23試合 防御率4.22 10勝 13敗 8S
7月 14試合 防御率3.70 11勝 03敗 7S←ここで入れ替え
これももしかしたら改善されるのかも…
特に中継ぎの起用がやばいのでそこがどうなるか

・新戦力の台頭

・小郷
2020年に58試合で.295の成績を残すなどポテンシャルはある選手であったもののここ二年は燻る
それが交流戦あたりからレギュラー定着
規定にはまだ至ってないものの.279 5本 27打点と好調
唯一の不安点は外野で失策5を残しているとこか
・伊藤
昨年DeNAからトレードで加入も成績を残せず
今年は練習試合から結果を残す
右打者、内野手、練習試合から結果を出すという妙な既視感
しかしシーズンに入ってみれば今までの既視感とは違う活躍
主に一、三塁を守るものの内野をどこでも守らされることも
何故か打撃好調の次の日にスタメン落ちされることも…←これ謎
・村林
今まで守備固め等の要因であった選手
しかし今季打撃が開花
右打者、一番、ショートと今まで一番の穴だった部分をカバー
未だ本塁打はないものの.333 00本 11打点 07盗塁は立派
ずっとショートの座を受け渡さなかった山崎を押しのけるのは凄い

・今後気になること

・ギッテンスの今後
去年初出場の試合で怪我をしてほぼ一年なにもしなかったギッテンス
何故か成績を多少残したマルモレホスと違い2年目の契約も勝ち取る
しかし今年も開幕直前にコンディション不良を起こし二軍
そして一軍昇格が見えてきたときにまた怪我
正直今何してるの?
・支配下に誰が登録されるか
投手では清宮、フレッシュオールスターにも選ばれた辰見、外国人枠にゆとりがあるのでウレーニャなんかが考えられそうだがどうなる?

・後半戦に向けて

・下位チームに弱い

交流戦でヤクルトに3タテされたり
リーグ戦でも西武に対してボロボロ
現在の貯金のもとは日ハムのみと満遍なく弱い
とにもかくにも現在の位置から上に行くには下位チーム
特に西武には負けられない
オリックスの次に負けが込んでるってマジ?
なんか相性でもあるのだろうか

・謎バントやめて

バントが75と12球団で一番多いチーム楽天
しかしなんでこの打者でバント?が多い
無死ランナー一塁で今日の試合で長打を出してるバッターにバント
その後が8,9番なのに代打も使わず8,9番には普通に打席に立たせる
こんな例がよく見かける
マジで一点とるためならスクイズとかも考えるような感じにしてくれ
無駄にアウトを献上させるな!


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