松下幸之助

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記事

松下幸之助と『経営の技法』#136

6/30 経営意識を働かせる

~仕事の上に必ず経営意識を働かせること。いかなる仕事も一つの経営である。~

 諸君の真摯なる努力により年一年、伸展を見つつあることはまことに喜ばしい次第であるが、さて翻って考える時、自分の責務はこれに伴うて加重するのである。すなわち諸君の努力を生かすも殺すも、自分の指導よろしきを得るか否かによって決せられるのであるから、深甚の考慮をはらわなければならないことを痛感

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松下幸之助と『経営の技法』#135

6/29 勝ち方

~勝負では、勝ち方、負け方が問題となる。いかに正しい方法で成果を上げるか。~

 いかに強い力士でも、その勝ち方が正々堂々としていなかったら、ファンは失望するし、人気も去る。つまり、勝負であるからには勝たなければならないが、どんな汚いやり方でも勝ちさえすればいいんだということでは、本当の勝負とはいえないし、立派な力士ともいえない。勝負というものには、勝ち負けのほかに、勝ち方、負

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松下幸之助と『経営の技法』#134

6/28 経営者は経世家たれ

~先見性をもち、社員に希望と理想を訴え、実現していくことが、経営者には求められる。~

 未来学者といわれる経世家とは立場が違います。未来学者は過去なり現在なりを分析して、それによって将来はこうなるだろうという予測をします。しかし経世家というものは、人間の幸福のために将来はこういう世の中をつくろうということを考えます。そこに経世家の未来学と学者の未来学の違いがありま

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松下幸之助と『経営の技法』#133

6/27 需要見込みと供給の義務

~今年の消費は全体でいくらか。自分はいくら供給する義務があるか。~

 私は需要の見込みを立てるのに、こういうことを標準にしてやっている。要するに人間の嗜好性、また経験性が加わることによって、消費の面は進歩するわけであるから、貧乏、金持ちということを超越して、消費の面は贅沢化するというか、進歩する。第一に、そういうことがどの程度伸びるかということを考える。もう一

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松下幸之助と『経営の技法』#132

6/26 客の後ろ姿に手を合わす心がけ

~親切で、うまくて、早くて、客を大事にする店に、人は寄りつく。~

 うどんの値段は同じであっても、客を大事にしてくれる店、真心こもった親切な店には、人は自然に寄りついてゆく。その反対に、客をぞんざいにし、礼儀もなければ作法もない、そんな店には、人の足は自然と遠ざかる。
 客が食べ終わって出ていく後ろ姿に、心底、ありがたく手を合わせて拝むような心持ち、そん

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松下幸之助と『経営の技法』#131

6/25 発意と実行と反省と

~朝に発意、昼は実行、夕べに反省。こういう日々をくり返したい。~

 結局、商売には、次のような基本姿勢が大切だと思いました。
 つまり、仏教徒の方々の生活態度は、朝に礼拝、夕べに感謝と言いますが、我々日々仕事に携わる者も、朝に発意、昼は実行、そして夕べに反省、こういう日々をくり返したいということです。同様に、毎月、毎年の初めに発意、終わりは反省。そして5年たったら

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励みになります!
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松下幸之助と『経営の技法』#130

6/24 有害な競争

~資本の力のみに頼る、競争のための競争が、社会にプラスを与えない反社会的行動である。~

 競争は、資本の力ではなく、事業そのものによる競争であるべきだ。同じ種類の商品の競争は、その質と値段においてなされるのだが、コスト安が下心のある赤字、出血サービスでなく、工夫発明によってもたらされたものだとすれば、これは広く社会にとって一つの進歩だともいえる。カゴが汽車になり、汽車が飛

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スキ、ありがとうございます!
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松下幸之助と『経営の技法』#129

6/23 言うべきを言う
~私的な人情でなすべきことを怠ることなく、信念をもって言うべきを言い叱るべきをを叱る。~
 人を使って仕事をしていれば、時には叱ったり、注意したりしなくてはならないこともある。そういうことは、人情としては、されるほうもいやだけれども、するほうだってあまり気持ちのいいものではない。だからついつい面倒だとか、いやなことはしないでおこうということになりかねない。しかし、企業は社

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頑張ります!
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松下幸之助と『経営の技法』#128

6/22 商品はお金と同じ
~商品は金を生むもとになるという思いで、その管理にいつも細かい心配りをしたい。~
 人間というものは妙なもので、ここに仮に千円札があるとしますと、これは決して粗雑に扱いません。金はやっぱりサイフにキチンとしまうか、タンスに入れるか、金庫に入れるか、ともかくほったらかしにはしません。命の次に大事なもののように扱います。
 ところがこれが商品となると、何となく粗雑になってく

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やったー!
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松下幸之助と『経営の技法』#127

6/21 寝ても覚めても

~お得意先と仕入先が絶えず気になるか。身を入れた商売ができているか。~

 商売や儲けを論ずるということは、実は国家社会を論ずるのと同じことなのです。つまり商売というものは、本当は非常に格調の高いもので、だからお互いに自信と誇りをもって、もっと格調高い商売をしなければならないと思います。
 こういう思いで商売を大事にし、商売に身を入れていると、自然とお得意先と仕入先のこ

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