俳句横浜俳句

鉄くずに奪われていく仕事を見てどこ吹く風と胡座を組んだ

ドーナツの穴から世界を覗く的なありふれた歌詞をせせら笑う人

ただ独り車は世界から私を隔絶できるシェルターである

愚かだなああ愚かだな我が人生

満腹な腹を摩って充電中のスマホとお菓子の袋眺める

水筒に残る一口には少し足らない水をちらり眺めた

一つだけ遠くに落ちた小銭をみて「仲間はずれだ」と強く思った

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