はたらく人の 目の強化書(読書ログ)
在宅勤務が続き、外出する機会も少なくなってきています。それにより、今まで以上に目が疲れたり、一時的に視力が低下することが増えてきました。
これ以上の悪化を防ぎたいと思い、本書を手に取った次第です。
パソコンやスマホなど、現代人は目を酷使する日々を過ごしています。そして、目が疲れてしまうと、脳への情報伝達力も低下します。そうすると、脳のパフォーマンスまで低下してしまうのです…!
本書は、疲れに負けない目と脳をつくり、日常のパフォーマンスをあげることをゴールとしています。その中から今日は、目に関する興味深い事実を3つ紹介したいと思います。
全ての脳トレは、目トレである!?
冒頭でも触れましたが、目と脳は密接なつながりを持っています。目から入った光の情報は、電気信号に変換されて脳に伝わります。そして、脳内にて"像"として再現されるのです。すなわち、"見る"という行為は『目と脳の共同作業』なのです。
目と脳の共同作業として考えると、「脳トレは全て目トレ」と考えることができるのです。世の中にあふれる"脳トレ"といわれるものは、どれも「目で見た情報を、どれだけ早く脳に伝えて、処理できるか」をトレーニングするものになっているのです(目に比重をおいているものから、脳に比重をおいているものまで、様々ですが)。
目のトレーニングを行い、目の持つ本来の能力を発揮することができるようになれば、脳の持つ本来の能力を、より引き出すことができるかもしれません…!
「目が疲れる」とは、どういう現象!?
目が疲れた状態、これは一種の血流障害で「凝り」を伴うものです。簡単に言うと、肩こりなどと同様の現象です。目の場合は、ピント調整を司る"毛様体筋"や、眼球を動かしている"外眼筋"が凝ることで、「目が疲れた」と感じるのです。
四肢の凝りと同様に、同じ状態を維持したり、緊張した状態が続くと、柔軟性が失われて凝りが悪化します。パソコン作業で1点を見つめ続けたり、スマホを目に近づけて見たりと、今の生活は目の筋肉が凝るような要素ばかりです。この凝りがひどくなることでピント調節機能が低下し、視力低下につながるのです。
そして、肩こりなどと同様に、目の筋肉をほぐしてあげることで、この疲れを解消することができるのです。
目の凝り解消で、視力も回復!?
目の凝りを解消すれば、目の本来のパフォーマンスを発揮することができるようになります。そのためには、目の筋肉をほぐすストレッチに挑戦してみましょう。
本書では、目の筋肉をほぐすためのストレッチが多く紹介されています。いずれも、場所を選ばずに簡単に取り組めるものばかり。その詳細は、是非本書を読んでみてください。
そして、『視力は一度低下したら直らない』と思っていませんか?(私は、そのように思っていました)。しかし、目の視力低下は筋肉の凝りが原因。その筋肉をほぐすことで、視力回復が期待できるのです。もちろん、期待できる回復の度合いは年齢や症状により異なりますが、本書では回復した事例なども紹介されていました。
最後に
視覚による情報は、生きていくうえで非常に重要なもの。それを知覚するための器官が『目』です。その仕組みをきちんと把握し、メンテナンスしてあげることで、パフォーマンスを維持できるように心掛けていきたいですね。
もっと知りたい!って思った方は、ぜひ本書を手に取ってみてくださいね!
※kindle Unlimitedでも読めます。
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