マモル1

〜前回までのあらすじ〜
マッチングアプリで知り合った女性が詐欺写メなんて通り越して実はシマウマだった事に憤慨するマモルはメスティンで炊いた米を違法駐車していたベンツのマフラーにねじ込んでしまう。爆発するベンツをよそに加工アプリをこの世から消し去る為にシマウマに跨りドラゴンボール探しへと旅立つ。時を同じくして西の都では蒲鉾の板産業の発展からampm以外全てが蒲鉾の板工場になってしまう。歩留まり率の低い工場の乱立から倒産が相次ぎ跡地が全てampmになり『今は昼なの夜なの?』がちょっとした流行語となる。マモルとの死闘から傷が癒えたばかりの春風亭女汁は六畳の畳を財布に入れてアメリカへと旅立ったがフローリングに魅せられて『女は海』としか喋れなくなってしまう。土屋と名乗る男から出会い系サイトのアカウントと引き換えに手に入れたスワンボートでエーゲ海を目指す。マモルと行動を別にしていた優香は絶滅危惧種に指定されているドレッドヘアーの露天商から渡された黒田官兵衛埋蔵金という存在しない財宝の地図を頼りに池袋に辿り着いたが歯が2本しかないおじさんにampmの踏み絵を踏めと絡まれる。セブンイレブン派の優香は断るや否や奇怪な術で腕を4本にされてしまう。『天津飯の四妖拳がデフォルトになっちまっただ!』動揺し口調がチチになってしまった優香は鶴仙流の師範となってしまうのか…?

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