初心者目線のオープンマイクの比較
関東もようやく気温が落ち着いてきて、よし、出かけようかなという気持ちが出てくる季節ですね。
先日は「あだち食と音楽の祭典 2024」という千住大橋のイベントに行ってきました。建設中のタワーマンションの近くにある、さくら公園で開催されたのですが、ラトビア料理のキッチンカーなど珍しいものにも出会いました。
こちらのイベントなんですが、とにかくバックドロップシンデレラが家族みんな大好きで、出演が決まった時点からずっと楽しみにしていました。
当日はダイブこそなかったものの(ボーカルを除く)、モッシュ、サークルありのバックドロップシンデレラらしいライブ……!
我が家は9歳の娘も一緒なので、比較的安全そうな場所から見ていました。
果たして来年度も開催できるのかわかりませんが、いずれにしても一来場者としてはとても楽しいイベントでした。
話は変わりまして、今日は子どものギターのオープンマイクの話で、経験を通して徐々にまとまってきた感があるので、書いていきたいと思います。
以前の記事でギターの初心者が、演奏を人前ですることのハードルの高さについて書いたことがありますが、いくつかチャレンジしてみたので、それぞれの比較、感想などをつらつらと書いていきたいと思います。
「子どもや初心者の場合」という前提なので、それに該当しない方にはあまり参考になる情報はないかなと思います。
※一応、オープンマイクについて補足をしておきますね。
なお、今回ご紹介するオープンマイクの種類としては、
イベントの一環で開催されるもの(スポット)
店舗で開催されるもの(定期開催)
行政主導型(定期開催)
の三本立てでいきたいと思います。
①イベントの一環で開催されるもの(スポット)
こちらなんですが、以前に書いた錦糸町のイベントがそれに該当します。
基本的には珍しい形かなと思います。何か音楽系のイベントが開催される際に、そのプログラムの一環として「オープンマイク」の場所、時間が提供されるパターンです。
参加費用は1名当たり数千円程度で、イベントというスポットでの開催になりますから、参加者の属性(年齢や楽器歴)はそのイベントによってまちまちかと思います。
ですから、一概に初心者、子どもでも参加しやすいと言い切ることはできないのですが、参加者全員が「初めまして」状態であることを考えると、逆にチャレンジしやすいかもしれません。
難点としては、やはりイベントを見つけること自体の難しさでしょうか。私も定期的に検索していますが、なかなかありません。あとはアンプ持参というところも多いかも。
②店舗で定期的に開催されるもの(定期開催)
オープンマイクの区分の中では、これが一番スタンダードかなと思います。音楽好きの集まるバー、ライブハウス、レストランなど、店舗側が主催者となり、開催されるオープンマイクです。月に数回、決まった曜日など、ある程度、時間が決まっていることが多いです。
参加者の属性は店舗に紐づくので、何とも言えませんが、基本的に30~60代の男性が多い気がします。ある程度、そこの場でコミュニティが成立していて、一定の常連さんが参加しているイメージです。
参加費用は1名1,000~2,000円+2オーダーなど。
店舗ごとにそれぞれ特徴がありまして、電子ドラム、ギターアンプ、ベースアンプ等の設備が整っている場合もありますし、一方、アコースティック限定の場合もあります。
初心者の参入するハードルはどうかと言うと、やや高めに感じました。事前に観覧だけでもOKのところなら、一度、雰囲気だけでも感じに行ってみてからがいいかもしれません。
夜に開催されていることが多いのですが、子どもが行くなら昼開催のお店を探すのがおすすめです。
③行政主導型(定期開催)
これも地味に珍しいかもしれません。行政のつくったハコモノの賑わい創出のために、運営はNPOなどに委託しつつ、オープンマイクを定期開催しているパターンです。特徴的なのは、参加費用が格安or無料ということでしょうか。
3つの中では、参加者の属性が一番ばらばらで、年齢層、性別も様々なら楽器も多様です。金管楽器、木管楽器の方もいれば、もちろん、娘のようなエレキギターの人もいます。年齢は小学生もいれば、ご年配の方もいますし、男女問わずという感じでしょうか。
初心者や子どもの参加者側としてのハードルは一番低いかなと思いますし、
メリットとして、基本的には観覧者にお金がかからないので、お友達や祖父母を呼びやすいという点があります。
これ、子どもがオープンマイクに出る上では結構大事なんじゃないかな。
探し方なんですが、お住いの自治体で取り組みがあっても、「自治体名+オープンマイク」等ではネットの検索結果に出てこなかったりするので、意外と自治体のフリーペーパーで情報を知ることもあります。
3つのオープンマイクの種類でそれぞれ紹介しましたが、初心者としては、まず行政主導型のもので探すと、金銭的にも心のハードル的にも楽なのではないでしょうか。
ただ、店舗開催のものは、居場所づくり・仲間づくりという意味ではとても良さそうだなと思ったので、楽器を始めたからにはコミュニティを広げたいという人に向いていそうです。
それではまた。
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