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変化していくOf Monsters and Men

6月9日はロックの日ということで。

2019年のフジロックではHanggaiのファンになったけど、2015年はOf Monsters and Menのファンになりました。

2015年からファンとかおっせーよ!と思われてもしょうがないくらい、すでに世界的に有名なバンドなので説明とか要らないと思うけど一応説明。

Of Monsters and Menはアイスランド出身の5人組バンド。男女のツインボーカル。

アイスランドといえば他にはBjork、Sigur Ros、múm、Ólafur Arnaldsなどが有名所かな。なんか、これらアーティストのやってる音楽が、ジャンルとか関係なしに「なんとなくアイスランドっぽい」と思わせるんだよね、ふしぎ。


さて2015年のフジロック。行ってないけど、出演バンドを適当にチェックして聴いてたら、このバンドの「Crystals」という曲が気になって、収録アルバムである2nd『Beneath The Skin』を聴いてみたら一発でハマったという。


元々デビュー時にやってた音楽はいわゆるフォーク・ロックで、おとぎ話のような、北欧神話をモチーフにしたような感じ…?相変わらず自分は説明が下手だなと思いながら書いてるんだけど、2011年にリリースされた1stアルバムは以下の感じでした。


ところが2015年にリリースされた2ndアルバムの中身はかなり1stと変わっていて地味で、重厚でシリアスな空気がアルバム全体を覆っていた。

自分はそれがとても好みだった。たぶん圧倒的に1stのほうが好きな人が多いんだろうけど。「どうしたどうしたOf Monsters and Men」と思われてそうなほど、暗くて重いけど車でドライブ中に何度もリピートして聴いたなあ。


で、待ちに待った3rdアルバムが2019年にリリースされ、今度は自分が「どうしたどうした」となってしまった。

1st, 2ndとも違う、どこかアメリカ市場を狙ったかのようなメジャーシーンど真ん中なやつを出してきたなといった印象を持った。音はキラキラしててパワフルで、初期のような素朴なフォーク・ロックバンドのイメージは無くなっていた。


こんな感じのアルバムをこのバンドが作る必要あるのかな、持ち味を失ってないかと最初は思ったけど、バンド側としてはファンが離れるリスクもあるけど過去と同じことはしたくないとのこと。

2ndアルバムのツアーでの衣装はほぼ黒で統一されていたけど、今作のステージではカラフルで派手な衣装をまとっていることからもその意志は受け取れる。


でも好きなバンドなので、繰り返し聴いているうちに好きになったけどね。最新が1番カッコいい。ハスキーボイスなナンナとラグナルのボーカルがあれば良いのだ。ツアーの来日公演がコローナの影響で中止になったのは残念だね。

次はどういう方向に行くのか楽しみなバンドのうちの一つです。

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