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35歳の童貞とセクキャバに行く事になった話。その2

気がつくと梅雨シーズン到来。15万です。
4月から仕事の大きな案件でバタバタな毎日を送っておりましたが、ようやく童貞セクキャバ編の続きを公開する時がやってきました。

さて、前回は35歳の童貞行きつけ、池袋のセクキャバに入店したはいい物の、お店のシステムを知らず席が別れてしまい…この後、一体どうなってしまうのか!?という世代ならばTOKIOのメンバーが浮かんできそうなところまでを記事にしました。

前回からの続編になりますので、その1を読んでいない方はぜひご一読くださいね!それではレリゴー!


▼待つこと60分

19:04
席に案内され力なくへたり込む。なぜこうなってしまったのか。
スマホを見るとしんちゃん(童貞)からすぐに連絡が入っていました。

仕切りについて聞くの忘れてたー」
「とりあえず説明としては、隣で見られることを嫌がるから、と、、」
(原文まま)

出典:童貞からのLINE

なるほど。童貞を通して社会勉強をするとは思ってもみなかった。

「絶対見られる場所いきましょ、、」
「終わったらでも次回でも」

出典:アグレッシブ童貞からのLINE

アグレッシブ童貞に進化したしんちゃんを止めるすべはない。絶対に、絶対に見届けるからな…君におっぱいの触り方を!!

しんちゃんへの誓いを胸に刻んでいると、「延長で!」カーテンを隔てた隣の席から力強い一言が聞こえてきました。延長、すな!!!!

それから隣人男と女性のイチャイチャした会話を聞きながらひたすら待つ。しんちゃんとLINEをしながら、お世辞にも美味しいとは言えないサービスのハイボールを飲み続ける。

19:35
「シル・ヴ・プレジデント」が流れる店内。
しんちゃんから届くLINE。

大統領になったらね

出典:意外と流行りの曲に詳しい童貞からのLINE

そして、19:40
ついにその時がやってきた。

15万のLINEのデータが消えてしまったのでしんちゃんからスクショをもらいました。
緑枠→しんちゃん 黒枠→15万 です

「使命ならたすま?」の意味はよくわからない。
ただ「きた」「きた」この連投がこれから始まるであろう戦いの臨場感を感じさせる。

律儀に女性にもお店のシステムを聞いてくれるしんちゃん。本当に律儀ないいやつなんです。からの、しんちゃん!お楽しみモード突入!!

しかしまだ私の席には女性がきません。これは先に店を出て待っているのもありかな。ぼんやりと考えていると、それは唐突でした。隣の延長男が席を立ったんです。

▼聞こえてきたのは

  • 19:45
    隣の席の延長男がついに席を立ちました。他の客が帰ったということは自分のところに女性がやってくる。いや、それよりもしんちゃんの会話を聞ける絶好のチャンスが訪れたということに他なりません。
    席の並びはそれぞれの間にカーテンを挟み、しんちゃん→延長男→15万という布陣。つまり、延長男が帰った今、私としんちゃんを隔てるものはたったのカーテン2枚のみ!

    (これならいける…)

    この好機、絶対に逃すわけにはいかない。カーテン側に座り直し、店員さんに怪しがられない程度に耳を澄ますと遠くから聞こえてくる男女の会話。

    「15万で…企画を……自分が…」
    途切れ途切れではあるものの、間違いなく聞こえてくるこの声は、しんちゃん!!

    「そうなんですね……はい……何で……」
    女性の声も聞こえてきます。どうやらこの15万企画について説明をしているようで、思ったよりも会話が弾んでいる!しんちゃん、中々やるじゃん!!

    (さて、ここからどんな展開を魅せてくれんだ?)

    期待を胸にさらに耳をそばだてていると…

……はらって…やみをはらって!夜のとばーりがおりたらあぁいずだ!

!?!?

急にBGMの音が大きくなり、2人の会話がかき消される。
…コレカラッテトキニ……!?

無念にもなぜかこのタイミングで大きくなるBGM。

(クレーム。クレームですよ。いいところだったのに、BGM下げてくだいよ店員さん)

怒りの表情で顔を上げると、カーテンの狭い隙間から奥にいる店員と目があいました。

なるほど、これは盗み聞きをしていることを察知した店員さんからの無言の圧力。黒服BOYの領域展開ってことですね。
大変申し訳ありませんでした。

▼女性、来たる

20:00
さらに待つこと10分程。ついに私15万の席にも女性がやってきました。しかし、童貞と席が離れてしまった今の自分にできることはありません。

体験入店中という20代前半の学生。
15万でおもしろいことをする企画のこと、35歳童貞のしんちゃんの話で盛り上がり、しんちゃんからはドリンクは出さなくて良い(飲んでいいか聞かれない)と聞いていたはずが、気がついたら1杯1000円の烏龍茶で乾杯。楽しくお話しをした40分でした。(コアラさん余計な1000円申し訳ありません!!)

「お客様お時間です」

女性にお礼を言って、店をあとにしながら思ったんです。

(あれ、普通に楽しんで終わっただけじゃね…)

初心忘れるべからず

出典:花鏡(世阿弥)

「15万さん!」
5分後、先に店を出ていたしんちゃんとドンキ前で合流しました。
約1時間半ぶりに再会したしんちゃんは、店に入る前のテンションの高さからは少し落ち着いてしまった様子で。今日は終わりかな、また次回予定を立てようかと提案しようとした時でした。

「どうします?」

落ち着いたテンションとは裏腹に、しんちゃんの目に灯る熱い炎。

(コイツ、ヤルキダ)

このやる気を見せられたらGO以外の選択肢はありません。

「二軒目…行きますか!」

そして35歳童貞と私15万は歌舞伎町を目指し、池袋ををあとにするのであった。

▼次回予告とお詫び

ということで今回は以上です!しんちゃんがおっぱいを触るところまでは書ききれず、大変申し訳ありません。

しかし明日!!
続きを公開しますのでぜひお楽しみに。

次回、35歳の童貞とセクキャバに行く事になった話。その3

しんちゃんついについにおっぱいを触る!お楽しみに!!

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