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atreus62ビルドログ

こんにちは
先日、自作キーボードショップのTALP Keyboardさんの抽選キャンペーンで当選し、atreus62の基板をいただきました!


届いた基板は意外とコンパクト

atreus62は基板データやプレート用のアクリルデータがGitHubに公開されております↓

海外のデータベースサイトでatreus62用の3Dケースデータが公開されていたので、試しにホワイトカラーの8111X - Photosensitive Resinを指定して、JLCPCBさんでケースを作ってもらいました。

到着開封時の御写真

JLCPCBさんは基板や3Dプリントの発注方法がわかりやすく、発注前のレビュー画面が見やすいのでいつも利用させていただいております↓

ネットで調べたところ色々な人が様々な方法でatreus62をビルドしていて、とても自由なキーボードだと思いました。
作る前に自分なりの完成目標を決めていきました。
1.USBはType-Cコネクタにしたい
2.パームレスト無くても打ちやすく、持ち運びが楽に出来るように全体的に高さを抑えたい
3.キースイッチはソケット化したい
4.ネジレスでキーボードとして使えるようにしてみたい
などなど…

完成イメージが湧くようにしばらく部品を
あてがっていじってました…

以前購入していた秋月電子さんのUSB Type-C DIP化基板がUSB取付位置にピッタリハマるサイズ!
堕落猫さんのGPK60シリーズキーボードを作製した時に配線方法を学んだので応用させていただきました↓
https://kbdbuild.vercel.app/blog/gpk60_buildguide

Type-C⇔Type-Cケーブルが使用出来るように
CC1とCC2それぞれに5.1kΩ抵抗をハンダして
GNDに接地します
取付位置の窪みにピッタリ
ケース内側にProMicro本体が埋め込めるように
本体をあてながら採寸してケースを削っていきます
USBコネクタが差さる部分が一番厚みがあり、
5mm程削りました
彫刻刀で1時間程削りまくりました
意外とうまく収まりました
ProMicroをハンダする前にファームを
入れておきます
基板とProMicroの位置を確認してから
ハンダしました
ダイオード→リセットボタン→ProMicroの
順番でハンダして
ソケット化したキースイッチを差し込みました
今回、ゴム足の代わりに差し込み式の
戸当りゴムを利用しました
少し可動するので机に歪みがあっても
ガタツキにくいかも
キースイッチは夏休みに丹精込めてルブ&フィルムしたOA Switch、キーキャップはTALPさんで購入したChosfox Voyager PBT Doubleshot キーキャップ
を取付けてブルー&ホワイトにしてみました
完成!
ネジレスで組立てられました
USBコネクタはジャストな位置に固定出来ました
ファーム変更時にリセットボタンを押すと
ProMicroのLED光が赤く拡がります
8111Xの素材で他のキーボードケースを作って
LEDを光らせても面白いかも
全体的に高さを低く出来ました
ゴム足の隙間を除く本体部は、ほぼキースイッチとキーキャップを合わせたくらいの高さです
薄いクッションケースにも楽々入ります
会社に持ち込んで使っております
アルフォートと同じ配色🍫

今回atreus62をビルドする機会をくださったTALP Keyboardさん、ありがとうございました!
試行錯誤しながら自分なりの方法で完成出来たのでとても勉強になりました⛏✨
使った部品は…
◯atreus62基板
◯3Dプリントケース
◯ProMicro
◯USB Micro-Bコネクタ
◯リード線
◯1/4W 5.1kΩ抵抗
◯USB Type-C DIP化基板
◯ダイオード
◯リセットスイッチ
◯キースイッチソケット化端子
◯キースイッチ
◯キーキャップ
◯差し込み式戸当りゴム
以上です。

atreus62は入力する時に自然と肩が広がるデザイン。
横方向の運動量が少ないので長時間の入力に向いてるかも。
62キーあるとほぼレイヤー切り替えなくても入力出来るので、これから自作キーボードを始めたい人にもオススメ出来ます!

以上、atreus62のビルドログでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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