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仕上げ(バルバトスルプスレクス 製作記20※最終回)

とうとう20回目となる製作記も、これで最終回です。
完成はもう目と鼻の先です。

今週はタイトル通り「仕上げ編」です。




ごまかしたくないけどごまかす

さて、最近製作記を再開してから、全く手をつけていないパートがあります。

それはツインアイ(目)の処理です。

おととし11月、「ツインアイは電飾しよう!」と、張り切ってチップLEDを秋葉原で調達し、苦戦しながらもハンダづけを行い、電源外付けの状態でしたがLEDを仕込むことに成功。あとは電源とスイッチと配線の配慮を何とかすればイケる状況まで辿り着きましたが、結局作業を今の今まで引きずり、気づけばそんなことをできる時間がなくなってしまいました。

これは完全に、僕のスケジューリングの甘さによるものです。猛反省…
楽しみにされた読者様には大変申し訳ないのですが、
ツインアイはラピーテープでお手軽フィニッシュさせていただきます。
またいつか、電飾にはリベンジしたいと思います。その時まで。


…というわけで、ちょうど良い大きさにカットしたラピーテープをツインアイのパーツ(現物)に貼ってみます。

十分光を拾えてますね。

顔正面のパーツに取り付けてみました(↓)。

立体感こそありませんが、The ツインアイという仕上がりになりました。

ちなみに、このラピーテープはだいぶ前に友達からひと切れ借りたものなので、僕の手元にはグリーンとシルバーしか持ち合わせていませんでした。
本当は赤とかがよかったのですが、やむなくグリーンを使っております。

組み上げるとこんな感じ(↓)

※肉眼ではもっと明るく反射しています。




トップコート前準備

最後の仕上げであるトップコートを迎えるにあたり、用意しておくべき作業があります。

まずはマスキング
元々の塗面のつやを残しておきたい箇所は、つや消しになると具合が悪いのでマスキングテープで保護しておく必要があります。

メイスの黒鉄色は、独特の鈍い光り方を残しておきたかったので、マスキング。
複雑な形状のマスキングは面倒ですが、爪を境目に押し当ててテープを密着させ、その上でデザインナイフでカットすることで、効率よく貼り付けられました。親指の爪に感謝。

メイスの他に、バックパックの一部にもマスキングを施しました。


続いて、小物たちを一気に塗装できるように、
粘着面を上にしたガムテープが貼ってある段ボール板を作り、パーツをペタペタ貼っていきます。

ここでの注意点は、決してデカールの貼ってある面をテープにくっつけないこと。その時点でデカールが剥がれてしまい、二度と戻ってこないでしょう。(粘着面からのデカールの救出は困難であるため)

僕は、デカールを2枚失ってからこれに気付いたのですが、やる際には十分お気をつけください。



つや消しトップコート

いよいよトップコート。
使ったのはクレオスの「水性プレミアムトップコート」です。

エアブラシよりもはるかに時短できるので、今回はスプレーを使いました。

今週は雨の日が多かったですが、雨空の隙を見て作業をしました。
一応水性なので、ラッカーほど白かぶりを気にする必要はないのですが、念のため湿度の高くない日を選んで塗装しました。

出来上がったパーツを順番に見ていきましょう。



▲超大型メイスは、ツヤの違いを生かしたコントラストが上手くとれました。


▲実は今まで「仮組み」というのをやって来なかったのですが、
奇跡的に全体のバランスは問題なさそうです。

トップコートは施していませんが、ゴールドのパーツたち(↓)

▲スミ入れをして、ディテールを強調させました。



今週はここまでです。

バルバトスルプスレクス、あとは全パーツを組み上げてついに完成となります。
汚しとか電飾とか、他にもやりたいことが色々ありましたが、
「完成」という大きな一歩を目指して作業を進め、ここまで辿り着きました。
もう悔いは残っていません。

次回完成編です。

それでは。





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