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アライグマその後…簡単な対策など

ベランダにアライグマが現れてから 10日ほど経ちました。

以下はその日のつぶやき。

いろいろと他人に聞いても判る方はいないし、
ということで相当考えました。


アライグマが現れたのは夕方6時頃。
今の時期、真っ暗になった直後のことです。
猫たちの食事のお皿もまだ出したままでした。

臭いに敏感なので、猫のえさを食べたくてやって来たのでしょう。

ただ、もうほとんど残っていなかったので、
いつまでもお皿をカチャカチャやっていて…。

猫たちは、足りなければ鳴けばいいので、普段そのようなことはしません。

見慣れない猫の場合に、鳴くと追い払われてしまうと思い、
そうする猫もいました。


「誰がカチャカチャやっているんだ?」
と気づいて、

いつも、猫のケンカの時の楯にしている、
プラの衣装ケースの蓋と布団叩きの棒を持って、
ベランダに出ました。

見てみると、アライグマでした。
すぐに慌てて下に降りて行きました。

顔の左右の三角の黒い部分。しっぽの輪っか。
初めてなので、さすがに、こちらも驚きました。

猫たちには、「家に入っていなさい。」と言っても、
「誰だお前は?」と見ていて、入ってこない猫もいるし…、
ケンカになると大変なので、こちらは気が気ではありません。

私がお皿を片付けて中に入ると、
またすぐにアライグマは上がって来ました。

「だめだよ。」と私が顔を出すと、
アライグマはすぐ下に降りて行きます。

そんなことを3度繰り返し、やっと上がって来なくなったようでした。


やれやれ、やっと少し落ち着きました。

アライグマは、猫に比べてずいぶん大きく見えたのですが、
実際にはよく判りません。

ベランダの柵になっている棒の間隔は 10 cmしかなく、
猫でも体重が6kgにもなると肩幅が 12 cmほどになるので、
肩を痛めるのではないかと心配しているのです。

それを簡単に上り下りしているので、
思ったほどの体の大きさはないのでしょう。


さんざん考えた挙句、
真っ暗になってすぐの時間帯にアライグマがやって来た事を重視して、
物干し竿に電池式のカンテラをぶら下げて、
夜でもベランダを多少明るくする事にしました。


安物なので光量調節は覆いの開閉のみです。
よって電池の消耗は明暗に関係ありません。

明かりが外に漏れないよう確認のため、点灯してから近所を一周。

日没とともに点灯して、就寝前に消灯とすることにしました。。

この状態を継続して 10日。
あれ以来、やって来た形跡はありません。

カンテラの消し忘れや、電池の消耗が速いという難点がありますが。
その程度は仕方のない事でしょう。


どうにか、これで一安心。


動物たちは皆、冬に備えてお腹をすかしています。
保護猫たちも、10月はいつもの2倍の量を食べます。

誰も悪くはないのだけれど、
君たちは日本に来てはいけなかったんだよ。
いい落し所はないものでしょうか?


次の日までは、捕獲のことも考えていました。
しかし、猫たちもいるので捕獲器は5、6個必要になりますし、
人手も4人がかりとかになってしまい、
ご近所を巻き込んだ騒ぎになってしまいます。
しかも本当に捕獲できるかは判りません。

という事で、一番無難かなと思いついたのが、照明対策です。


秋も深まり、冬に向かっていろいろと動物が出没してくると思います。
皆さんも注意してお過ごしください。


お読みいただき、ありがとうございました。










警戒心が強いので、真っ暗

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