2018年大喜利振り返り

2018年4月に初めて生大喜利というものに触れ、そこから(もう/まだ)9か月ぐらいになり、体験や思考が積み重なり、年末ということもあって記録に残しておこうと思います。僕は小さいころ活字中毒で小学館の国語辞典から椅子の裏のシールに書いてある注意書きまであらゆる文章をむさぼっていたことがあり、味の薄く価値の低い長いだけの文を読み続けることができるという特性を自分の長所としているところがあるんですが(あと味付けしていない野菜をおいしく食べられるところも長所としている)、そんな自分を基準にして思ったことを書いていくとチラ裏今北産業2018年まで読んだなどと言われてしまうことが想定されるので、まずはジョンソンともゆきさん(※1)の大喜利振り返りノートのスタイルを踏襲した形で書いて、その後駄文を連ねていくというスタイルでやっていきます。ぜひ適宜リタイアしてください。この文にたどり着くまでにリタイアしてしまった人はもうあのあれですよ、たくさん蹴りますよ(嘘ですよ)。

4/7「始めの一歩」
虎猫さん(※2)主催の初心者を対象とした大喜利会で、これについては詳しい記事があるんですけど、簡単に言うとがっつりウケて気持ちよく嬉しくなって生大喜利にハマりました。初心者大喜利会ってお題に沿った回答を出そうという意識が他の大喜利会に比べて高くなって参加者がいい感じなら普通の会よりもキレイでしっかりした回答が多くなりやすいと勝手に思ってるんですけど、それにしても今思い返してみても回答のレベルが高くて激盛り上がり最高大喜利会でした。あと客席(?)でもトーナメントでも隣にジョンソンともゆきさんがいたのいま思うとウケるな。僕もこの会にかなり愛着があるのであの場にいた人たちを勝手に仲間だと思っています。深夜に突然泣きながら電話したらちゃんと慰めてね。だって私たち仲間だもんね。
当時の回答を見返してみると、生大喜利初回答となる
【お題】Dr.コパが建てた豪邸「風水御殿」のように何かで財を成した人が建てた豪邸の別称
【回答】デトロイトでよくわからない飛行機のパーツを作って財をなした町の工場長エリック・シンプソンが建てた「お前誰?御殿」

っていうやつが記念補正もあって割と良いですね。

4/14「戦練習会」
関西(?)で行われるデカい大喜利の団体戦で「戦」っていうのがあるんですけど、虎猫さんに誘っていただいてその練習会に参加しました。その場で抽選で3人か4人のチームを組むことになり、最初はMAさん(※3)謹製さん(※4)ジョンともさんとチームになって、そのあとモーリシャスさん(※5)ニシダさん(※6)ka5me(※7)さんデリトマさん(※8)あたりと組んだ記憶があります。始めの一歩と違ってお題から逸れることを厭わないようなパワフルな回答が連続していて、おもしろいと思うと同時に若干戸惑ったタイミングもありました。俺のランボルギーニさん(俺ランさん)(※9)が回答で立ち上がって椅子にぶつかってた気がする。
「貴族の転校生がやってきてしたこと」とか「大統領とデートした時のエピソード」みたいなお題でほとんど何もできずに小ショゲする場面もありましたが(今思うと実力からして何もできないお題があることはおかしくないのだけど、初心者会で1問を除いていい感じにできてしまったのでもっとコンスタントにウケるものだと思っていた)、
【お題】官能小説専門学校の講義内容(一問一答)
【回答】授業開始の挨拶なんですけど、「屹立!濡れそぼる黒百合にパトスをあてがえ!着床!!」

っていう下ネタでかなりウケることができて、よっしゃかなりウケたとまた嬉しく気持ちよくなってました。あと
【お題】「猫背」「鳩胸」みたいに動物の言葉を使って体の一部を表現してください(一問一答)
【回答】ジャガーDV痕

っていうので得点を獲得できてこの2つが良かったのでいくつかのお題で何もできなかったことをかなり上回る達成感で会を終えました。

4/19「金曜大喜利会」
たしか戦練習会の次の木曜日にかさのばさん(※10)が主宰する金曜大喜利会(ハ?)に参加しました。ここでおっぱい鳳凰(※11)と初めて対面しました。この会で初めて車座をやったんですけど、最初ウケる→中盤出てこない→最後ちょっとウケるみたいなウケの変遷があって、何故かこれ以降も僕が車座をやるときはこのウケ変遷を踏襲するのでいつかずっとウケるようになりたいです、というのは嘘で本当はずっとウケない車座もある、いつかずっとウケるようになりたい、そういう気持ちです。
今までで一番笑った大喜利の回答はこの会で出てるんですけど、それは俺ランさんの
【お題】「あれ?これ方向性変わったな」と思ったディズニーのアトラクション名
【回答】おでんくんのミラーハウス

っていうやつで、おでんくんもミラーハウスもどっちもツボにはまったせいで息できなくなりながら笑ったし会が終わった後も思い出して笑ってたしそのせいで電車を降り損ねて帰宅が予定よりかなり遅れてしまいました。おでんくんのミラーハウスが大喜利における今年一番の笑いでいいのかよ。生大喜利経験が少なくこういう回答に耐性がなかったというのもめちゃくちゃ笑ってしまった原因の1つだと思うので、これより笑う回答はもう一生出てこないかもしれません。大喜利における人生一番の笑いがおでんくんのミラーハウスでいいのかよ。
自分の回答としては終盤に出した
【お題】たけしの挑戦状みたいな芸能人が登場するゲームの名前
【回答】星のカービィ グググでコココなエドはるみ

っていうのでかなりウケれた記憶が残っています。

ここまでの3つは生大喜利出てから最初に参加した3つの会なんですけど、この感じで全部の会を振り返っていくとジョンとも振り返りスタイルでもクソ長く(fuckin' long)なってしまうので大会など特に何かあった会だけ振り返っていきます。

6/3「俺ラン塾」
俺ランさんが初心者向けに大喜利どうやってやっていけばいいんでしょうかねみたいなことを話しながらみんなで大喜利していくっていう会でした。この感想はTwitterでめちゃくちゃ連ツイしてるんですけど、かいつまんで言うと
・人数多くてすごい 楽しい 長時間やったの合宿みたいで良かった
・大喜利っていろいろ技術があるんだね
・格上が大量にいることをはっきり認識できてよかった
・その中でもウケた やったぜ
という感じです。会の最後に大喜利歴ごとに3チームに分かれて1人ずつ出て戦う世代別勝ち抜き戦をやったんですけど、その時出た
【お題】レベル20のフェラチオは3分でイカせますが、他のレベルのフェラチオはどうなのか教えてください
っていうド下品なお題に対して
・レベル1 噛みちぎる
・レベル200 うわあ~~~!!精液が止まらないよぉ~~!!
・レベル50000 巨大化したペニスに雷が落ちる
・レベル700000000 自分より大きなオチンチンも咥えられる

っていうド下品な回答を4連発して、それで意味わからんぐらいウケて勝って、めちゃくちゃ興奮しました。今思うと会も終盤で勝ち抜き戦を何試合もやって皆のテンションが高まっていたところに期待されるかそれ以上の答えを連続して出した結果場の空気を完全に掌握できた、という最強のことをやっていたんだと思います。会の前半でモメンタムの話をされた後にモメンタムを我が物にした形になっていて、この時の自分に勝てる気がしないです。

6/15「大喜利モンスター お下劣/キチガイ」
戦練習会と俺ラン塾で下ネタによる爆ハネを経験したこともありわりとイケるやろという気持ちで臨んだ参加者16人ぐらいの下ネタと不謹慎とキチガイをテーマにした大会だったんですけど、予選の段階でステイゴールドさん(※12)ネイノーさん(※13)kouさん(※14)俺ランさんがアホみたいにウケてる中自分は全然振るわなくて大丈夫か?って焦ったのを覚えています。予選の最後の方で出た
家出少女「なんでもするので泊めてください」
異常性癖の男「○○○」
っていうお題に対して
「刺身をよく噛んで床に吐きなさい」
「遠距離受精のギネス記録に挑戦するから部屋の隅で股を広げて待っていなさい」
っていうのがかなりウケてほとんどこの1問の力だけで予選を4位で終えることができましたが、決勝トーナメント2回戦であたった国井さん(※15)が最強だったのでボコボコに轢き殺されました。もともと下ネタかなり得意かと思ってたけどこの会でまあまあ得意ぐらいかな?っていう認識にかわりました。

6/23 「オオギリダイバータッグ」
ジョンともさんと組んで出場しました。出場を決めてから恐ろしいタッグがどんどん加わってきて「はっ?ふざけー?」と思っていた。トーナメントは事前に発表されるのだが、1回戦の相手は燃ゆるカスタード(※16)・冬の鬼(※17)タッグだった。燃ゆるカスタードさんは「始めの一歩」で一緒になった同期なので滅茶苦茶意識してるし、絶対に勝ちたかったねぇ。「ここにさえ勝てば満足だ」ぐらいの気持ちでした。(ここまでジョンともさんのnoteのコピペ)
1回戦と2回戦は勝てて、3回戦でサツマカワRPG・仁木恭平タッグに負けて、かなり悔しいと思ったらそのタッグがそのまま優勝して、まあ優勝者に負けるのは妥当な結果だよな、と思って悔しい気持ちを早いとこ切り替えていました。あとから聞いたらジョンともさんは負けた直後から家に帰ってからもずっと悔しかったみたいだし、なんなら今もずっと悔しくてyoutubeに上がっている負け動画をちゃんと見られないらしいです。僕は実力と当日の結果考えてそりゃそうだという形で納得している一方、あの感じで会場の空気を持っていくタイプの人と一緒に大喜利やるのが若干トラウマになってるかもしれません。大きな敗北だった。この時何を思ったかみたいなのは長文回答振り返りの記事の中盤ぐらいにちょろっと書いてあります。
後からこの大会の動画を見返してみるとジョンともさんの方が僕より調子よくて負け試合も戦犯は僕なんですけど、なんかジョンともさんは僕を戦犯だと言ってこないで一人で落ち込んでるので、ちゃんと敗北の責任を僕に押し付けて立ち直ってほしいと思っていますが、悔しい気持ちを刃に変えて脇腹を刺されたりしたらたまったもんじゃないので、責任の押しつけはお手柔らかにお願いします。

7/1「フリー千景」「flicker」
初めてのライブ出演で、しかもフリーエントリーの千景に加えて冬の鬼さん主催のflickerという企画にも事前に出場者としてお誘いいただいて、これはかますしかないぞと思って臨みました。フリー千景はあんまりウケることができずに(というよりかはジョンともさんしともさん(※18)ぐーがおさん(※19)がアホみたいにウケてた)やべえやべえと思ってたんですけど、flickerの方では誘われたことが間違いじゃなかったぐらいにはウケて運もあり12人中2位というそれなりの結果で終われました。ライブだから客層が違うみたいなのは感じませんでしたが、ウケる大喜利をしないといけないことへのプレッシャーみたいなのはちょっと感じました(フラグ)。
自分の回答では
【お題】(^^;をつけるとキモくなる言葉を言ってください
【回答】苺畑(^^;


【お題】バスケ部の先輩が「大反則」と呼ばれている理由
【回答】ディフェンスを原付で突破した

が気に入っています。

7/22「大喜利夏季杯」
始めて個人で大会に出て、若干緊張しながらも1回戦でキルヒホッフさん(※20)と当たって勝つことができて、ジョンともさんも1回戦を勝ち抜いていたので2人で「このまま勝ち上がってぶつかったらアツいですね」とか言ってたら2人とも2回戦で負けました。上級者層の壁の厚さみたいなのを初めて実感しました。
自分の回答では
【お題】塾の宣伝に使われていて「ん?」と思ったフレーズ
【回答】当塾の合格実績 東京大学15 京都大学12 シルクドソレイユ2 SOS団5
っていうのがウケて良かったです。あとエキシビジョンで
【お題】「目指せ過去問マスター」という歌について教えてください
【回答】♪過去問ゲットだぜイエイエイオウエア…

っていう回答を「(1)イ(2)エ(3)イ(4)エ(5)イ(6)オ(7)ウ(8)エ…」って書いたボードと一緒に出したのが今年一番ぐらいにお題をキレイに捉えられた瞬間で、やっぱちゃんとした回答を出せるのは気持ちがいいものだなと思いました。


長くならないようにジョンともスタイルを踏襲するとか言っておいて振り返りの前半だけでわりと長くなってしまった、気にせず続けます。


7/28 「天下一修行会」
大喜利天下一武道会の練習会の車座でした。一問目の
【お題】武器を忘れた銀行強盗 苦肉の策
【回答】自動ドアのセンサーのところに手をシュシュシュッってやって「このままだと無意味な開閉を繰り返すぞ」
以外全部スベり~ややウケで、かなり死んでしまいました。かなり死ぬんかいって思った。

8/18 「大喜利千景」
フリーエントリーではないお呼ばれしてのライブ出演で、エントリー料がかかるわけでもないし、普段大喜利をやる側じゃないお客さんもたくさんいるし、これは出演できること自体かなり嬉しいしその分ちゃんとウケなきゃいけないな~~って思って本番に臨んだんですけど、それまでの大喜利会で一番ウケませんでした(フラグ回収)。たぶんどっかで緊張してたということ、芸人さんが作り出すそのグループの雰囲気みたいなのにうまく乗れず、かといって強度のある回答が出せたわけでもないこと、回答できるお題の数が普段の大喜利会に比べて少ない中で一度乱れてしまったペースを取り戻すことができなかったこと、などいろいろ理由はあったんですけど、大喜利やった中で一番凹みました。よそから見ると一番凹んでその程度かよみたいな感想を抱くかもしれなくて、それについては凹み方は人それぞれなので他の人と比べて僕がどのくらい凹んでたかはよくわからないです。ライブ自体は当たり前だけどかなり面白かった(俺は面白くなかったので当たり前に面白いライブとその出演者はすごい)です。店長さん(※21)の
【お題】「温泉旅館に行ったらこれはナメられてるなと思った女将の行動」
【回答】女将が爆乳じゃないのに爆乳みたいな仕草をしていて、「ちょっと爆乳じゃないじゃないですか!」って指摘したら「大・正・解~」と言って背中から日本刀を取り出した
ってやつが最高でした。

8/19 「冬の鬼30人組手」
これは冬の鬼さんが30人相手にタイマンをずっとやるっていう大喜利ライブで、僕はエントリー抽選漏れしたので出場できず見るだけだったんですけど、参加してる人たちと冬の鬼さんがすごくて「すげ~」ってかなり思いました。衝撃的だという噂を聞いていたまな!さん(※22)が噂通り衝撃でした。すげー人間がたくさんいてすごい。

9/2 「大喜利東海杯」
これは名古屋で行われた大会で、初めての遠征になりました。もともと名古屋遠いし別に行かなくてもいいかなと思ってたんですけど、ジョンともさんに行きましょうよって誘われて、じゃあ行くかって思ってエントリーして、燃ゆるさんとしともさんもエントリーしてて、おうおう東京の始めの一歩組で遠征じゃいって意気込んでいたら、僕以外の3人がキャンセルして、ハメられた????ってなってました。前もってツイッターで繋がっていて動画で見たことあるのみだった関西の人たちと邂逅できて話せたのはかなりよかったです。大会自体は大滑りせず大ウケもせず1回勝って2回負けて終了でした。生命の輝きさん(※23)とかまな!さんとかまるおさん(※24)とかつきしまさん(※25)とかが印象に残ってるし大会動画あがってほしいなあ。自分の回答はあんまり覚えてないのでもっと載せるべきものが他にあるかもしれないですけど、
【お題】「この木なんの木 ~true end~」の歌詞
・名前も知らない感情が なぜだか心地いい これが愛ですか
・景気が悪い時期 絶望が鈴生りに(首吊りのイラスト×5ぐらい)
っていうのをたしか1回戦で出しました。
翌日予定があったので大会が終わった後ご飯だけ食べてすぐ帰ったんですけど、どうせ遠征するならもうちょっと遠征先で観光などの時間を取れたら良かったな、と名古屋港水族館に向かう永久保存さん(※26)を見て思いました。

9/16 「大喜利超加点スピードスター杯」
うわさに聞く超加点とかいうやつについに参加できるのかと思ってちょっとワクワクしながら参加しました。1回戦のブロックの対戦相手がが虎猫さん、ネイノーさん、俺ランさん、かさのばさん、利便性さん(※27)という並びでひょえ~となっていたら勝ち上がりの3人には入れず再びひょえ~となっていたんですが、負けトナ1回戦の
【お題】多く食べることを追求した「大食道(たいしょくどう)」の跡継ぎはこんな教育を受けている
に対して
・あなたの目の前にある食材、それは既に"あなた"よ
・明後日の午前中、日食が起こるわ。見習いなさい
・あなたの顔についてるその口、まだ「口」じゃないわ

の3つの回答でそれぞれ8,9,10票獲得して高得点を獲得でき、負けトナ2回戦も10票獲得したりと今までの大会の中で一番調子よかったんですけど、準決勝で多答力が全然足りなくて負けてしまいました。終わったあとのエキシビジョンでやった夜枕ギリー杯での
【お題】限界集落の新しい呼び方を教えてください
・ゴミ村(そん)
・腐り臓器はしゃぎ村
・空襲おすすめスポット
・出るか死ぬかランド

もかなりウケた(でも田んぼマンさん(※28)の方がウケてた)のでこの日は気分が良くて、いろんな人に褒めてもらって、準決勝まで上がれたのも褒められたのもうれしかったと同時にこれだけ調子よくてこれだけウケたのにそれでも決勝にすら上がれないし決勝に行ったところで勝てる気しないしやっぱり上の壁が厚すぎるだろ と思いました。

9/17 「東京地獄大喜利~天~」
超加点で調子よかった次の日の大会だったし超加点の決勝メンバーはほとんど参加していないしこのまま昨日の感じを保てたら優勝もワンチャンあるのでは、という野望を胸に参加しました。一回戦の相手がATPさん(※29)で、ATPさんは大喜利がめちゃくちゃ強いのでヤバイなと思ってたんですけど、いざ始まってみると2つのお題どちらにもうまく集中できて良い回答がいくつも出せて、ATPさんがかなりウケていたのにも関わらず自分もちゃんとウケてちゃんと勝つことができました。かなりウケているATPさんに勝つことはかなりすごいことだと思っているのでこれは今後も自慢できるというか自分の大喜利に対する自信の根拠の一つであり続けるんだろうな、と感じています。回答としては
【お題】ファミレスで妖怪と相席したそうですね。どうでしたか?
・巣鴨のファミレスに入ったら子泣きじじいと相席になって、わめいてるし泣いてるし、老人と子供の悪いところを兼ね備えていて、巣鴨って最悪の街だなって思った
・ひとつめこぞうと相席して、1つ目だから立体感無いのかわかんないですけどラーメンをずっとこうすごい遠くで掬おうとしてた(ジェスチャー)

【お題】進研ゼミのマンガの鬱回
・親友がトラックに轢かれて死んでしまって、「進研ゼミで見た未来なのに…」ってなる

・赤ペン先生が花丸をつけてくれたんだけどどう見てもシンナーやってる人の花丸だった(イラスト)
あたりのものが自他共に高評価だったと思います。
2回戦の相手はオフィユカスさん(※30)でこの試合も2問目でウケてなんとか突破することができ、3回戦目となる準決勝でFANさん(※31)と当たりました。FANさん戦ではそれまで悪意を乗っけた回答に頼っていたのが祟ってか思いつくものが一辺倒になってしまって、いろんな側面から答えられているFANさんの方が良さそうだなとやりながら思っていたし、実際審査員の評価も多分そんな感じで敗退してしまいました。調子よく大喜利できたしベスト4という結果は全然悪くないし対戦相手がすごい人たちだけだったので満足ではあったんですけど、調子良くても準決勝止まりなんかい とまた思いました。

9/23 「大喜利秋季杯」
先週2日とも調子よかったし今回も頑張るぞ~!!と思って臨んだら死んでしまいました。印象点で点を取るの難しいというか自分が出した回答が一切点に結びつかないのがしんどいな~と思いました。死んでしまったので自分の回答を覚えていません。途中から参加した鉛のような銀さん(※32)が無双しててすごかったです。

9/29 「オオギリダイバートリオ」
オフィユカスさんと急遽猫を噛むさん(※33)と3人でトリオを組んで参加しました。オフィユカスさんがシングルバトルで勝った後、急遽さんとのタッグお題ではうまい事かみ合わずに負け、トリオお題でも相手が上回って1回戦で負けてしまいました。もうちょっと練習というか意思疎通ができるようにしておけばよかったと反省しています。

11/24 「鴨川形式ミニトーナメント」
同日に関西で鴨川杯という大きな大会が開かれていたんですけど、これに参加できなかった/しなかった人たち13人ぐらいで鴨川杯と同じ形式の大喜利会を行いました。会は「鴨川杯ルールのいろいろな条件でただただ大喜利をやる」と「鴨川杯ルールでトーナメントをする」の2つのセクションに分かれていたんですけど、前者を終えた時点、多分5周ぐらいした時点で勝ち抜け基準(上位2人か3人)に到達しなかったのが1度だけだったのでこれは今日調子よさそうだなと思った状態でトーナメントに突入しました。トーナメントのたしか1回戦3人抜けのところでOGAKUZUZさん(※34)と3位タイになって、サドンデスで制限時間1分1答の勝負をすることになり、
【お題】あなたの地元の運動会は他の地域にはない特徴があるそうですが、それについて教えて下さい
【回答】巨大ザリガニ神を封印するための杭を西湖から榊湖までリレーで運ぶ
でギリギリ勝つことができて、2回戦は
【お題】恋愛検定で一番下の級 恋検10級の試験問題
【回答】
・女は? ①人 ②オナホ
・正しいキスはどっち? ①口と口 ②膝と床
・ハート型の点線が描いてあって、なぞれ!っていうメイドインワリオ
・あなたは2018年12月5日に彼女と付き合い始めました。一周年記念日はいつでしょう?

・回答上の注意 試験開始の合図と共に鉛筆を優しく握ってください
で突破し、そのままの勢いで準決勝も2位で通過し、決勝は準決勝で1位だったきづかいさん(きづかいさん?)とタイマンで2問5点先取を行うことになりました。決勝は1問目が終わった時点でたしか4-3で僕が勝っている状況で、2問目のお題は
【お題】関ヶ原の戦いについて嘘を教えてください
というものでした。開幕早々きづかいさんが
100-0
アメリカvsアメリカ
とか答えていてすぐ4-4になってしまったんですけど、そこからしばらく回答はたくさんあったけれど審査員5人のうち2人までしか手を上げずにどちらにも点が入らない膠着状態になって(僕は「釣った魚が臭い」とか答えていました)、最終的に
ぬるぬるの階段でベースやってる人たちが全員死んでしまった
という回答で1点をギリギリ獲得して、なんと優勝することができました!やったぜ。やったぜすぎる。
今まで勝敗を決するような大喜利で勝ち切った経験が無くて必ずどこかの段階で負けてしまっていたので、最後まで大喜利できて勝ち切ることができた(しかも対戦相手は普段負けている人たちだった)のは初めての喜びでした。かなり嬉しい。あの場あの時間は俺が一番良い大喜利できてたんだって言えそうなんですけどこれは間違いで、途中抜けした電子レンジさん(※35)には1回戦の順位で負けていて1度も勝っていないというトラップがあります。疑惑のチャンプです。次はちゃんと倒してやるから覚えてろよ(敗者しか言わないフレーズ)。

12/1 「大喜利天下一武道会予選対策練習会」
天下一大喜利武道会と同じ形式の練習会で、当日ドタ参の申請をしたと思ったら色々ミスって遅刻してしまい、しかもめちゃくちゃ調子悪くて回答も全然思いつかないし最後の1問でひろちょびさん(※36)とか俺ランさんが大きくハネている隣でちょっとだけウケた以外は本当に全くウケませんでした。たぶん千景夏祭りより調子悪くて完全に死体だったと思います。この時期になって完全に死体になることある????と思ったんですけど、他の人たちが面白かったしこの会で滑ったところで自分が滑ったことになるだけだし逆にダメダメすぎて諦めがついたのでそんなに凹むことなく客席の死体として楽しむことはできました。大喜利はそもそも面白いものなので自分が何もできなかったとしても面白さが失われなくてかなりいいな、と死んだ脳みそは思いました。


今年参加した大喜利会の一覧はメモしてないんですけど、たぶん参加回数は合計で30回~40回ぐらいだと思います。めっちゃ行っとるな~~~。上に書いていない大喜利会としては、2人組のペアを作ってペアが提示した仮回答を加工して回答する「車座タッグ」と、ネイノーさんとばらけつさん(※36)がキーワードやリクエストに応えてその場でお題を作り出すタイマン勝ち抜き形式の「KUMITE」が楽しかったし成長も感じられて特に良かったなと思っています。

始めの一歩からスタートした生大喜利はめちゃくちゃ楽しい趣味としてとりたてて大きな趣味がなかった僕の生活にガッツリ組み込まれました。この前のKUMITEもまあまあ楽しいだろぐらいのテンションで向かったら予想をはるかに超えて楽しくなっちゃって「大喜利楽しいな~」の声が口から出ました。考えるのも面白いし、面白い回答でウケたら嬉しいし、他の人たちが出す面白い回答は面白いし、大喜利、本当に楽しい。

2019年、ハシリドコロ覚醒編へ…。


※1 ジョンソンともゆきさん…ジョンソンともゆきさんのノートのハシリドコロの説明のところで「面白い大喜利の人。同期。いっぱい褒めたいけどライバル視してるので褒めたくない。」って書いてあって、じゃあ俺がジョンともさんのこと褒めたら俺が勝ってるみたいになれるじゃん と思ったので今からいっぱい褒めます。まずジョンソンともゆきというひとつのネットコンテンツがかなりすごくて、一緒に参加した大喜利会でニコ生主としてのジョンソンともゆきのファンだっていう人を何人も見たし、ツイッターのフォロワーは3万人を超える人気ぶりで大喜利と全然関係ない知り合いでもジョンソンともゆきをフォローしている人が何人もいるし、かなりすごい。大喜利に関しての話をすると、スタイルとしてはたぶん正統派で、変なアクが無くて素直に笑える光景とかセリフをコンスタントに出せていてすごい。大喜利の回答っておかしな人とか理不尽な状況とかそういうネガティブな状態を描写することがよくあると思うんですけど、ジョンともさんの回答に登場するネガティブは単なるネガティブに終わることがなく、必ず面白さがネガティブさに勝っていて安心して楽しく見ることができる。僕はウケるウケないの線引きが苦手なんですけど、ジョンともさんはちゃんとウケる回答だけを出すことができていて、もし仮に自分がライブを主催することがあったとしたら出演者としていてほしい。変な回答で場を変な空気にすることがないし、場のいい流れをぶった切ることもないので、必ずプラスになる存在として安心感がある。この見解はたぶん自分だけが思っていることではなくて、色々な人がジョンともさんの大喜利を信頼していると思う。回答の方向性に強い癖がある人は特定の人にはウケるけど別の人には全然ハマらないみたいなことがあり得るけど、ジョンともさんはたぶんそういうのがあんまりない。みんなにウケるし、かといってウケ方が浅いわけでもなくしっかりとウケる。俺も頻繁に面白いと思っている。人柄とか大喜利会などの場における立ち振る舞いにも好感が持てるし、他の人の気持ちを推定するのはあまり得意ではない(特に大喜利やってる人たちがどんな人生観を持っているのかわからない)けど普通に考えて多分みんなに好かれているのではと思う(嫌われる理由が無くて好かれる理由が有る)。個人的にもかなり仲良くしてくれて、参加するつもりがなかった会でもジョンともさんに誘われたらまあ行こうかな~という気持ちになるし、かなりありがたい。時々discord大喜利を開催しているのも良くて、いつもありがてーな~と思いながら参加しています。

※2~※36…最初は全員の項目を作ろうと思ってたんですけど、こうも人数が多いと個別に褒めながら説明していくとキリがないし、ここに出てこなかった人はどうなんだみたいなことになるのもアレなので説明は省略します。面白の深さとか頻度の違いはあれど、僕は全員のことを面白いと思ったことがあるので、個別に「褒めて!」って言われれば個別に褒めます。ここに含まれていない人は褒める気なかったとかではなく単純に振り返るうえで文章に登場しなかっただけなので、ここに含まれていない人でも褒めます。交流があんまない人とかだとちょっと褒められないので全然関係ない画像とかでお茶を濁すかもしれません。



ここまでがジョンともスタイルの振り返りです。簡潔に済ませるとか言って長すぎるだろ。今年自分がどんな大喜利をしてきたかはざっくり書けたと思うんですけど、どういうことを考えていたとかどういうところを目指しているとかそういう話は全然できていなくて、ここからはそっちの話をしたいとこの記事を書き始めたときは思ってたんですけど、さすがに長すぎるのとちゃんとした文章を書くのがしんどくなってきたのとで、ひたすらざっくりと羅列していきます。読みにくそう。ここから先はアディショナルステージです。ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました。よいお年を。




・自分と観客の面白の共通部分を突くのが結構ムズイ&ちょうどいい面白さが苦手 上手い回答とかこれはウケるだろとわかる回答が思いつくときは問題ないけど、そうじゃないときに回答を出すための指針として掘れば掘るほど面白さが単調増加する方向を見つけることでちょうど良さとか共通部分かどうかとかにあんま悩まないようにしたい(特に大会とか時間制限が厳しい場において)なあとずっと思っている。
・最初は下ネタという共通面白でやっていけるのでは?と思っていたけど、自分の下ネタ面白閾値が低すぎて「おちんちん」とか「おちんぽ」だけで面白いと思ってしまうので線引きが全然機能しない。おちんちんとかおちんぽだけで面白いは言い過ぎたかもしれないけど「おちんちんぽ」だったら絶対に面白いと思ってしまう。そのレベル。
・下ネタの次はキモさみたいなのでいけるのでは?と思ったけどこれはちょうどよいキモさかキモさを上回る別の面白さがあるかじゃないと普通に引かれてしまう&自分はわりとキモければキモいほど面白いと思ってしまう という食い違いがありそうだったのでこれに頼りきりというわけにはいかなさそう。
・サイコな人物とか価値観を登場させる回答もキモい回答と同じような問題を抱えているけど、こっちはサイコであればサイコであるほどウケる人がまあまあの数いそうだから可能性を感じる。
・とにかくあらゆる人間や現象をバカにしたり悪意を乗せた解釈をしたりする方向、現状これが一番いけそうな感じがする。悪口はキレがあるほど面白くなるっていうのは結構普遍的価値観っぽいのでとにかくバカにすることを考えればそれなりの回答にはなりそうだし、しかもバカにしたり悪意を乗せたり悪い解釈したりするのはまあまあ得意っぽい。
・一部束縛から解き放たれている状態、おかしな物理法則に基づいていたりバグがあったり擬人化していたり、などそういう世界について想像を膨らませて作った回答は見たことも考えたこともないような発想になりやすい上にどこか説得力があるようなものにもなって結果として面白くなりやすく、それは倫理観などを含む価値観という束縛についても多分同じで、倫理観を無くしたうえで正常な推論や想像を行うと異常な結果が得られて面白い、ということがある。これについては国井さんがめちゃくちゃ強くて、自分は国井さんの大喜利が好きだしすごいと思うのでそっちの方向でもやっていきたいな、と思っていたけれど、よくよく考えたら自分が好きな国井さんの回答はその場でそこまでウケていない(ウケ以上にヤバすぎるという空気になっている)ということに気づき、さてどうしたもんかね と思っている。謹製さんにはウケる。
・とかいろいろ言ってるけどこういうのはあくまで困ったときの指針であって基本的には自分がその場で思いついた面白いと思うものを伝えるようにしてるし、もっとうまく伝えられるようになりたいね。
・回答の面白さは単純な笑える度の強さではなくて、「笑える度」と「心揺さぶり度(何かしらのすごさ)」の合算で決まるものだという気がしてて、でも心揺さぶり度が高いだけで笑える度が0だと回答として成り立たない場合もあって、キモさとかサイコとかエモさとか、そういう心揺さぶり度が高い要素にうまいこと笑える成分を合わせることで笑いがカサ増しされつつインパクトも兼ね備えているような面白い回答を作りたい という気持ちがある。
・大喜利で登場するエモさ、心から生まれたエモさであることもあれば知的操作によって生み出された人工エモ様文字列であることもあり、別に後者だったからと言って刹那的に回答が消費される生大喜利の現場でメッキをはがされることはたぶんなくて、知的操作によってエモもどきを作り出すのは結構得意なのでその方面でもやっていける可能性はある。インターネットでちょっと短歌やってるのがプラスに働いてそう。
・回答する上での俗にいうフィジカル力が自分には結構欠落していて、自分の人格と離れた人(女・オカマ・太ったおじさん など)の演技ができないということ、方言が関係あるのかはわからないが滑舌が悪いというか無声化して単語が聞こえにくくなること、があり、前者はまああからさまな画像お題とかセリフお題でない限り演技を回避するような回答を出していけばなんとかなるけど、後者はちょっと困るのでこれからはハキハキしゃべるよう気を付けたい。あとボードにもっと読める字を書いた方が良さそうなのでそこも気を付けたい。
・生大喜利を9か月ぐらいやって「結構ウケることができているし仮に大喜利ランクがあるとするならばまあまあいい感じのところにいるのでは」という体感と「自分には到達できない限界みたいなのがあってそれより上に何人か(も)いそうだな」という体感があり、自分は結構あらゆる物事において最初期の伸び率が高くてそこから伸び悩む人間なのでこれ今後どうなるんだろうと思っているが、今までめちゃくちゃウケたこともめちゃくちゃウケなかったこともあるし、もし仮に今後大きな成長が無かったとしても、トータルで全然勝てない限界の上にいる相手をある大喜利会1回に限れば運よく刺せる可能性が全然あるだろ とも思っているので成績とか回答の質に波がある現在の状態に対してかなりポジティブな感情を持っている。良い回答出ないときは出ないけど出るときはちゃんと出るし(出たときの楽しさがすごい)(部分強化)。とはいいつつも爆ハネの嬉しさは享受しながらもド滑りは回避したいという気持ちがさすがにあって、そうなるとコンスタントにある程度ちゃんとした回答を出せる状態になっておきたくて、最初に言った「困ったときに頼れる思考の方向」みたいなのを確保しておきたいね、という話に戻る。ずっと爆ウケするのが理想だけどさすがにそれは無理で、じゃあ「ずっと上の下ぐらいのウケを続ける」のと「中の下ぐらいのウケが多いけど上の下のウケも出るし上の上のウケも出る」だと圧倒的に後者の方が良くて、じゃあ今の自分を見失わないようにしつつも基礎をしっかりさせたいね という何度も言った結論に至る。たぶん自分は面白さと紙一重の危うさを持っていて波があるからこそ面白いっていうタイプではなくて、単純に出せる面白さに波があるタイプだと思うので、今理想としているスタイルに近づくのは原理的に不可能ってわけではなさそう。


以上。お疲れさまでした。来年もいろいろやるぞ。見ててね。あけましておめでとうございます。

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