退屈(だが暇ではないはず)
なんとなく退屈だと思う時がある。勿論、やらないといけないことはある。
何をしてもいいはずなのに、これ!ということが思いつかない。何か周囲とは違う、私だけの特別なやることはないのか。
『暇と退屈の倫理学』に出会ったのは、そんなことを思いながらだらだらツイッターをしていた時だった。作者の國分功一郎氏の宣伝ツイートが流れてきたのだ。当時のことをよく思い出せずアマゾンを見ると
「お客様は、2011/10/10にこの商品を注文しました。」と出てきた。初版発行は二〇一一年一〇月二