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5回目の命日

今日は3人目の5回目の命日。

下の子が弟妹を欲しがっていたので判明した時は

とても嬉しかった。

妊婦健診も順調だった。

でも5ヶ月後半のある日いつも通りに健診へ。

どのくらい大きくなったかな。

診察で呼ばれていつも通りエコー。

医師の顔が曇った。

「最近胎動ありましたか?」

なんでそんな事聞くんだろと思った。

「おとなしいなって思っていました」と答えた。

「残念ですが心臓が動いていません」

えっ!?今先生なんて?

「ここが心臓なんですが・・・」

そう言ってエコーを当ててくれたので私も見ました。

動いてない。なんで?どうして?

子宮内胎児死亡と診断された。

取り乱した私は看護師さんに肩を抱かれて別部屋へ。

「あなたは悪くないのよ。」

そう言って泣き止むまでずっと傍にいてくれた。

手術の話になった。

中期なので普通の分娩で出してあげないといけないと。

帰宅して旦那に話した。

そして子供に気づかれないように泣いた。

手術の日の前日に入院して子宮口を広げる処置をした。

そして当日のお昼すぎに泣き声もなく産まれた。

とても小さなかわいい女の子だった。

「元気に産んであげらなれなくてごめんね」

そう思いながら抱っこして泣いた。


名前はもう性別が判明してたので決めていた。

名前は「夢羽・ゆめは」

夢を持って羽ばたいてほしいという願いをこめて。

夢羽いま何してますか?

じいじ、ばあばに可愛がってもらっていますか?

お友達と仲良く遊んでいますか?

夢をあなたがまた私のお腹に戻ってくるの

楽しみに待ってるよ。




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