重たい。
掴めないし、目に見えない。それが何なのか自分でもよく分からない。もしかしたら、意味の無いものかもしれない、とも思う。
ただ、ただ、重たい。
それは時に、”幸せ”という感情に打ち消されたりもするが、大抵はこの身体のどこかに引っ掛かっている。
どこに在るのか?
そもそも、”在る”という表現が正しいのかどうかも、分からない。
得体の知れない、その重たい何かは、少しずつ私を侵食しているように感じる。
今日も夕空が、余りに美しい。

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