巡るということ

満月が見ている
憂鬱と共に眠り
朝陽はカーテンごときに負けてしまう
春の色
巡る季節を感じ
絶望する
桃色は嫌いだから 余計に
切り刻んでしまいたい
輝いているものを
ただこの憂に寄り添うものだけを
大事に握りたい

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