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ひしむら(詩/猫/写真)
2015年12月27日 14:00
青空とマシュマロみたいな暢気な雲が厭に憎たらしく見えますこの平穏な空気は君の憂を知りませんそんな君を不憫に想う僕は非道い人でしょうか
2015年12月27日 10:49
さよなら私の隣のあなた私を思い出すものをひとつずつ捨てていって新しい明日をそのたび掬い上げてさよなら私の隣のあなたその涙を抱きしめてあげられなくてごめんせめて悲しくないようにまたねって言わせてほしいどうか明日のあなたが笑っていますように幸せでありますようにまたね
2015年12月14日 20:55
私は歌わねばならなかったあの子が泣くのだから歌わねばならなかったまばたく星をこぼすそれはうつくしい世界があることの証明だそして朝を迎え入れるために私はほのかな灯りになりたかった滲む朝焼けによく似たぜんぶをくるむ綿のようなそうして二度目の証明を
2015年12月4日 23:19
お前は誰だ鏡を前に問いかけてごらん仮面を取ったら何がある?誰もアケビの歌なんて歌ってくれないんだよお前の中に何がある?本物はどこにある?お前は誰だお前は誰だ
2015年12月3日 23:19
「食べたいから生きるのか、生きたいから食べるのか、どちらかと言われれば 僕は、食べたいから生きているんだと思います。」