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ワイルドガン

原題『Mean Guns』1997年
監督 アルバート・ピュン

円盤化してません、DVDはおろか無名のレンタルショップにてVHS借りて視聴したのが最初。いま観ようとしても難しい作品。字幕なしならyoutubeにフルであがってるので語学堪能な方ならぜひチャレンジしてみてね。

邦題より原題で検索した方が遥かに情報でてきます、理由は上記の通り。
監督はヴァン・ダム主演の”サイボーグ”の人。
視聴が難しいってとこで、レヴューの少ない作品なんですが、私の好きな映画の一つ。
だって、100人で銃使って殺し合いですよ?
しかもBGMがマンボなんですよ?
クリストファー・ランバートがまじめに出てるのに?
110分の殆どが銃撃戦です。やべーです。
シンジゲートのボスがアイスT、最初から理不尽すぎるスタートですが、ボス自らも参戦してるってとこが好感持てますね。

最新鋭の刑務所に集められた100名あまりのマフィアメンバー。突然言い渡される処刑宣告と生き残ったら賞金という地獄と天国。殺し合いといいつつ、なんせ流れてるのがマンボなので絵柄がシュール過ぎる。あと血しぶきとかあんまりない。
スタイリッシュ?そんなものはない。集められた連中はマフィアの下層、いわゆるチンピラが多数なので殺しが雑。コミカルさはあるけれど、生き残りを掛けてるので必死さがある。
修羅場を抜けたツワモノも当然何人かいるので、”死ぬものは弱者”、”生きるものが強者”と明確。このあたりはリアリティある。

結末がどうこうってわけじゃない、その過程を楽しむ映画。
人生もそういうもんじゃないだろうか。

ーだ・そ・くー
いやマジ情報少くねぇ。レビューも酷評ばっかり。一般評価ってのが映画の評価だとはおもう。なんでこの良さがわからないんだー!ってのが異端なんだよね、世間では。ただ、良さなんてのは時代によって変化する。ゴッホの絵もバンクシーの落書きも観る人によるんだ。

例によって予告おいとく(ノー字幕)


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