インターネットは罪なヤツ
本当は『インターネットの功罪』というタイトルにしようかと思っていたのだけれど、今更『功』についてどうこう言うのもなぁと思い、今回は『罪』の部分にフォーカスすることにした。
現代の日本人は、365日インターネットの恩恵を受けて生活している。ぼくの場合スマートフォンで何かを検索しない日は一日として存在しない。調べる対象は天気であったり、夕飯のレシピであったり、オリンピックやワールドカップ、テニスの試合の結果であったり、仕事で出くわした解らない言葉であったりする。本当に様々なジャンルの情報をぼくらはインターネットから自分の頭脳に入力して、知るというか知った気になるというか、習慣的に情報漁りをする日々を過ごしているのだ。
インターネットの『罪』、勝手に10選
・何でも手軽に知れてしまうため、手間をかけて調べる事が億劫になる。
・上っ面の情報で何となく理解した気になり、誤解し易くなっている。
・SNSを通して他人のニュースに日々触れることで、発信者との距離感がよく解らなくなる。
・フリック入力は上達したが、字を書く機会を失っている。特に漢字が書けない。
・結論だけ目にするため、どんなプロセスだったのか、どんなストーリーだったのかを知らない。
・LCDディスプレイとにらめっこしている影響でブルーライトを浴びまくっている。
(結果、サーカディアンリズムが乱れ、睡眠障害に陥りやすい&視力低下。)
・PC、タブレット、スマートフォンなどが無いと不安になる。
・買い物する時に、最低価格で入手できないと損した気分になる。
・電車でゲームが当たり前になってしまった。
・アップルの新製品情報が気になって仕方ない。
要はインターネットにはかなりの中毒性があって、スマホ断ちとかデジタルデトックスなんて言葉まである。例の如く、これらをググりサラッと読んでみると、「体調が良くなった」とか「豊かさを取り戻した」なんてコメントまで存在している。多分それはその通り。今はスマートフォンがポケットに入っている状態が「リアル」でそうでない状態が「過去」か「未来」なのだろう。
時にはディスプレイのないところで生活するのもいい気がしてきた。
2019年はフリーターとしてスタートしました。 サポートしていただけたら、急いで起業します。