情報の見方から考えるカラーリング
ここ近年お客様からオーダーをいただく時にお客様が事前になりたい希望のスタイルやカラーの作例のビジュアルを用意してカウンセリングの時に見せてくださいます。
とてもありがたい時代になったものだと思っています。
何しろカウンセリングがとてもスムーズです。
しかし、ある問題も起きているなと感じています。
それは、画像の加工されたものか否かという問題です。
果たしてそれが加工をされた画像なのかは判断に迷うところです。
拾い物ですがこんな画像を見つけました
こうやって比較をすると、わかるのですが
こうやって見せられたらもう判断のしようがありません。
この画像をアップした人をとんでもない"大嘘つき"と憤慨したところでまったく無意味なものとなってしまいます。
目的がなんであるかはわかるはずもなく
こんなカラーリングがしたかった人にとっては目指すものとしての画像でしかなく、この作例を希望されたお客様に応えるために美容師は頑張るだけですが、
実際には実在しないものだったとしたら驚きですね。
他にもこんながありました。
さらに
ただ単にSNSでのいいねが欲しいだけの目的がだとしたら無邪気なものだと微笑むことができますが、そうは受け取らない人たちにとってはとんだ迷惑な話になってしまいます。
簡単に画像編集や加工ができる時代になったことで楽しい事が増えた反面ちょっと困ったことも出てきてしまいました。
とはいえ、美容室に来てくださるお客様の"ウェブリテラシーが低い!"と糾弾する目的ではもちろんありません。
なぜならこんなのわかりっこないからです。
1つ知っておいて貰えると嬉しいのがこんな事がありますよということです。
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