カラリングの褪色2

カラーの色落ちで知っておくと良い事です。

カラーは明るさ(明度)によって色持ちも変わる

もともとカラー剤には単純に明るさを決定する脱色剤(一般的に言われているブリーチ剤はそれのみで力も強いものです)と、色味を決定する染料が入っています。

髪を明るくしたい場合は明るくなるカラー剤を選びますし、反対に暗くしたい場合は暗いカラー剤を選びます。

明るさの違いは脱色剤の多いか少ないかで決まります。

図でざっくり表すとこんな感じです
ブリーチ剤は髪のメラニン色素を壊す事で明るさを感じるようにします。

カラー剤は量が決まっています。
その決まった量の中でのブリーチ剤と染料の割合によって決まるので明るいカラー剤ほど染料が少なくなり
暗いカラー剤は染料が多く含まれます。

ということは、染料の少ないカラー剤はそれだけ色落ちの速度も早くなるということです。
※もちろん元の髪の状態や髪の置かれている環境の違いによっても大きく変わります。

例えば同じシャンプー剤で同じ回数シャンプーをしたり
同じ時間同じ強さの紫外線を当てた時などでは明るいカラー剤で染めた髪の方が色落ちは早くなります。

では、薄めな色で明るいカラーをしたけれども、色を持たせたいという場合はどうしたら良いかというと、色味を補充出来るシャンプーやトリートメントに頼るのがベターな事かと思います。

率直な意見としては一般的な生活をしている場合困難な事だと思っていただいて間違いではないと思います。
手っ取り早い方法は美容室に行くことですね。

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