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親の関係者とのついあい法…極意?

父が亡くなった時、母は70代後半でした。父を起こそうと思って倒れた時に、腰を痛めていたので、葬儀屋さんとの話などは私がすることに・・・。結婚していて41歳だったら、結構いろいろな経験があるのだと思いますが、私はその時も独身(今も独身…ずうっと独身)だったので、なんにもせずに生きてきたんだなあと実感しました。

父方の叔父が2人おり、本家の叔母も父が亡くなったと聞いて駆けつけてきてくれていたので、葬儀などの話は、叔父や叔母にも立ち会ってもらいました。とはいっても、変に口出しをせず、私が困ったときにだけ助けを出してくれるという感じで、今でも本当に感謝しています。併せて母も妹も私の決めたことをそのまま受け取ってくれて、やっぱり感謝。

葬儀をどこでするのか、棺をどのランクにするのか、祭壇はどの程度にするのか・・・・カタログを見るのは好きな方なので、見ている分には楽しかった(ちょっと不謹慎?)のですが、いざ決めるとなると何を基準にしていいやら???亡くなった病院で紹介いただいた葬儀屋さんがとてもいい方で、適切なアドバイスをくださったのもラッキーで、なんとか選ぶことができました。

叔父が帰る途中に、葬儀会場を見に行ってくれたらしく、電話があり「見に行った方がよい」ということで、翌日見に行ったり、年の離れたいとこから棺についてのアドバイスをもらったり(以前に義理のお兄さんが亡くなった時に、背が高くて納棺の時にうまくいかず嫌な思いをしたとのことで、比較的背が高い父だったので、そのことを葬儀屋さんに伝えておいた方がよいとのことでした)、ある意味面倒と思うこともありましたが、できることをやらずに角が立つよりはやっとけばみんなの気が済むと、一応全部クリア。また、私の意向で白いお花をお願いするなど、葬儀屋さんにとってはやっかいな相手だったかも・・・それでも気持ちよく対応してくださいました。

父とはいろいろ話をしていたり、父のお友達にもお目にかかっていたりはありましたが、それでも全員ではなく、葬儀のお知らせも全員にというわけにはいきませんでした。お声をかけたものの、葬儀のことは父から頼まれていたという方から先に連絡しなかったことを叱られたり、ひと月後にたまたまお電話いただいた方に連絡していなかったことをとても叱られたりしましたが、それも仕方ないですよね。職場の方や、よくお会いしていたお友達はわかったとしても、どこかで偶然知り合った方とか、小学校時代のお友達とか、わからない人もたくさんいてこれは謝るしかないです。ちょっと不本意だけど。

亡くなってから、父って意外と交友関係広かったんだなあと思いました。父の関係の方からご連絡をいただき、お手紙でお返事を出したり、父の代わりにと会に出席したりということは、今でも年に1度くらいはあります。

まあ、とりあえず、やらないでお互い嫌な思いをするよりは、できることはやっておいた方が無難というのが私のやり方。もちろんできないことはお断りしますし、できる範囲でやるということは鉄則ですが、やっておくとちょっと株も上がるような気がします。

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