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太陽が魚座を通過中(完成・完全性)

3月中旬~4月中旬ごろまで。太陽が魚座を通過します。

※大体、3月12日~4月18日ごろの事ですが、実際の天体の動きは毎年変わるのと、国によって時差があり、1日前後変動しますので、大体と思ってください。

私は、太陽は太陽系の中心であり、最も重要な天体と考えています。占星術上でも、太陽は「使命、目的」という意味があります。つまり、中心を定めるものです。

私の経験上、太陽が各星座を通過する期間、それぞれの星座のテーマが求められるような出来事が発生している様に思います。そして、魚座を太陽が通過する時、出生図上でも魚座に太陽が在住していたり、その他の惑星が在住していると、とりわけ強いインパクトを持って、その星座のテーマが降りかかってくる印象です。

天体が通過する日付については、以下の書籍を参考にしています。
Astrology of the 13 Signs of the Zodiac (English Edition)
※13星座の鑑定の仕方なども書いてありますが、私はインド占星術をベースにしているので参考にしておらず、自己流です。

本題ですが、魚座のテーマです。

魚座のテーマ
・解脱
・解放
・精神性の強化
・神性とのつながり、同一化

4月中旬ごろまで、この様なテーマに関わる出来事が起ったり、その様な課題に直面する人達を間近に観察するかもしれません。

しかしそれは、自分や周りの人たちの心身が調和を取り、地球・宇宙の本来の自然なリズム・循環に入る為の必要なステップです。全ては必要であるために起こっている事であり、その様に冷静に観察する事を忘れないでください。

この期間は特に、外側ではなく、自分自身の内側の内面世界を見つめる事が重要です。自分自身が本当な何を望んでいるのか、何が心地よくて何が不快なのか、それらに嘘をついていないか、外側のせいにして本当の自分を隠していないか。その様な事を考えるきっかけとなる出来事が、あなたや周りの人々に起ったり、既に起きているかもしれません。

自分のエゴや恐れなど。その様な物も大切な自分の一部であり、隠したり遠ざけたりするものではなく、それらも大切な自分の一部であることを受け入れる(同一化する)事で初めて、他人の事や、外側の出来事も許し受け入れる事ができます。自分を全て受け入れて許す事で初めて、他人や外側の物や出来事に対しての依存のスパイラルを断ち切り、エネルギーの自己補充を行う事ができます。これらはすなわち、精神性の強化であり、外側の呪縛からの解放のはじまりでもあります。

私たちは小さな頃から「意識をどこに向けるか」「何を感じるか」ではなく「どう行動するか」「いかに結果を出すか」ばかりに目を向ける様に教えられてきました。しかし、それは謝った歴史であり、「意識の向け方、存在のあり方」こそが最も大事である、と教えられていたらどう感じるでしょうか?少なくとも、うお座の時期は、その様な意識の持ち方が最も重要になってきます。

春分の日も関係する時期ですので、心穏やかに、瞑想をしたり、ひとつひとつの手放せない想いやこだわりについて、それは本当に自分にとって必要か?もしそれらがなくなったらどの様な気持ちになるだろう?と、どうか、感じてみてください。

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