記事一覧
【総括】前科に至る病
プロローグ自分には前科が一犯ある。
イジメに絡む一件の殺人事件から、負の連鎖のようにすべてが始まった。
長年ずっと整理がつかないまま生きながらえてきて、三十も半ばを過ぎると、周りで早い者は数人が亡くなった。
人間はいつ死ぬかも分からない。気づけば歳を重ねて、そのうち死んでいく。
自分もいずれそうなるし、自戒や精神整理も含め、時系列に振り返りながら記載していきたい。
Tour Ⅰ 奇妙な旅のはじ
参考人となった殺人事件
はじめに
"参考人"とは主に取調べを受ける被疑者以外の者を指します。
犯罪の嫌疑がかかった"重要参考人"と比べてその対象は広く、通行人などの目撃者（第三者）から被疑者との関係性が深く事情を知っていると疑われる者（知人、友人、親族）の他、専門家（鑑定人）などが参考人となり、刑事訴訟法第223条に基づき警察から聴取を受ける事があります。
多くの場合には目撃者や関係者が参考人となりますが、私のケース
重要参考人となった放火殺人事件
はじめに
"重要参考人"とは状況に応じて被疑者になり得る者を指します。
多くの場合に犯罪の嫌疑がかかった立場にあるため、参考人の中でも特に重要な鍵を握ります。
主に被疑者の可能性を持つ者を指しますが、何らかの事情により被疑者をよく知っている者も含まれ、必ずしも重要参考人が黒であるとは限りません。
この記事では私が中学3年の頃に起きた放火殺人事件で、重要参考人として取調べられた状況について詳細