アビスロイヤル雑記
コロナ罹患して暇なので、ここしばらくアビスについて考えたことを出力しておこうと思う。
まずはサンプルリスト。
比較的アビスを多めにした構築。
【アビスロイヤル】というデッキの現在の特徴をまとめると、「墓地メタに弱い」代わりに除去耐性を作りつつの比較的安定した4-5キルを実現している点と言えるだろう。
トリガーもそこそこ厚く、ブラッドレインによるGS4枚に加えてハンマ=ダンマ4枚、さらにトリガー枠としてトーチ=トートロット、龍頭星雲人、スパイナー辺りが採用されており、ジャスキルは基本的に止められる。
1.新規アビスについて
新弾になってアビスに入った強化はかなり大きく、ジャブラッド、マーダン=ロウ、ブルーム=プルーフ、セリヴィエット=エリーという優秀なカードを手に入れた。まずはこれらについて見ていこう。
cipで一枚墓地肥やしをする、マタドール・マルクーゼ式のメタクリーチャー。
これだけだと一見ぱっとしないカードなのだが、例え一枚とはいえ墓地肥やしをしてくれること、ジャブラッドによって耐性を持つことで、見た目以上に場持ちが良い。
特に4C邪王門のような、展開に踏み倒しを多用するデッキに対して耐性付きのこいつはかなり有効に働く。
今までのアビスは2コスト帯が墓地肥やしだけ、アビスラッシュだけで若干貧弱な層だったが、このカードの登場でそれなりに有力な初動を得たと言えるだろう。
疑似シビルカウント4によるクリーチャー化を持つタマシード。
cipとアビスのアタック時に2枚の墓地肥やしを行い、自分のアビス全てに墓地のカード4枚をボトムに送ることでの置換耐性を付与する。
アタック時に墓地を肥やす効果のおかげで、2体並ぶと基本的に全体除去でもされないと耐性が切れない。
今までジャオウガ・ゼロで行っていた山切れケアや打点生成を一手に引き受ける、正に最高レアに相応しいカードである。
ジャシン帝の軽減とアビスラッシュで過剰打点を並べ、それらにジャブラッドで耐性を付与して殴る、これが現在のアビスロイヤルの黄金パターンと言えるだろう。
cipでクリーチャー限定のピーピングハンデスを行い、シビルカウント3でアタック時に相手の墓地にあるカードのcipを奪って使い、ボトムに送る効果を持つ。
見た目以上にユーティリティなカード。ブラッドレインから2-4で繋いでハンデスを行うのも強力だし、ジャシン帝からのアビスラッシュでタイムラグ無しにアタックトリガーを使うこともできる。
今までアビスロイヤルには相手を妨害するカードがイマイチ少なかったのだが、これとセリヴィエット=エリーの登場で、ある程度相手の動きを妨害しながら動くことが可能になった。
前に突っ張るしかできなかった以前のアビスに比べると、その違いは結構大きい。
効果を使った後でボトムに送るのも地味に優秀で、青魔導具のドルスザクをボトムに送還したり、灰燼と天門の儀式をメタることができる。
闇単色デッキなのでカツキングを奪ってもリターンが少ないのはご愛嬌。
アビス版のササゲール2を持つ。ジャシン帝を軽減しつつ着地させることで同一ターンでの展開を行えたり、重量級のアビスを採用する場合もこれを挟むことで着地させやすくなる。
cipで任意にお互いにセルフハンデスさせる効果も持ち、ある程度相手を妨害しつつ墓地を肥やすことができる。
とはいえ、アビスロイヤルそのものがハンドリソースを稼げるデッキではないため、何も考えずにハンデスをしているとかえって首を締めることにもなる。使いどころが肝心だろう。
2.アビス以外の採用カード
ブラッドレインが多くの型で採用されており、中には一撃奪取も入れた6枚体制にしている型もある。
ブラッドレインを入れる利点だが、4ターン目にジャシン帝をプレイしたときに1マナ余る点、単純にマーダンロウやバウワウジャにアクセスしやすくなる点が挙げられる。
3コスト帯のアビスは手出しがそこまで強力でない物が多く、早め早めに4コストのアビスにアクセスしていきたい。そこで、邪侵入の嵩増し的な意味合いでブラッドレインが光るわけである。
主にトリガーの選択枠として採用されているカード。受け札というよりは、タマシード状態のバウワウジャやジャブラッドを早期にクリーチャー化する目的での採用が多いと思われる。
ジャシン帝による展開がなくとも、タマシード/クリーチャーをクリーチャー化できればそこそこのサイズと打点で押し込めたり、バウワウジャのブロッカーを活かせるようになるので、そういう目的で一考の余地ありと考えられる。
フォーク=フォック非採用の場合、墓地からジャシン帝を回収する手段が無いため、墓地に落ちたジャシン帝の救出手段にもなる。とはいえ軽減がなく、絶対に4コスト払う必要があるのでそれを渋いと考える人も多いかもしれない。
お手軽打点生成兼ハンデス札兼一応の受け札。上面は墓地肥やしを多用するこのデッキでは大体1コストでプレイできるようになるし、大型ハンデスとしても機能させやすい。
とはいえ、以前はジャオウガ・ゼロによるSA化で即時打点兼4ハンデスとして使えるのも魅力だったため、デッキ内のアビス純度が上がった今、採用の是非は改めて問い直すべきカードだろう。
妨害そのものはマーダンロウなどでもできるし、打点問題もジャブラッドというジャシン帝下で1コス2打点になるカードの登場で解決の兆しが見えているのも、これの採用率減少に影響していそうである。
SSTで相手のアプルを一掃しつつ大量展開ができるため、キツい対面であるアナジャオウガにワンチャンを作ることができる。
赤単我我我にもトリガーしたらそれなりに有効なため、アポロのいない今ならトーチ=トートロットよりもこちらを採用するべきかもしれない。
(追記)
質問箱で有り難いご指摘を受けました。これはスパイナー入りで対アポロやってなかった私の練度不足ですね、すいません。
これ見ながら考えたとき、マイナス3000で取れない赤単よりトーチの方が受かるかもしれん。また考える。
3.あとがき
とりあえず今考えていたことを書いていく形になったので、読みにくいとは思うがとりあえずここで終わりにする。
アビスロイヤルが今後も強化されるし、十分すぎるくらい今も強いし面白いデッキである。
中々今後が楽しみになってきた。
4.おまけ 調整中に作ったリスト色々
結構使い勝手が良くて面白かった構築。レインが複数来た時に弱いのが気になるものの、それを加味しても悪くない安定感。
フォークをピン積みしたのは最低限ジャシン帝などを拾える目を残したり、墓地肥やしで邪侵入の出力を上げるためにあった方がいいとの判断から。邪侵入だけで上記の目的に十分なら、ここをスパイナーの4枚目にしても問題無いと思う。
レインから繋がることを重視したので、4コス帯のカードは全部4投した。
除去兼リアニメイト札としてダークネスを採用してみた型。複数投入してLOケアする山でもないし、ジャブラッドの効果で勝手に墓地に行って使うことを想定してのピン積み。
使ってみた感想としては、悪くはない。確かにどこかのタイミングで墓地にいてくれるし、山はガンガン掘ることができるのでゲームが長引くと下に送られたダークネスがジャブラッドの耐性で上に戻ってきてまた使えたりもする。
とはいえ、大量投入して強いカードでもなく、積むなら1-2枚といったところか。
(また気が向いたら追記します。)