乳首にオロナインを一年間塗り続けた結果_週報220124

乳首にオロナインを塗ると感度が上がるらしい。

そんな噂が変態乳首界隈ではまことしやかに囁かれている。

果たして本当に感度は上がるのだろうか。実際に試してみたことがあったので、一ケースとしてここに記録しておく。

1.方法
乳首にオロナイン軟膏を小豆大に塗布し、その上から絆創膏を貼りそのまま1日生活する。
1日一回入浴のタイミングで張り替えを行う。

2.期間
一年間を目標として、なんらかの理由がない限り貼り続ける。
実験は2022年2月ごろから開始した。
2022年2月といえば私はまだ学生である。
そう、バイトで寿司を配達している時も、卒論発表会の時も、入社式の時も、雨で土砂降りになったロケの日も、私は乳首にオロナインを塗って絆創膏を貼っていたのだ。
上司に怒られて出社した日も「俺、乳首にオロナイン塗って絆創膏貼ってるしなあ」と思っていたのだ。

実験は気づいた時には終了していた。(多分結婚したタイミングくらい)
まあ四捨五入したら一年くらいは継続してたっしょ。タイトル詐欺は現代社会の基本。

3.実験経過
・実験当初
実験開始から一週間くらいは、乳首に絆創膏を貼っている感触が気になっているのもあるのか、乳首を解放した瞬間に当たる夜風が心地よく、なんとなく感度が上昇しているような気がしてきた。
また、メンタル的な副次効果として、バイト先で理不尽なクレームを受けても「乳首に絆創膏貼ってるやつによくその熱量でキレられるなあ」と思えて、ショートコント「バイト」に入れるということから非常にメンタルが安定した。
・実験中盤以降
乳首にオロナインを塗って絆創膏を貼っているせいで、絆創膏の粘着部分が少しづつかぶれてきた。ちょっとかゆい。かゆいは痛いの延長線上にある感覚であり、痛みは性感と同じ脳領域を通じて神経的つながりが存在するという説がある。
乳首ではなく、乳首に貼っていた絆創膏の部分が性感帯になってきた。
乳首自体の感度は実感を得られるほどの効果は得られなかった。

4.結論及び感想
結論として、乳首の感度は少し上がった気もするが、驚くほど乳首が敏感になったという実感は得られなかった。また、別の噂として「乳首にオロナインを塗ると乳首がピンク色になる」というものもまことしやかに囁かれているが、結果として私の乳首はいつも通りの大人の乳首の色だった。
以上のことから、残念ながら私の場合は開発には至らなかった。性感はまだまだ未開拓の分野である。たとえ噂や俗説であったとしても火のないところに煙は立たぬ、それらの中にはなんらかの科学的根拠が存在するものもあるはずである。
おそらく今回は、なんらかのクリームを乳首に塗ることで乳首をピンク色にする、という薬効が存在していて、それが派生し乳首に何かを塗ると感度が上がるのではないか、という発想が生まれ、乳首にオロナインを塗るという噂が始まったのではないだろうかと考察される。
しかし、この実験で得られた実利的効果もある。それは見えないところで常に性感開発を行っているということから得られるメンタル的背徳感、及びこっそりマウンティング感を得られるということである。極端にいうとローターお散歩みたいなものである。どんなに理不尽なことに遭遇しても「こっちは性感開発してるしどうでもいいや」というマインドが根底にあるので、メンタルで無敵になれる。「こんな大事な日なのに俺乳首開発しちゃってるよ」というエロ漫画でしかみたことないスリルを感じられる。その上全部一人で完結し、手順も簡単。おすすめです。

チクイキは難しかったので次はメスイキ目指してアナルガッツリ開発していきたいと思います。

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