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あなたは本当に健常者ですか?

「障がい者叩き」をSNSで目にするたび(叩いてる人に対して)思うことがあります。

それは…

あなたは自分が健常者だと証明できますか?

ということです。

障がい者であることの証明は簡単です。

発達検査テストを受けたり、病院に行ったりして「障がい者認定」を受けて障がい者手帳を手にすれば「自分は障がい者だ」と証明できます。

逆に言えば、能動的に行動し「障がい者認定」を受けなければ、極端な話、実際はIQが50でも健常者になる(健常者として扱われる)ということです。

つまり「障がい者認定を受けていない」「障がい者手帳を持ってない」イコール「健常者」という(扱いにはなるが)証明にはならないということです。

明らかにおかしい(発達に明らかな遅れがある)と親が感じたり、自分で気付いたりしない限り、発達テストを受けさせよう・受けようとはなかなか思わないはずです。

学校の成績(テストの点)が悪いからと、知的障害をすぐ疑う先生・親はそう多くはないでしょう。

特に、勉強が人並み以上に出来て「ちょっと変わってる」くらいでは親も子(自分)も「個性」や「性格」くらいにしか思わず、それが「障がい(によるもの。障がいの特性)」だとはなかなか気付けない・思わないものです。

その結果、自分が障がい者だと分からないまま生活している人も少なくありません。

実際「健常者だと思って生きてきたけどテスト受けたら障がい者だった」という事例も多く報告されています。

自分が健常者だと証明するには、発達検査テストを受けるなどして「健常者である」判定を受ける必要があります。

それをしない限り「自称、健常者」でしかありません。

健常者であれ、障がい者であれ、障がい者を叩くことは決して許されることではありませんが、自称健常者が障がい者を叩いているのを見ると「あなただって障害者かもしれないのによく障害者叩けるな」という気持ちになります。







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