#だじらじ ラブライブ野球部

私が1友人として、また1ラブライバーとして視聴しているラジオで本格的に質問の受付とそれらにちなんだテーマトークが始まった。

これは、2022.10.12の第15回放送にて挙がっていたテーマ
「もし、ラブライブシリーズのスクールアイドルで野球の打順を組んだら」についてコメントでは載せきれない細かい解説や個人的見解をここでまとめるための記事です。
※書いてるやつがそこそこ野球にうるさい奴なため、大分長文になります。予めご了承ください。

目次

  1. ポジション(メインキャストのみ)

  2. 選手解説(ポジション番号順)

  3. スターティングオーダー

  4. 打順の解説

1.まずは、ポジションの振り分けから

投手(ピッチャー)
三船栞子
桜坂しずく
ミア・テイラー
嵐千紗都
西木野真姫


捕手(キャッチャー)
天王寺璃奈
若菜四季
上原歩夢


内野手
・一塁手(ファースト)
小原鞠莉
近江彼方
葉月恋
・二塁手(セカンド)
星空凛
黒澤ルビィ
・三塁手(サード)
渡辺曜
朝香果林
・遊撃手(ショート)
高海千歌
綾瀬絵里
宮下愛


外野手
・左翼手(レフト)
高坂穂乃香
桜内梨子
優木せつ菜
・中堅手(センター)
松浦果南
黒澤ダイヤ
・右翼手(ライト)
園田海未
鐘嵐珠


控え選手
・代打
国木田花丸
・代走
津島善子
米女メイ


裏方チーム
・マネージャー
小泉花陽
矢澤にこ
・応援団
南ことり
中須かすみ
渋谷かのん
唐可可
・広報
平安名すみれ
鬼塚夏美
・スカウト
東条希
エマ・ヴェルデ
桜小路きな子


2.選手の解説
続いて、各選手をどのような根拠から当ポジションに振り分けたかを解説していく。ただし、試合に出る選手に絞るためそれ以外で気になる子がいたら是非質問を投げかけてください。

ピッチャー
・三船栞子
エースピッチャー
正直、身体能力は度外視して自分を強く持つ姿や繊細さという特徴から投手ないしエースの器を感じて抜擢した。普段のおしとやかさとは裏腹に気持ちの入った力投をする本格派。日本舞踊の動きを応用したグラブ捌きも強み。
・桜坂しずく
このキャスティングに関しては中の人が出演している野球アニメでピッチャーをやっていることが理由の8割を占めている。
ちなみに、球技が苦手であるため、打てないし守れないけど身体能力を活かしたく投手に任命。
栞子同様、無尽蔵のスタミナで投げ込む本格派
・ミア・テイラー
sing系スクールアイドルなもんでフィジカルがまだ発展途上なミア。ステイツにいた頃からキャッチボールはやっており抜群のコントロールを誇る。本場仕込みのゴロピッチャーでテンポのよい投球が特徴。
・嵐千紗都
マル大好きなちぃなので一番ボールと触れ合えるポジションになるのは最早自明である。(一説には立候補してきたとか)
弧を描くような軌道の変化球を同じコースから投げ分ける超技巧派。たまにボールと聞きたいというだけでわざと球数を多く投げるのは困るところ。
・西木野真姫
パワーピッチャーも野球の醍醐味ではあるが、実践では表情が変わらない冷静沈着な性格のピッチャーも1枚いると戦術の幅が広がり面白い。
それに加えて、人を魅了する不思議な力を併せ持つのが彼女である。メスのごとく鋭い変化球と縫合するときのような繊細な投球で三振の山を築き上げるまさにドクターK(ほぼこれが言いたかっただけとかいえない)

キャッチャー
・天王寺璃奈
情報処理能力に最も長けた人材をどうしても置きたいと思っていたところにこれほどの適任はいない。表情にコンプレックスがあった過去があり、それを逆手にとって相手打者のわずかな変化も見逃さない観察眼をもとに配球を組み立てる。弱肩という致命的なウィークポイントがあるが、ランナーを出さないから問題ないのだ……多分。
・若菜四季
りなりー同様、高い情報処理能力があるが行動がアグレッシブである所からどちらかというとチームバッティングに活かすのが得意な打撃重視なキャッチャー。また、身長が大きくて謎に身体能力も高いため、盗塁阻止もできる点で差別化される。
・上原歩夢
キャッチャーとは監督の代わりにグラウンドに立っているといわれている。このチームが侑ちゃん監督ということを前提とすると、監督の意思を汲み取ってプレーすることに関して右に出る者はいないだろう。
加えて、まごころ系スクールアイドルはピッチャーとのコミュニケーションが抜かりなく、能力そのものは高くないものの投手の能力を通常より引き出せる点で2人とはまた違ったタイプ。

ファースト
そもそも、著者が一塁手にどこに投げても逸らさなそうな懐の深さとある程度のリーチ(身長)を共通の特徴として求めるところとしている。
・小原鞠莉
イタリア系アメリカ人の血統ということでベースボールの経験は浅い。
とにかくかっ飛ばすのが楽しいらしく打撃に集中させるために外野ではなくこちらに置いた。平成の三冠王を思わせる天性のプルヒッター。
・近江彼方
包容力溢れる点が柔らかいキャッチングをイメージさせられて抜擢。打撃に関してはバットコントロールが良く、パワーが他より劣るもののたまにこちらを見透かすように絶妙な場所に打球を落とせるクレバーなスタイル。
・葉月恋
一塁手にあると尚良いのが競った時に体を伸ばせる柔軟性。バレエ経験者はこれにもってこいである。副産物としてインナーマッスルが発達しており、強い打球を弾き返せるシュアな中距離打者

セカンド
・星空凛
トップクラスの走力とネコ科のような野性の勘で打球に飛びつくアグレッシブな守備をするイメージが強い。ただし、やや大雑把な所もあるためエラーもそこそこ多い。
攻撃面では、単打を量産して塁間をかき乱すスピードスター。
・黒澤ルビィ
凛に比べて能力は劣るため、ポジショニングをもとに堅実な守備を誇る。頑固な一面が打撃に現れてどんな球にも食らいつく。それに伴って四球も狙えるため、出塁率が高い。

サード
・渡辺曜
最強のフィジカル戦士を一番強い打球の飛ぶポジションに配置。三遊間方面のダイビングキャッチが得意で鉄壁の守備を披露。締まりの良い身体から放たれる打球はライナー性で走力もあるため長打が多め。
朝香果林
モデルだけあって長い手足を使った特にライン際に強い守備が特徴。長打力にもつながっている。方向音痴が嫌な方向に派生し、守備では送球難、攻撃時には足が遅くないのになかなか塁に辿り着けない癖のある選手。
しびれをきらされ、サインはほぼホームラン狙い。

ショート
・綾瀬絵里
割とメジャーである、三遊間の打球を止めて1打1点の場面を食い止める大型ショートとして起用。
そのため、球際に強く柔軟な体の使い方でどんな体勢でもスローイングにつなげられる。
バレエの副産物でがに股気味のバッティングは近いポイントでも打球に負けない踏ん張りを生み出し流し方向によく伸びる長打を量産。
・高海千歌
ソフトボール経験者であり、これで鍛えられた球出しと持ち替えの速さは競ったプレーを求められるショートに最適。
打撃は小柄の割にパンチ力もあり下手したらホームランも狙えるほど。かき回すことが得意なので塁に出たら実質三塁打になる。
・宮下愛
部室等のヒーローはここでも守備の要を担う。
絵里と違って二遊間・センター前の打球に追いつき異次元の守備範囲で安打を潰しまくるし、チームに何かあればどこでも守るチートっぷり。
バッティングは中距離タイプで、足がが速すぎるのも相まってほとんど長打になる。

レフト
レフトに関しては、外野手の中では肩力がそこまで必要なく、打力のある特徴のある選手を基準に選考した。
・高坂穂乃果
バネのある描写が多く走力があるという設定で外野手の適正がある。守備範囲が広いが、ツメが甘いためエラーはやや多め。
また、突拍子のないぶっ飛んだ発想をする所を乱暴に一発のあるパンチャータイプのバッターという特徴に組み込んだ。
・桜内梨子
ピアノ少女は運動をした経験が少ないため、必然的にここしか守れない。
しかしながら、千歌の目がパンダになるほどの潜在的なパワーは相手に一発の期待値を押し付けるには手に余るプレッシャーを与えられる。代打要因としても優秀であるが、打席が多い方が脅威であると判断しあえてレギュラー候補として採用した。
・優木せつ菜
最大火力(物理)といっても過言ではない貴重な飛ばし屋。5歳児のごとく無限の体力の持ち主でもあるため、長期戦になってもパフォーマンスが落ちないのも目立たないが重要な武器になる。
致命的な欠点は、前日までに見た作品のキャラクターに影響されやすくそれによりものすごく感情やパフォーマンスの落差が激しい。

センター
・松浦果南
筋力がメンバー最強なのは言うまでもない。そこから成る強肩で捕殺を狙う所で同じく身体能力の高い愛さんとの差別化を図った。
守備では走力を活かした広い守備範囲で穴の多い両翼をカバー。
打撃ではライナー性の当たりが多くパワーもあるため極めて低い弾道でのスタンドインが多く見受けられる。
・黒澤ダイヤ
広い視野を活かしたポジショニングを武器とし、鉄壁の守備で得点を許さない。打撃については、中の人の都合でお尻(体幹)がしっかりしているためスレンダーな体型の割に内野の頭を丁度超えて伸びるような打球を出す。
お稽古を多数こなすため器用で、小技もきくバランスのよい選手。

ライト
・園田海未
剛速球まくらのイメージどおり、ランナーを射止めることについては誰にも負けない。肩自体の強さよりは正確無比なコントロールが強み。
弓道で鍛えられた下半身の粘りで、変化球に崩されにくく三振率が低いことが打席での特徴。ついでに懐に空間が多いため内角打ちが上手い。
・鐘嵐珠
そもそも彼女のポテンシャルなら割とどこでも守れるが、「このランジュに背中を向ける人を逃がさない」といういかにもな理由で外野手を希望してきた。打撃ではほぼ飛距離のことばかり考えているため繋ぐという概念は毛頭ない。だが、ここぞという場面には強く、決めてほしい所をしっかり決めてくれる点も含めてやはり絵に描いたカリスマ性がある。


3.スターティングオーダー
これらの特徴をもとに、私なりのチームのスタメンが以下のようになった。
尚、名前の隣には利き手を添えておいたが実際の利き手は無視して作成したことは事前にご容赦ください。
1番レフト 高坂穂乃果(右投右打)
2番セカンド 宮下愛(右投両打)
3番DH 若菜四季(右投右打)
4番ライト 鐘嵐珠(右投右打)
5番ショート高海千歌(右打左打)
6番センター 松浦果南(右投右打)
7番ファースト 小原鞠莉(左投左打)
8番サード 渡辺曜(右投右打)
9番キャッチャー 天王寺璃奈(右打左打)
先発 桜坂しずく


キャッチャー陣の中では、盗塁阻止こそ難しいものの簡単に打たせない配球で守備力重視の選出をした。


4.解説
ここでは、スターティングメンバ―の選出についてその根拠と私なりに打席で求めることを解説していく。

・1番 穂乃果
1番は一般的に出塁率を求められる。アプローチは様々あるうち、今回は最もゲームの流れを引き寄せやすいバットをよく振るタイプを用いた。
一定の走力があり、下手をしたら一発のあるバッターで出鼻をくじいてチームに勢いをつけたい……そんな役割はμ’sの起爆剤である穂乃果に任せることが最適解であると判断した。

・2番 愛さん
現代野球において、2番打者最強説がトレンドとなっている。
……が、著者は平成の人間なのでそこには乗っからず別の戦術を構築した(単に天邪鬼なだけかもしれない)。
2番最強論とは、出塁した1番を1打で返して得点の確立を上げることを原理にした戦術である。私の場合それを少し捻ってセオリーに比べたらやや火力を下げ、機動性重視の採用を図った。
愛さんなら、そこそこの長打力と足の速さで自分で決めることと自分が得点圏に立つことを両立させるために能力が十分すぎた。
あえて1番の走力を2番より落とすことで、1打1点より2・3塁のケースを多く作る方がプレッシャーにもなるし、以降1打2点も狙いやすいと推察した。
尚、スイッチヒッター設定ではあるが、基本的には右バッターの想定であるセカンドに右の強打者を置くことで送球時の重心運びが打撃にも活かせるというデータに基づき、初っ端からコンバートした。
 
・3番 四季ちゃん
4番の前にお膳立てをするという意味では戦況が一番変わりやすいのは3番であり、見た目以上に難しいことを求められる。
この役割を限りなく理想的にこなしてくれるのが四季ちゃんである。
できるだけ多くの子を活躍させるためにDH制を採用していることから、攻撃で本領を発揮する情報処理能力をふんだんにチームバッティングに活かすことを期待している。

4番 ランジュ
4番の仕事は言うまでもないのであえて割愛。
一見すると一番良いバッターを置けばいいと間違われやすいが、ここは点を取ることが仕事なので単にヒットが打てるだけではなくチャンスでの勝負強さ、加えて打線の華ともいえることからある種のカリスマ性のある選手を求められる。ランジュは誰がどう見ても最強という訳ではないが、大事な時に彼女なら何とかしてくれるかもと思わせる特別なオーラがあると感じたためメタなことを言えば打順が速攻で決まった選手が2人いたうちの1人である。

5番 千歌
ソフトボール経験あるあるで、内野安打を狙えるように左バッターが多い。
意外とパワーヒッターなのは普段中の人がハンマーで狩りをしていることが由来している。バットはそれに比べると大分軽いのでバットコントロールも良くクリーンアップを担ってもらうのには不足ない。
ショートは選出に一番迷ったが、競技経験者であることで採用となった。

6番 果南
真っ先に選出ならびに打順の決まったうちのもう1人。
著者のオリジナル理論「6番最強説」を体現してもらうために、満を持してフィジカルモンスターまちゅうらを初代に任命。
6番は上位打線と下位打線に挟まれる起用法の難しい打順である。
想定では、仕事を終えた4番・5番がランナーにいたり、あるいは、決めきれずに前のランナーが溜まった状態で打席が回る頻度が高いことから、ここに4番を打てるくらい得点力のあるバッターを配置することで勝負しなければならないタイミングを長くすることが脅威になるのではないかと推察して定期した理論である。
仮にランナーのいないケースで打席が回っていても、果南なら長打でチャンスメイクも1人で点を取ることもできる。また、私情を挟むが、果南はそこまで複雑な思考が得意ではないため、ランナーの有無だけで役割が分かりやすいのもこの作戦には功を奏していた。

7番 マリィ
中の人が左利きだから鞠莉もアリでしょう。(異論は認めます)
3番から6番までのランナーが自分で決めた後ランナーとして残っている場面で7番に強打者を置くことも結構メジャーな戦術である。
クリーンアップはパワーがある分走力は落とし気味なため、この場合はライト方向に打球を飛ばせる方が都合が良い。特に左バッターのうち引っ張りに長けている左投左打の選手を置くのが分かりやすいだろう。従ってこのチームではポジション含め鞠莉の唯一無二の輝きを手に入れた。

8番 曜ちゃん
本来なら中軸を任せたいポテンシャルの持ち主だが、著者が上位打線に打力以上に頭脳を求めたが故に、消去法でここを頼まざるを得なかった。
裏を返せば、下位打線に中軸クラスがまだ残っている打線が自軍にとっては抜かりなく、相手にとっては気の抜けない絶妙な打線になった。
ほとんどランナーなしの場面なのでそれほど考えることはないが、繋ぎの仕事もできると尚良い。そういった意味では火力と小技を両立できるのは曜ちゃんならではといえる。

9番 りなりー
キャッチャー選出において、盗塁阻止は難しいものの、簡単に安打を許さない配球を武器に守備力を重視してスタメン抜擢となった。
打撃については小柄かつ華奢故に長距離は考慮しないものとする。
加えて、出塁率を上げるために左打席に立ってもらった。
選球眼がよく、四球を狙って上位に繋げることを中心にテキサスヒットや内野安打と徹底的に塁に出ることにこだわった打席に注目したもらいたい。


以上、かなり長文というか1つの論文レベルの大作になってしまいましたが私なりにスクールアイドルで野球チームを作ったらこうなりました。
ここまで読んでくれた方がどれだけいるか分かりませんが、ご覧いただきありがとうございます。
ここで紹介していない中で気になる子がいたら是非コメントで教えてください。他にも皆さんのオレ流ラブライブ野球部の案も待ってます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?