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運動器のイロハ(斜角筋隙と動脈)

こんにちは!柔道整復師の吉澤@Knee_geekです!

連日、SNSを使って僕宛ての質問を募集していますが...

その中で特に多いのが「〇〇筋へのアプローチはどんな手技を用いていますか?」「得意な手技は何ですか?」といったものです。

質問をくださる事はありがたく感じていますが、〝手技〟に固執し過ぎているセラピストが本当に多いという事も同時に感じています。

確かにこの業界には色んな名前のついた手技が存在し、しっかりと考えられて構成されたものの中には実際に効果的なものもたくさんあります。

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しかし、患者様の立場に立って考えると〝〇〇法を使った施術〟というものに興味関心がある方はごく稀であり、多くの方はそんな方法論よりも自分の身体の痛みや辛さを取り除く事に焦点をおいているはずです。

僕の意見ですが、手技がめちゃめちゃ色んな種類ができるセラピストよりも、手技の種類は少なくても病態の理解が深く、もしもの場合にはしっかりとした判断と対応ができるセラピストの方がいざという時には見てもらいたいと感じると思うんです。

ここまでお話しすれば、「どこから勉強すれば良いかわかりません…」という質問のヒントにもなるはずです!

まずは最悪の事態を回避できるよう、病態への理解を深めて鑑別をしっかりで切るようになりましょう。

さて、今回の問題はこちら‼︎

4回 午前・問13
斜角筋隙を通過するのはどれか。
1.鎖骨下動脈
2.腋窩動脈
3.椎骨動脈
4.腕頭動脈

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