真菌感染症(アスペルギルス症)(カンジダ症)


こんにちは、
アミナです。


アスペルギルス属に属する
数種の真菌が原因です。

これらの真菌は、
発癌性のあるアフラトキシンの生産菌としても
知られています。

多くの動物が感染するそうです。

犬の場合は、呼吸器から全身に感染が起きるそうですが、
特に鼻腔や副鼻腔への感染が多くみられます。

一方、猫では、呼吸器感染のほか、
腸管での感染も見られることがあるそうです。

この菌は土壌に存在するので、
どこでも感染する可能性があります。

治療にはフルコナゾールとイトラコナゾールなどの
抗真菌剤を用います。


(カンジダ症)
カンジダ・アルビカンスを代表とする
カンジダ属の真菌による病気です。

この真菌は湿潤な土壌や汚水中に多く生息しています。

また、動物の外耳道や鼻腔、口腔、消化器、
肛門、皮膚にも存在していますが、
通常は病気を起こすことにはならないそうです。

しかし、免疫力が落ちた場合や、
抗菌薬の投与が続けられると他の細菌が死滅して、
この真菌だけが生き残った場合に
カンジダは異常に増殖して炎症を起こします。

そして、膀胱や肺、腎臓、肝臓にも
感染が広がることがあります。

猫では、消化器の肉芽腫性病変や皮膚炎、
結膜炎などの発生が知られています。

治療には、各種の抗真菌薬を使用します。

また、予防をするには、生活環境を衛生的に保ち、
細菌感染症の治療にあたっては
抗菌薬の長期投与をさけることも必要だそうです。

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