夏の散歩は危険

こんにちは、
アミナです。

昨日、今日は、
とても涼しく過ごしやすかったですね!

先日、気温が30度近くあった日の日中に、
犬を連れて散歩をしている年配の男性を見かけました。

犬も若い子ではありませんでした。
ヨタヨタしながら、ハアハアして歩いていました。

明らかに辛そうで、私は思わず声をかけてしまいました。
「わんちゃん、暑くて辛そうですね?大丈夫ですか?」と言うと、

飼い主さんは、一瞬ムッとした表情をされましたが、

「犬は散歩をしないといけないから、
暑くてもしょうがないんだよね。
こっちも毎日大変なんだよ!」と苦笑いをしながら言いました。

その人からすれば、
私の声かけは余計なお世話だったかもしれません。

残念なことに、毎年何度かは、真夏の炎天下で
犬を散歩させている人を見かけることがありますが、
本当に犬は喜んでいるのでしょうか?

私達人間は靴を履いて散歩をしますが、
犬は直に肉球が真夏のアスファルトに着くわけです。

もし気温が30度近くあれば、
アスファルトの温度は60度近くにもなります。

人間が「暑い」と感じるよりはるかに高温になります。

しかも犬は足の裏側でしか汗をかくことができません。
犬が体温調節出来るのは、足の裏と口だけなのです。

高温のアスファルトを歩いている犬は、
口からしか放熱する事が出来ません。

ハアハアとしているのは口から放熱をしているからです。

昨年の夏に、うちの近所の家のシェパードが、
まだ6才だったのに亡くなってしまいました。

そこの家のおじいさんが、毎日日課として
雨の日も真夏の炎天下でも犬を散歩させていたのです。

犬が一度でも熱中症になってしまうと
一旦熱が下がったとしても、それは回復ではなく、

細胞レベルでダメージを受けてしまうので、
1ヶ月くらいすると亡くなるケースも意外に多いそうなのです。

その家のシェパードも
具合が悪くなってからちょうど1ヶ月ほどで
亡くなってしまいました。

熱中症にかかってしまった犬は、
夏が終るまで、出来るだけ室温25度以下の部屋で
安静にしておいてあげるのが良いそうです。

炎天下での散歩は、犬は特に命の危険があるので
しないようにしましょう。

夏場に散歩をする時は、
早朝や、日が沈んだ夕方以降がいいでしょう。

そして、愛犬の表情をよく観察してみて下さい。
辛い時は必ずSOSを出しています。


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