鳴き方がいつもと違う



こんにちは、
アミナです。


犬や猫は、瞬間的な激しい痛みの時以外は、
鳴き声を出すことはあまりありません。

ところが、病気や怪我ではなく、
生理的にいつもと違った声を
発することがあります。


たとえば、発情期の猫の声や、
救急車などのサイレンの音に呼応して
犬が遠吠えをしたり、
喧嘩などで相手を威嚇する時の声などは、
普段とは異なります。


また、猫には伝染性鼻気菅炎
という病気があります。
その病気のせいで
声がかすれることもあります。


猫が発情すると
夜中に「ウァーオ」というような
独特の大きい声で
鳴いていることがよくあります。

人間の赤ちゃんの泣き声のように
聞こえることもあります。
これは雌猫が交尾を求めて鳴く声です。


猫の歯周病や口内炎には、
非常に強い痛みを伴うことがあります。

食事中に炎症を起こしている部分に
食べ物があたって、強い痛みが起こり
「ギャー」という奇声を発することもあります。


また、椎間板の病気にかかっている犬が
激しい痛みから奇声を発することもあります。
排便困難な犬が排便時に苦しそうな声を
発することもあります。


猫は激しく怒った時に
「シャー」とか「ウー」という声で
相手を威嚇する時があります。

犬も同様に、相手を威嚇する時に
「ウー」というような唸り声を発します。


飼い主さんが留守をしている時に、
ずっと鳴き続ける犬がいます。
家族と離れた不安から鳴き続けるのですが、
これは、分離不安といいます。


また、犬には認知症があります。
意味もなく夜中中鳴き続けて
飼い主さんを困らせる例が増えています。


認知症に対する治療は困難ですが、
いくつかの薬が発売されているので、
動物病院に相談されるといいです。


いずれの場合も、
どんな時に変な声で鳴くのかを観察します。


例えば、犬はよく寝言を言い、
どこか痛いような声を発することがあります。


鳴き声以外の全般的な様子をよく観察します。
異常な状態が続く場合は、
早急に病院で診察を受けましょう。


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