膵臓の吸虫症(消化器系の吸虫症)


こんにちは、
ミナです。


犬猫の膵臓には、
ある種の吸虫が寄生します。

一つはテン膵吸虫という種類で、
本来はタヌキやテンなどの
野生の動物に寄生するものですが、
ごくまれに犬にも認められるそうです。

このほか、
沖縄では猫に沖縄膵吸虫という種類が
寄生することが知られています。

これらの吸虫は、
終宿主の膵臓を主な寄生部位としています。


発生例は少ないので
症状も明らかではないそうですが、
寄生部位が膵菅であることから、
膵炎を発生する可能性があると思われます。

そういう理由から、
これらの吸虫に対する駆除薬は知られていませんが、
プラジクアンテルが有効ではないかと言われているそうです。


予防ですが、
確実に予防する方法は明らかではないとのことです。

しかし、昆虫類が
第二中間宿主であると考えられているので、
昆虫類を捕食させないようにするのが
予防に繋がるのではないかと思われます。

人間への感染の可能性に関しても、
例がないので知られていませんが、
可能性は否定できないとの事です。


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