上手な薬の与え方


こんにちは、
アミナです。


犬や猫に薬を飲ませるのって
苦労しますよね。

うちの子は薬には敏感で
飲まされる気配を感じると
すぐに察して逃げようとします。

掛かりつけの獣医さんに
上手な薬の与え方を伝授してもらいました。

まあ、成功する時も、
バレて失敗する時もありますので
そんな時は臨機応変に対応しています。


薬をご飯やおやつに混ぜて
食べてくれたら苦労はしませんが、

薬が混ざっていることがわかってしまうと、
警戒してご飯を食べてくれなかったり、
薬のところだけ残したりします。

その場合は、
直接お薬を飲ませなければなりません。

実際、すごく嫌がる子もいます。
薬を入れられても飲み込む前に、
薬を吐き出してしまうこともあります。

宜しければ参考になさってみて下さい。

錠剤の場合
薬は見せないようにして近づきましょう。
優しく撫でながら、
背後から包み込むようにしておさえます。

そして顔の上から両あごを持って
上を向かせます。

口を開けてすぐに
錠剤を舌の奥の方めがけて落とします。

薬を入れたら数秒はそのまま
上を向かせたままにします。

そして、のどを4回~5回撫でてあげます。
舌なめずりするのが確認出来たら、飲み込めた証拠です。


 粉薬の場合
ご飯に混ぜる方法で失敗してしまった場合は、
少量のお水に溶いて液体状にして飲ませます。

水の量が多すぎると飲ませにくいので、
少しでも減らしてあげるために
最小限の水に溶いてあげるのがいいでしょう。

薬が水に溶けたら
シリンジ(注射器の筒)で吸い、口の脇から飲ませます。

嫌がって顔をそむけてしまうので、
片手でそっとおさえてもう片方の手でシリンジを持って
薬を口に入れます。

正面から入れると口の脇からこぼれ出てしまうので、
脇(犬歯より後ろ側)から少量ずつ飲ませましょう。

1度に入れすぎると誤嚥してしまう危険があるので、
あせらずに少量ずつ飲ませることが必要です。

シロップの飲ませ方は、上記の粉薬と同じです。
粉薬と比べると苦味が少なく、飲みやすいかもしれません。


塗り薬の場合は、薬が毛につくと、
犬は舐めてしまうので、
皮膚に直接塗り込むようにして
毛についてしまった薬はきれいに拭き取ります。

あまり舐めるようでしたら
場合によってはエリザベスカラーを使用すると良いでしょう。

目薬のさし方は、目の周りをきれいに拭き、
片方の手で鼻先を持って固定します。

顔を少し上向きにさせて、
目に当たらないように注意しながら適量をさします。

瞼を少しだけ押さえて
目全体に薬が行き渡るようにします。
薬が被毛についてしまったら、必ず拭き取ります。

いずれにしても、なるべく不快にさせずに
出来るだけスピーディに投薬出来るように
コツを掴んでくださいね。

それから、
内服薬をご飯に混ぜて与える場合は、
必ず獣医さんの判断を仰ぐようにして下さい。


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