症状により考えられる病気(下痢をする)


こんにちは、
アミナです。


下痢をするからと言って病気とは限りませんが、
急性の下痢や進行の早い下痢だと急激に悪化し、
特に仔犬や子猫、老齢の犬や猫では、
1日から数日で死亡する場合があります。

単なる「下痢」と侮らず、
早い時期での診断と治療が大事です。

犬猫は様々な病気で下痢を起こします。
一般的には、寄生虫やウイルス、細菌などの
感染によって下痢を起こすことが多く、
また、胃や腸に異常があっても起こします。

一般に小腸性下痢では一回の排便量は増えますが、
大腸性下痢では、少ないか正常のことが殆どです。

環境の変化によっても下痢になることがあります。
食事内容を変更した時や、引っ越し、
移動などの環境の変化によっても起こります。
この場合は一般的には一過性のことが多いようです。

全身の症状などを伴う場合は、
細菌感染やウイルス感染が疑われます。
嘔吐や著しい衰弱などがあった場合です。

感染症では、下血や発熱、脱水、腹痛などの症状を伴います。
重篤な症状を示すことが多く、早急な治療が必要です。

便に血が混じっている場合は、好酸球性腸炎、
リンパプラズマ細胞性腸炎、リンパ種、小腸癌などが疑われます。

軟便が続いたり、下痢が続いたり、嘔吐が見られたり、
元気がないなどの症状が見られる場合は、
早めに獣医師の診察を受けましょう。

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