症状により考えられる病気(皮膚の状態)


こんにちは、
アミナです。


犬や猫の皮膚は、被毛で覆われているため、
皮膚の異常が見つかりにくく、
異常に気が付いた時には、既に進行、
悪化している場合があります。

皮膚の色がおかしかったり、
湿疹、しこりがある場合は病気かもしれません。

また、痒がる様子が見られる時は、
寄生虫に感染している可能性があります。

皮膚全体が黄色っぽい場合は、黄疸が考えられます。
青紫や赤紫の場合は、皮下内に出血が考えられます。

皮下の浅い部分に出血があると赤紫色になり、
深い部分で出血が起こると青紫色になります。

外傷などがなく、青紫色になっている場合は、
血小板減少症などの血液の病気が考えられるそうです。


(皮膚に赤い斑がある)
皮膚病の中で最もよく見られる症状です。

紅斑は皮膚に炎症が起こり、血管が拡張している状態です。
皮膚に紅斑が見られる場合は皮膚炎が考えられます。
湿疹も皮膚炎に見られる主な症状のひとつです。


(しこりがある)
犬や猫は、中年以上になると、
皮膚の腫瘍の発生率が高くなり、良性と悪性があります。
乳腺腫瘍は避妊していない雌では発生率が高くなり、
まれに雄にも発生します。


(かゆみがある)
かゆみは、皮膚炎(アレルギー性、内分泌性、
外部寄生虫性など)が原因で起こります。

(皮膚に異臭がある)
皮膚の感染(細菌、真菌)、皮膚の壊死、
皮膚に出来たしこりが敗れた場合などに起こります。

(ふけがある)
アレルギーや脂漏性皮膚炎などで見られます。
外部寄生虫の有無については、犬や猫の皮膚や毛など、
生活の場にノミ、ダ二がいないかどうかよく調べます。

ノミやダニを見つけた時には、むやみに除去したりせずに、
駆虫薬を使用して除去しましょう。

皮膚病に対する治療薬は多種にわたり、
その原因によって使用する薬も違います。

皮膚に傷がある場合は、周囲の毛を刈るなどして、
清潔を保つように心掛けて下さい。

また、薬を使用する前には、
獣医師の診察を受けるようにしましょう。 
日頃からシャンプーやブラッシングを心掛け、
皮膚の状態を観察するようにしましょう。

飼い主さんが自らシャンプーをする場合ですが、
皮膚病がなければ月に一回程度が適切です。

汚れや臭いが気になる場合は、汚れた部分のみを洗ったり、
市販のブラッシングスプレーなどを使用するのも良いでしょう。
シャンプーをした後は、よくすすぎ、完全に乾かして下さい。

外部寄生虫の予防には、市販されている駆虫薬や、
動物病院で駆虫薬を購入して予防しましょう。
特に暖かい季節には、ノミやダニが増えますので
気を付けてあげて下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?