動物の輸血と血液型


こんにちは、
アミナです。


人の血液型はABO式、
Rh式などの分類ですが、

それと同様に、犬猫の場合にも
沢山の血液型の分類があるのだそうです。

国際的に認められている犬の血液型の分類は
DEA型(Dog Erythrocyte Antigen=イヌ赤血球抗原)で分類され、
13種類もあるそうです。


猫の場合は、A型抗原とB型抗原の組み合わせにより
A、B、ABの三つの血液型があります。

人とは異なりO型という型はないそうです。

一番多いのが日本猫で95%ほどのA型で、
B型は猫の種類によって時々みられ、
AB型は非常にまれだそうです。


人と同様、
動物においても輸血の安全性、
効果という観点から、
最も重要なのは血液型の一致です。

犬の場合、
初回の輸血では問題がないそうですが、
2回目以降に特に重要になってくる血液型が
DEA1・1型です。

DEA1・1型(+)の犬に輸血すると
輸血反応が起こりますが、
逆では問題なく輸血することが出来るそうです。


猫の場合、
とくにB型の猫が持っている
抗A型抗体はとても強力で、

初めてでも輸血の際、
重症の輸血反応をおこすため、
組み合わせに注意しないと
命の危険を伴うそうです。

以前に輸血を受けたことがある犬や猫は、
たとえそれが数日前であっても
輸血反応がないことを
確認する必要があるそうです。

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