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【重音テト単独音】エフェクタ【オリジナル】

島乃丞 詞・曲
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[曲名]
エフェクタ

[歌詞]

君は音の狂ったギター
そんで私は安っぽい音色のキーボード
バンドで一人浮いてる君と
結成すらできない私
こんな日が続くのも飽きたから
変えてしまえ 協和音に

歪(ひず)んでもうどうにも戻らなくて
泣いて叫んでズタボロになった君
絶望なんかしなくていいのに
これからが本番だから

今変わるよ
ここは今 私たちだけのステージ
見てよ 黄色い声どころか
虹色のシュプレヒコール
もう怖くないでしょう
勇気を出せたから
ほら 私たち いつの間にか
みんなと協和してる
一つの音に

「君の音が狂ったギター、
私が合わせてあげようか」
「結構ですよ てかお前こそ
メンバーまだ集まんないの?」
こんな会話だけなのも嫌だから
変えてみせよう 協和音に

思い切って君に訊いてみるんだ
「狂った音に慣れたから
無理に合わせるのが怖いの?」

(返事をしない君(きみ))…

もう 大丈夫 心配しないで
私も一緒に変わるから

今変わったよ
ここだけが 私たちのためのステージ
見てよ 何万人の人が
見に来てくれたんだろう
「まだ怖いんじゃないの?」
「逆に緊張する」
でも 私たち こんな風に
みんなと協和してる
一つの音に

歪(ひず)んでもうどうにも戻らなくて
泣いて叫んだあの時思い出して
絶望なんか希望に変わった
これからが本番なんだ

今変わるよ
ここは今 私たちだけのステージ
見てよ 錆びたはずの弦から
たしかに響き渡る音
こんなに変われるんだ
強く願ったから
ほら 私たち いつの間にか
みんなと協和してる
一つの音に

[文化祭頒布時の歌詞カードコメント]
中3の3学期に制作。
「2月中には発表する!」と
息巻いて必死に作った覚えがあります。
作曲してから作詞したのでかなり難しかったです。
あと間奏がやたら長いですね。

[あとがきというか今回の投稿にあたって]
当時のコメント以上も以下も無い曲です。
「作詞をする自分」という概念をそもそも受け入れられないまま曲を作るとこうなるよ。

なぜ中3の3学期に「2月中には発表する!」と息巻いたかというと、
単に中学卒業までの授業日程が終わる前の、比較的落ち着いてる時期に
昼の放送で流したかったからです。…

高校は昼の放送はおろか放送部も無いし(入りたい気持ちも勿論無かった)、
さすがにそういう滅多なことはできないだろうというか、
自作曲を公衆放送で流せる機会が失われるじゃないですか。だからです。

その中学の昼の放送はというと、放送委員会なる組織のメンバーが
日替わりのお当番で15分程度放送していて、CDを用意さえできれば誰でも
かけて欲しい曲のリクエストすることができるというものでした。
そこに自作曲を手ずからCDに焼いて持ち込んだわけですね。
ただ、自作曲を流したいという事情をある程度知ってくれている人に
CDを託したかったので、ちょっとだけ共通の好きな音楽の話ができる、
一学年下の放送委員会の子に流してもらいました。

前回noteにて投稿した同じくテト曲『Lily white』もそうしてもらった経緯があり、
普通に教室で給食を頂きながら、教室のスピーカーから流れる自作曲とそれを聞かされた生徒たちの感想をリアルタイムで聞くということをしました。

【前回のnote】
https://note.com/12shima08/n/n78be03ac1bfb

その時の周りの声はというと「サビとか短くね?」とのことだったので、
それを踏まえ「短くなくしたい」というだけの意識で色々伸ばしました結果、
この『エフェクタ』は音楽としてのテンポは速いのに、テンポ感の悪い、
全体の尺が間延びした曲になりました。しかもお恥ずかしい歌詞つき。

ボーカル曲ってむずいね。作品としては拙いにしても、
この頃の方がやりたいことに対しての葛藤というか、
自分の中での制約みたいなものが無く自由にできてた気がする〜。
気のせいかな。まあ今も全然自由か。

ちょ〜〜〜眠いンですけど。おやすんば。

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