(ネタバレあり)10/29 劇場版レビュースタァライト WSBライティング上映 初見感想


本当に最高の映画体験をさせていただいたので、記憶が薄れないうちに感想を書き殴ります
なお6000文字ぐらいあるので…書きたいこと全部書いたら凄いことになってしまった



前置き

実はスタァライトはアニメをリアタイしていたくせにロンドも劇場版も見てない「お前何してんの?」と言われる系のオタクでして…
(スタリラ祭とかも行ってたのに本当になんで見てないんだ?劇場版出た当時周りの舞台創造科が大絶賛してただろ)

そんな中たまたまツイッターでスタァライトに現在進行形でハマっている友人(劇場版まで見ていた)と知り合い、「劇場版見てないからそのうち上映会するか~~~」とオタクの戯言を言っていた時に飛び込んできた公式のツイート。

「行くしかない」そう決めてスケジュールがたまたま合ったのが10/29でした。

ちなみにまじで新文芸坐さんについて何も知らなくて、「チケットなんか高くね?」と調べたら「ライティング上映」なるものとのこと。「へーなんか光るんだろうな」っていう幼稚な期待を抱いていました。数日前の自分を殴りたい 

行くからには久々に見るしかねぇとyoutubeで公開されていた舞台1、2、3、アニメシリーズ全話、ロンドをちゃんと当日までに見ました。




さっさと感想を書け

はい。

というわけで当日。もうロビーに入ったら「舞台少女心得」が流れててテンションが上がりまくり。スタァライト聴きながらトイレするの最初で最後だろ「Star Divine」もめちゃくちゃ好きな楽曲の一つなのでテンションが上がったまま下がらず。

上映時間になり、(星見純那、というか佐藤日向似)のスタッフさんの説明が。(ちなみに神楽ひかり/三森すずこさん推しらしい。説明でちょろっと言ってただけなのに覚えてしまった)

スタッフさんが手動でライティング・音響をリアルタイムで行うこと。
ライティングも音響もその1回限りのパフォーマンスのこと。(特に音響は温度・湿度とかを実際に観客席に降りて調整しているとのこと。ヤバすぎ)
拍手・歓声は禁止。

(あっこれとんでもない(誉め言葉)上映に足を踏み入れてしまったな?)と思いつつ、スタッフさんの説明を聞く。

「前のこれ、前回残したら好評だったんですが、今回も残しておきましょうか」

「?」と思いつつ、(あー撮れなかった人が後で撮れるようにか~~配慮~優しい~~~)とその時は思ってました。その時は。んなわけあるかスタァライトだぞ 





だから感想を

すみません。あと劇場版が初見なせいで劇場版とライティング上映の感想が入り混じりますがご了承を。
ちなみにスマホで映画見ながら追体験してるのでかなり正確に初見の感想が書けてるはずです











トマトグチャァ!バーーーーーーーーーン! 


????????????????? 


実際見終わった後もよく分からんけどこの世に「トマトが潰れて始まる映画」なんて前例が無さすぎるでしょ
「トマトが重要なモチーフ」ってのは聞いてたけどいきなり潰れるのは聞いてない(急なデカい音が苦手なのでめちゃくちゃビビってた)

「間に合わない~~」って走るキリン面白すぎるでしょ、スクリーンに映る最初のシーンがそれでいいんか

ひかりちゃんが華恋ちゃんの武器を素手で受け止めて?!血が!!(アニメを通してロンドの最後あたりまで明確な流血表現が無かったのでびっくりした)

華恋ちゃんのズームで聞こえる列車の音。(ああ、今回は「列車」が重要なんだな)と理解してのタイトル。この映画すげえな。


進路相談の場面。Growthの舞台観たから「うわ~~~~~~!!!逆輸入~~~!!!」って心の中で叫んでた。『二層展開式メディアミックス作品』を謳っているスタァライトだからこういうズルい演出するよなぁ~~~と思ってしまった。
香子の進路相談の文字いかつ 
バックで小さく聞こえる「日常」がめちゃくちゃ気になってモノローグ全然聞けてない…もう一回見ます

ポニテの華恋ちゃん可愛い~~(そうじゃないだろ)
今回も大場ななが黒幕か?
華恋ちゃんの進路希望白紙??
神楽ひかり自主退学???????

いきなり13年前出てきて笑っちゃった、さすがに急すぎるだろ
(アニメでも幼少期の描写あったから掘り下げかと思ったら全然違った…)
華恋ちゃん、最初は引っ込み思案だったんかぁ~~~ひかりちゃんと、スタァライトと、キラメキと出逢ったから変わったんだろうな…
「あいじょうかわん」可愛すぎてめちゃくちゃ笑顔になってしまった。


変わって現在
クロディーヌのジャージ姿、癖(へき)~~~~
しかもここで双葉のデカい声が聞こえてくるの、めちゃくちゃ解釈一致なんですよね

香子ブチギレ、Growthだっけであったっけか?理由は違うけどめちゃくちゃ正当性、というか物語の引き金になるから良いわね…
クロディーヌに何言いかけたんだろうか…

あっやっぱ大場なな、てめえ!()


列車のシーン。
「空飛ぶんだよな~、サルバドールが!」←好き
「運転中に聞くと危険な曲は?」の音楽方面かじってるオタクなら分かるネタで笑ってしまった、その隣で明らかにスタリラで見覚えのある学校が揃ってて「おわ~~」って声が出てしまった

うわ~~~~オーディションのki-ringtoneが発車メロディーアレンジされてる!!!!めちゃくちゃ鳥肌立ってしまった
やっぱ電車がモチーフなんだな…
いや電車の変形シーンかっこよすぎだろ…心が小学生のままなのでめちゃくちゃ興奮してしまう

皆殺しのレヴュー

皆殺し??????
「列車は必ず次の駅へ。 では舞台は? 私たちは?」
 
スマホ画面にも表示されてるから重要だって分かるけどそれにしても考察しがいがありすぎなセリフ…
レヴュー曲がかっこよすぎてヤバ(語彙力が)
というかアニメーション班が本気出しすぎて殺陣が目を離せなさすぎる

ゑ~~~~そんな軽々と純那ちゃんのボタンを弾かないでくれ….強者に見えてしまうだろ…

真矢様とななの対話、よくわからなかったけど見終わった後だと分かるのすげえな…..

「なんだか、強いお酒を飲んだみたい」 
このセリフ、考察記事が何本も上がってるからちゃんと考察したいですね…

それで首掻っ切られるのあまりにも衝撃的すぎてアドレナリンが…
真矢様の「狼狽えるなぁー!」がかっこよすぎて眩しい…


ななと華恋ちゃんのシーン。列車のCG気合い入ってるなぁ…

聖翔の決起集会のシーン。
B組の2人も「約束」してるんだ…
こういう「裏方」というか「メインキャラクター以外の(モブ)キャラ」が輝くシーン、めちゃくちゃ好きなのに…!
なのに舞台少女心得のアレンジがBGMなの、ごめんなさいここ泣きました、良すぎる

(ここライティングの感想です)
星摘みの塔のライトアップに合わせてスクリーン横のライトで照らされて、(あっすげ~~~我々観客もこの物語の一員みたい~)と感動していました
見終わった後に見返すとおもしろいですね 

アンチンボルドキリン、めちゃくちゃビビった…普通にホラーでしょ
んでやっぱりトマトか(トマトに関しては考察を現在進行形でしております、気が向いたらnote出します)

回想シーン。
「見ない、聞かない、調べない」って日光三猿…?かと思ってしまった
聖翔を目指し始めるシーンで青嵐のパンフレットもあるの、「青嵐に行った華恋ちゃん」もあるかもしれないって見てみたいですよね…

うわスタァライト次元って男もいるんだ!!!!!(クソデカ大声)
「ゲーセン行かね?」がまじであの時期の男子で笑ってしまうんだよな
机の下に東京タワーが落ちるの、メタファーっぽい…!


ワイルドスクリーンバロック

双葉vs香子。
うわクロディーヌ可愛いな…

急にデコトラ突っ込んできて(びっくりして)笑ってしまった
あと双葉と香子の口上のBGMめちゃくちゃ好きなんですよね…
「駄菓子まみれの腐れ縁」 、クソデカ感情すぎるでしょ

劇場版、レビュー服だけじゃなくてちゃんと「舞台」の衣装着てるのめちゃくちゃ良い…もっと色々な衣装着て…

「星見?天堂?どうでもええわ他の女なんて」、遠回しに「私だけ見てて」って言ってて良き…

「わがままハイウェイ」、デコトラとライティングの親和性高すぎて良いですね…皆さん絶賛されてたけどまじだった

双葉がバイクの鍵預けるのすげえ良いな…ポジションゼロの形してるのはぶっちゃけるとセンス皆無で笑ってしまった



ひかりvsまひる。
スズダルキャットで草。こいつらめちゃくちゃいっぱいいると怖いな()

色んな衣装見れるの良いな….まひるちゃん大きいですね….(身長が)

えっ上掛け落とされたけど終わらないの?!
いや終わんねえわなんだこのレヴュー
しかも怖いな、アニメのクソデカ感情激重女が帰ってきて大歓喜してしまった
このシーン、直接的なびっくりシーンはないけどめちゃくちゃ怖くて魅せ方が上手い、と唸ってしまった…
エレベーターの表示が99→101になってる!こういう小さいところに小ネタ散らばめる作品大好きです…

ひかりちゃんが素直になってるシーン、すごい印象的です
今までクールで堅いめの少女だったのが、全てをさらけ出して年相応の「少女」になるの、最高です…
あっここの語り掛けるまひるちゃん可愛い()

ボタンが金メダルになるの、演出として凄いなって
「上掛けを落とされたらそこで終了です」(うろ覚え)、つまり注目を浴びる瞬間には「敗北」の象徴であるボタンが、発想の転換で「勝利」の象徴になるの好きです(さっきから語彙力足りてねえな)

「走れ、神楽ひかり」 
送り出すまひるちゃん….舞台で一番輝いてるよ……..


狩りのレヴュー

いや大場ななの衣装良すぎな…

あと「星」が実体化して降ったりしてるのあまりにもシュールなんですけど「言葉」を積み重ねてきた純那ちゃんだと演出に説得力出せてるの凄くないですか?!(感情の昂ぶり)

純那ちゃんの宝石が砕けるの、あまりにも何かのメタファーすぎるけど言語化が出来なくて…というかまず何の宝石だあれ

アニメ9話だっけか?で泣きじゃくる大場ななを「子供みたい」と見守る純那ちゃんがめちゃくちゃ印象的で、それでこのレヴューで泣いちゃう純那ちゃんを見てあのシーンと重ねて言語化が不可能な感情になっていた…



「人には運命の星あれど
届かぬ足りぬはもう飽きた
足掻いて 藻掻いて
主役を喰らう

99代生徒会長 星見純那
殺してみせろよ 大場なな」
 
?????????????

ここあまりにも良すぎて全ての言語化リソースがどこかに行ってしまった
のちに分かるんですけど真矢様もクロディーヌも「99期生」で「主席」「次席」の肩書が外れてるのに、純那ちゃんだけ「生徒会長」とかいう真矢様ですら付けれない唯一無二の称号付けてるの、やっぱり劇場版において純那ちゃんの立ち位置って特殊だと思うんですよ、ただ「大場ななに寄り添う/立ち向かう相手」というだけでなく、明らかに他の8人とは違う何かがあるんです…(考察中です)
あと大場ななが泣いちゃってそれに「泣いちゃった」って返す純那ちゃん、良………



回想シーン。
華恋ちゃんの「感謝、感謝」で笑ってしまった(美味しいヤミー
『「知らないふりしてたけど実は知ってた」をバラす回想』、オタクなのであまりにも好きすぎる….
それで約束に抵触するか不安になる華恋ちゃんも良いですね…


クロディーヌvs真矢様。
どうぶつしょうぎしてるの可愛すぎやろ、反則~~~~~~
「ひよこがかわいそうで」っていう真矢様のよくわからん可愛さに弱いみたいなの良いです…そういうの好き

いやでも逆にどうやったらその負け方するの?!


キリン?急に燃えないで?!情報量すでにマックスなのにこれ以上よくわからないことされたら一生宇宙猫になってしまうよ


男装・八重歯・「オレ様」呼ばわり?!?!
性癖過多すぎて死亡してしまった

レヴューが終わったと思ったらポジションゼロが弾かれて、そこからの演出、良すぎる
いやなんなんだ
あれだけ「THIS IS 天堂真矢」を見せつけられた後にそんなことされるとさぁ

しかも急に自害するし…
というか狩りのレヴューの後にこんな情報過多なレヴューをしないでくれ

この記事は考察ではなく感想なので若干省略しますが
最終的にクロディーヌが勝つのか….
ちゃんとアニメとかとは別の物語なんだなって感じが、良い…

例のシーン

うわ~~~~~~~~~~~~こっち見んな~~~~~~~~こっちに語り掛けてくるな~~~~~~~~~~~第4の壁破るな~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!! 
ここ、上で書いてた通り、残されてた上掛けにスポットライト当たってて、「そういうことをするな!!!」と心の中で絶叫をしていました…
あの….本当にライティング上映で良かった…

そして神楽ひかりの告白。
~~~!!(語彙力の喪失)

「アタシ 再生産」はアニメからの引継ぎ、印象的だから分かるとして、「T」になるのはなんで????
脳が理解を拒否して麻痺しましたね、このシーン…
いや初見で理解できるわけないでしょあのシーン…

そして口上シーン、ちゃんとアニメを踏襲しつつ劇場版でめちゃくちゃ豪華になってて良すぎる…

東京タワー射出。
「あ、これ理解しなくていい映画だな」と今思いますが、これ現地で見てるときはウーファーからの地響きが凄すぎてただただ圧倒されてましたね…

いや、みんなが上掛けを投げるシーン、気合が入っていて見入ってしまった…


「演じ切っちゃった、『レヴュースタァライト』を」 
多分これこの映画を理解するのに必要なセリフなんですけど、まだ考察中です…




オタクは!!スタッフロールで!!!「その後」をやられると弱い!!!!!



終演後、友人と語り合いながらそのまま東京タワーへ直行、聖地巡礼をしてファミレスになだれ込み、感想会/考察会をして、帰ったらそのままの勢いでiTuneで映画を購入し見ながらこのnoteを書き殴ってる(なお午前2時)せいで後半になるに連れて語彙力と内容の低下が…(まあラストのシーンが理解できてないから感想も「?」しかないんですけど)


終わり?


ツイッターでも述べましたが、新文芸坐のスタッフの皆様、一緒に同じ体験をしてくださった舞台創造科の皆様、同伴してくれた友人、
本当に、本当にありがとうございました…

あの……
ライティング上映が初劇場版スタァライトで本当に良かったのかな…(良い意味で)
明日からの「日常」を生きれる自信が無いです…


ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
反応いただければ嬉しいです、考察noteを書く励みになるかも?


それでは、また「舞台の上」で。





眩しいから きっと 見えないんだ 私たちの 行き先 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?