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【解説レビュー】映画『きみの色』色が見える設定は必要?|新垣結衣×山田尚子×吉田玲子×しろねこ堂【ネタバレ考察】

きみの色

はいどうも1分映画批評です

聲の形
リズと青い鳥
と同じ座組

監督ー山田尚子
脚本ー吉田玲子
の最新作

きみの色

見てまいりました

人の色が見えるという女子高生トツ子が
ひょんなことをきっかけにバンドを結成する

所謂
バンド組もうぜモノなんですが

音楽的スポ根的な展開はかなり控えめで

かなり淡々とした
かなりほのぼのとしたストーリーで
あんま盛り上がらないけど
どうなんだこれ〜とも思ったんですが

終わる頃には非常に暖かい気持ちになれる
みてよかったなと思える作品と
なっておりました

で今回は
はたして人の色が見える設定は
必要だったのかについて

個人的な解説考察をしていきたいと
おもいます

ちなみにここから先はネタバレ含む内容と
なっておりますので
ご注意ください


それでは
トツ子が人の色が見えるという設定
普段の世界がどうなってみえてるのか

綺麗な人の色は見えてるけど
逆に
やばい人の色はどんな感じに見えてるんだろう
とか
ていうか
なんか急に音の色も見え始めてるんですけど

とか色々疑問点もあるし
後半のライブシーンで
もっとがっつり
人の色が見える世界を見せてくれるのかなあ
とかも
思ったんですが

それもなかったのでなんじゃいなと
思っていたんですが

2巻まで出ている漫画も読んで
色々考えた結果

やはり人の色が見えるという設定は
必要だと思いますし

けれどそれを全面に出す演出を
あえてとらなかったんだろうと
思います


なぜかというと
理由2点あって

1つ目は
トツ子だけの物語ではないから

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