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映画「栞」見てきました!

このページをご覧頂きありがとうございます!

7月30日(日)にいきいきプラザにて開催された、島根県理学療法士会のイベントに参加してきました。
まずは、お忙しい中イベントを企画・運営してくださった島根県理学療法士会の先生方ありがとうございました。

私自身、初めて県士会のイベントに参加したので、ドキドキでした(笑

「栞」を見て、私が感じたことを書いたので、すみません、ネタバレ含みます。申し訳ないです。
私の状況も踏まえた、一個人の感想です。

「栞」ってどんな映画?

2018年に公開された映画で、主人公の職種が"理学療法士"です。
その主人公は、凄く真面目で熱心に患者さんと向き合う人でした。

あらすじは、パンフレットから拝借します。
真面目な性格で、献身的に患者のサポートに取り組む理学療法士の高野雅哉。幼い頃に母を亡くし、現在は父親の稔、妹の遥と離れて暮らしている。そんなある日、雅哉が働く病院にしばらく会っていなかった父・稔が入院してくる。日に日に弱っていく稔の姿、担当患者の症状が悪化するなど理学療法士として何が出来るのか自問自答の毎日で無力感に苛まれる。しかし、そんな時にラグビーの試合中にケガをした新たな入院患者を担当することになった雅哉。その入院患者の懸命に生きようとする姿に感化され、徐々に仕事への熱意を取り戻していく雅哉だったが……。病院という身近な人の死を経験する場所で理学療法士として、雅哉の選択していく生き方とは…。

生命と関わりの深い映画でした。

是非気になる方は一度見て頂けたらと思います。

感じたこと

理学療法士

私がこの職業に就きたいと思ったのも、「死」というものを経験したからでした。
どこかそれが主人公の雅哉と重なる部分があって映画での出来事が自分の事のように感じました。

正直なことをお話すると、私はこれまで"病院で働く"という働き方を自分の選択肢から消していました。
消したというよりも、向き合ったときに何もできないと考えてしまうのが怖くて目を背けていました。

6月中旬から実習させて頂いているところは私が目を背けていた分野です。
生と死が混在している場所で
"生"というものには一生懸命向き合うことができても
"死"からはどうしても目を背けてしまう
上手く向き合うことができず、涙が止まらない時もありました。
ここでは私には何もできない、意味もない、とにかく逃げたいと思ってしまいました。

でも私が目を背けているだけで、リハビリ職の先生方はどんな患者さんとも真正面から向き合っておられました。
患者さんの為になることできることを考えておられ、どんな状態の患者さんでも必ず挨拶お礼声掛けをしておられる姿
その姿は私の中で凄く衝撃でした。
どうしても時間を頂きましたが、"どんな患者さんとも向き合おう"と決めた私にとって「栞」は深く心に残りました。

病気の治療をしても回復が見込めない患者さん
もう絶対に立つことも歩くこともできない患者さん
病気の名前はついているのに治療法がない患者さん
今回の映画の中で出てきたような患者さんを前にしたとき
どんな選択肢が正解なのかは分かりませんが、
目を背けるという選択肢は正解ではないと感じました。

栞の中で、主人公は同僚に病気やケガを治すことはできないと言われる場面がありました。
確かに理学療法士がいくら頑張っても病気やケガを治せるわけではないです。
でも患者さんのできることを増やすことはできます。
できなくなったことを形を変えてできるように工夫したり、
できるためにリハビリをすることはできる。
仕方がないことなんてない

私はまだ臨床に出たことはありません。
臨床を経験しておられる先生方からすると、まだまだ可愛い悩みだと思います。
でも、目を背けていた分野でのリハを見学した時、無力感を感じた私の背中を押してくれた気がしました。

身近な人の死、担当患者さんの死、
正直、前向きに捉えるなんてできないです。
でもその死を無駄にしない行動はできる気がします。

この映画でも主人公が担当していた難病の男児がいました。
その子の死はとても悲しいことだけれど、
難病のリハをしている人の為にその子のことを伝えることを選んだ主人公
同じ病気で戦っている子やその家族の為に解剖を受け入れた男児の両親
この選択肢は簡単に決めることができるものではないけど
きっと心の中で"死を無駄にしない"という気持ちがあったのではないかなと思いました。
あ、私の感想です。

できることを増やしていく

自分が理学療法士を目指しているからというのもあるかもしれませんが、これまでの実習での経験やこの映画を見て、リハ職が一番患者さんと向き合うことができる職種なのではないかなと感じました。
患者さんの病状だけでなく生活背景も情報の一つとして取り入れ、1日に最低でも20分は関わる時間を確保できて、目の前の患者さんの為にリハをできる。
そして、こういうことがしたい、これができるようになりたいという患者さんの希望の為に何ができるのか考えることができるのはリハ職の強みだなと感じました。

終わったあと

今回のイベントは安田彩夏さんと一緒にお邪魔しました。
1人で行くことがちょっと不安で、彩夏さんに言ってみると「私も行くよ~」と返事をもらえたので一気に心強くなりました(笑

終わった後は、彩夏さんとランチへ行きました!
行ったお店は"安菜蔵"
うどんが食べたいの一言で"安菜蔵"に決定しました。

とり天の冷ぶっかけを食べました!
美味しかったです!!

まとめ

「栞」という映画から感じること、考えたこと沢山ありました。
私自身の感想を書かせて頂きました。
是非、みなさんがどんな風に感じたかも知りたいです!
シェアしましょ~~~!!

まだ臨床に出ていない理学療法士を目指す学生の目線
臨床で活躍しておられる先輩理学療法士の目線
理学療法士を知らない方の目線
などなど様々な目線でどう感じたのか聞いてみたいなと思いました

「栞」を鑑賞することができたことも
たまたま学校の友達に会えたことも
彩夏さんと一緒にご飯食べれたことも
全部色々ひっくるめて充実した日曜日でした!!

最後になりますが、今回イベントを企画してくださった島根県理学療法士会の皆様、ありがとうございました。
不慣れな点も多々あったと思いますがご挨拶もさせて頂き、大変貴重な時間だったと感じます。
今後も研修会、イベント等に参加していきたいと考えておりますので、是非よろしくお願いします。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
私の感じたこと、考えたことをつらつらと書かせて頂きました。
いつも通り読みにくい点があったらすみません。
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