日記20240910

少し前からパソコンの指紋認証が効かなくなった。手や認証部を拭いてもダメ。それと時期をほぼ同じくして体調を崩してたんだけど、何者かに体をレプリカに入れ替えられて拒否反応が出てたのか?

先週の月曜日、打ち合わせ帰りに同僚とラーメン食べてたらいきなり上あごの右奥に鋭い痛みを伴って発生した(本当にボコボコボコと発生する瞬間がわかった)ソラマメ程の巨大な血豆を筆頭に、いずれも軽い喉の違和感・尿道の疼き・微熱・下痢・倦怠感・関節痛などを代わる代わる発現しながら数日間続いた謎の体調不良は、超莫大なゲップでたった今締めくくられたっぽい。今度こそ本当に完全に回復したのを感じている。なんだったんだ。

「疲れ」ということにしておきましょう。今年30ですしね。

今日は大喜利のイベントに参加させていただきました。ホワイトボードに回答書いて読み上げながら出しちゃったぜ。大喜利だった。面白かった回答とか参加者さんの名前とかここで出してもいいのか?わかんね〜

みんな面白くて楽しくて、やってる間はすごい大声で笑ってたのに、帰り道ではだれにも話しかけることが出来ず、変な汗をかきながら足早に立ち去って一人でつけ麺屋に入ってしまった。この感じ久しぶり。何も成長してないですね。

先月からリアル大喜利にいきなり挑戦し始めた。30歳になる年なので節目に何か新しいことを始めてみようと思って。
↑嘘。完全に後付け。「今年30だから」という言葉は今住んでいる社会では妙に強力で、それをくっつけるだけで強制的に会話にキャッチーなメロディめいたものが発生して便利だからどんどん言っちゃうけど本当は心の底から何も思ってない。

「新しく何か始めてみよう」って思ったことないかも。特定の物事に対して「これをやりたい」と思って実行したことはあるけど、「新しいことをやりたい」というモチベーションが先にあったことはない。よく聞くフレーズだけど、皆本当にそんなことを思っているのだろうか。自分の「これをやりたい」が剝き出しだと気恥ずかしいから、「新しいことならなんでもよかったんだけど、まあなんか強いて言えばこれが手近で、興味もなくはないから」とアリバイ的に言ってるだけじゃないのか。基本、人間は、生き物は、やりたくないだろ。新しいことなんか。

「『自分はこれをやりたい』と言う意思を他人に悟られるのが恥ずかしい」という気持ちが世間に紹介された際(確かアメトークで『人見知り芸人』が注目された頃、その辺りの誰かが言い出したのが最初な気がする)、その自意識過剰・敏感さ・奥ゆかしさに憧れて自分も似たようなことを言ってみていたけど、結局完全には共感できなくてその内にやめた。私は自分が何をやりたいか他人にバレても全然平気だ。

「何か新しいことをやりたい」という文句から漂う雰囲気、「OL」って感じがする。今の、現実の働いてる女性ではなく、母が20年の昔買っていた「まんがライフ」の4コマ漫画の中にいた「OL」。セクハラ上司と戦い、昼休みは友達と財布を持ってランチに出かけ、家ではジャージでゴロゴロし、甘いものが我慢できず、海水浴に向けてダイエットをしたかと思えば餅を食べすぎて正月太りし(どちらも絵柄上の見た目は全く変わらない)、「独身」に焦り、母親から見合い写真が届く「OL」。

母があの手の4コマ漫画雑誌をそこそこ継続的に買っていた時期があって、大人の読むものが好きだった私もそこそこ楽しみに読んでいた。ドロドロした話や、実話系も含めエロい話もそれなりにあったが何故か普通に読ませてもらえていた。

内容を覚えている話があるのでいくつか列挙する
・身長180cmのOLが主人公のシリーズ。リップメイクがやけに奇麗なので今170㎝くらいの男性が好きなのだろうと母親に指摘される
・体が弱いOLが主人公のシリーズ。医者に頭痛を「ズキズキ」「ガンガン」など擬音で表すとどんな感じか問われ「どかーん」と答えて困惑される
・幼稚園児にしか見えない異様に童顔な夫とその妻のシリーズ。8コマに渡って2人が謎のラップを披露する
・秋田犬を飼ってるOLが主人公のシリーズ。同僚に「今日の夕飯は犬鍋」と言って驚かれるが、彼女の家で「犬鍋」とは「犬も一緒に食べられる鍋=水炊き」のことだった
・読者からの投稿エピソードを4コマにするシリーズ。歯磨きが嫌いな親戚の子に「こうなっちゃうよ」と自分の虫歯の跡を見せたら「歯磨きしないと口から毛が生えるの?」と聞き返され、慌てて鏡で確認したら奥歯に陰毛が挟まっていた

懐かし。ちゃんと調べたら作品名とかもわかるんだろうか。

「派遣戦士山田のり子」「がんばれ!メメ子ちゃん」「動物のおしゃべり♡」とかは普通に家族全員が好きで単行本とかも買ってた気がする。「OL進化論」も家にあったから読んでたな。秋月りす先生の絵はシンプルで可愛くて、氏が描くショートカットでツリ目の女性が好きだった。

まんがライフのOLたちも「30」をすごく気にしていたな。それこそ20年前だから時代も違うだろうが。


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