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ジョージ・オーエルは未来を予知していた?

せり丸です。トランプ政権がなった年に、再びベストセラーに返り咲いた名作の『1984』(著)ジョージ・ウォーエル

はご存知だろうか?

注)ネタバレ注意

この本は1949年に刊行された本で、今から約70年前ほどである。

海外のSF小説は未来を予期している?

この本をお勧めしてくれたボス曰く、

『 海外のSF小説に書いてあることが今起こっているからね』

と教えてもらったので読んで見たのだが、怖いくらいに現代社会で起きていることと重なっていました。

例えば、作中には人々の言動や行動を監視する『テレスクリーン』といわれるものが登場します。

これにより、権力者は国民の行動を逐一監視し、反逆的な思想を持った時点で連行される世の中になっています。

テレスクリーン=スマホ?

苫米地博士が書いたベストセラー本『魔女の鉄槌』にもあるように、現代版の魔女狩りがスマホを用いたもので、

SNSやインターネットを通して人々は監視されています。
スマホで何を検索して、どういう趣味や嗜好があるのかも全てデーターで管理されているのが今の世の中です。

だから、世論を動かすのもとても簡単

と魔女の鉄槌でも書かれてある通り、スクリーン上で監視され、自分の思想を持たないように誘導されています。

『1984』では、

・反逆の思想を持った時点で逮捕/投獄される
・思想が正されるまで洗脳される
・全ての言動/行動/思想が筒抜け

という世界背景のもと

『ビッグブラザー』

に従う、ビッグブラザーこそが正しい!
という世の中でストーリーが進んでいきます

ヒエラルキーを作って下を洗脳すれば世界は回る

上層部が世の中を牛耳っており、中層部、下層部は奴隷的な扱いをしていきます。

下層部への面白い部分は、思考や感情を捨てさせます。
娘が実の父親を警察に通報することも容赦がないです。

みんなが信じて、愛すべき存在は『ビッグブラザー』のみなのです。

がっつり洗脳してる

最後の方は洗脳するためにがっつり拷問します。そこでの拷問は、映画『時計じかけのオレンジ』を思い出させます。

なぜ洗脳するの?

反逆者に対して洗脳をしていくのですが、『殺しちゃった方が早くない?』と思いますよね。

昔の日本でも晒し首があったり、キリスト教あたりだと見せしめがあったりと。

反逆するとこうなるぞと見せ付けた方がいいのではと思わされますが、なぜそうしないのか

それは、反逆者たちに火を焚きつける行為になるから

である、それよりも反社会的な人間を今の社会に適合するように矯正してしまった方が良いのだそう。

だから自我がなくなるまで洗脳して、権力者に逆らえないようにしていきます。

オーウェルはマジで面白い

オーウェルの他の作品だと、動物農場なんかも面白い

過去のSF作家にこれからどんどん触れていこうと思うので、本好きの方がいれば是非語り合いたいので宜しくお願いします!

ここまで読んでいただきありがとうございました!


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