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『Bloodstained: Curse of the Moon 2』をプレイしました。 1

ふじみやさん激推しの令和最高のゲーム『Bloodstained: Ritual of the Night』。
おかげさまで売上世界100万本突破、IGAAAAAAAAAAの会社も8億以上儲けた、ということでこいつは続編も期待できるでぇ……と喜んでいたところ、

IGAAAAAAA「前作が好評だったので『Curse of the Moon』続編作っちゃいました!」
ぼく「ワッツ?」

というわけで、『Curse of the Moon』の続編が出てしまいましたとさ。そっちかよ! 最高だ!!!

というわけでここでは『Curse of the Moon2』のお話。
後々ネタバレも挟むので「いいじゃんやろまいか」と思ったら警告以下は読まないほうがいいかもしれないよ?

『Curse of the Moon』ってなんだ?

さてそもそも『Curse of the Moon』って何ぞや? という方にご説明。知ってる方はさっさと飛ばしてもらってもOK。

『Curse of the Moon』はもともと、本編というべき探索型2Dアクション『Bloodstained: Ritual of the Night』(以下RotN)を作る際のクラウドファウンディングでのストレッチゴールとして制作が決定したゲームで、昔なつかしファミコン時代の面クリ2Dアクション風に『Bloodstained』の世界を描いています。
要は「こんだけお金集まったらこれ作りますよ」というやつで集まったので作ったというやつ。
もともと「RotNのオマケ」みたいな形だったので、1作目はRotNに出てくるキャラがプレイヤーとなりますが、本編の方の方針転換でストーリーに矛盾が出たため、2からは正式に「キャラと世界観が共通した別シリーズ」という位置づけになっています。

ゲーム性は……まあなんだ、ぶっちゃけ『悪魔城伝説』です。
しかしそれだけではなく、『悪魔城伝説』のシステムをかなりリスペクトしつつ、操作性や難度設定を今風にアレンジしたもの。悪魔城伝説であった「複数キャラ切り替え」のシステムをさらに進化させて、場面場面に応じたキャラ選択を重視したゲーム性です。
それに加えて、永続的なパワーアップアイテムや隠し通路、ステージ内の分岐といった本家RotNのような探索型アクション要素もあり。1周目クリア後も別ストーリーによる2周目や仲間の数によるマルチエンディングがあり、繰り返し遊べるゲームになってます。

難度的には元が「難しい」「敵に当たって穴に落ちる」でおなじみの面クリ型ドラキュラだけあってかなりのものですが、「カジュアル」という、攻撃を食らったときのノックバックがなかったり残機が無限だったりという、アクション苦手な方にも優しいモードが備えられています。
制作側としても「その日の気分で選んでほしい」ということで、モード違いで実績が取れないとか真エンドが見れないなどのゲーム進行に関わるデメリットは一切なし、という優しい世界。とはいえカジュアルでもヌルすぎてつまらない、ということはなく油断するとすぐ詰まるし、難関をクリアしたときの達成感を味わえるくらいには手応えのある難度設定になっています。

文章だけじゃ説明しにくいところもあるので、トレイラーの動画を見ていただければと。
知ってる人なら「これ……いいの? Kのつくとこに怒られない?」と言いたくなるかも。冒頭の方が『Bloodstained』シリーズの元締め、IGAAAAAAAことIGAこと五十嵐氏。ゲームプレイは1:30頃から。

こちらは2の方。こちらもIGA氏のごあいさつから。ゲームプレイは40秒頃から。

キャラクター今回もいいよね……なに?

さてようやくCurse of the Moon2の話だよ!

「『Curse of the Moon2』作っちゃいました!」とのIGAAAAAのアンブッシュに驚いてるうちにトレイラーが始まり、キャラ紹介。

ぼく「ほう、今回も斬月おじさん主役かぁ。『Curse of the Moon』は斬月主役で行くのかあ」
ナレ「ドミニク、謎多き教会のエクソシスト」

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ぼく「キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアドミニクおねえさんキタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ついこないだRotNの方で「3人目プレイアブルはドミニクじゃありません」ってわざわざ念押されて「OK吊ろうか」って思ってた俺に素晴らしい知らせが!!!! 衣装変わってますけどやっぱりそのDSKB衣装とボデーで聖職者は無理でしょな感じのドミニクおねえさんはサイコーに胸キュンなんだよッ!

ナレ「ロバート、狙撃を得意とする軍人」
ぼく「遠距離キャラとな、渋いおっちゃんじゃねえの?」
ナレ「ハチ」
ぼく「ロボ……?????」
ナレ「魔導機械を操る、戦うコーギー」
ぼく「なんて???????????????????????」

うん、アイコンわんわんおだね??????? わんわんおで???? ロボ???????? ワッツ???????????

で、ゲームニュースサイトの記事を見てみると、

「斬月に助けられたコーギーが悪い錬金術師に捕まって魔導アーマーの生体パーツにされた」

なんて??????????????????????????????????????

ゲームプレイとかいろいろ

そんなこんなで発売されたのでやってみる。

今回最初のとこはだいたい前と同じ感覚。まあ最初は斬月だけだからそうなる。BGMもいい。「悪魔城1面に捨て曲なし」は健在。悪魔城じゃないけどな!

ボスもまあ特に苦戦せずドミニクおねえさん仲間に。
ステージの幕間いいよね……おねえさん斬月をツンツン、いいよね。

今回正式に「RotNとは別の世界線です」と言われただけあって斬月は前作よりそうとう性格まんまるくなってるしドミニクおねえさんはごく普通にいい人。前回のサツバツな会話はなさげ……と思ったら次のロバートが「後ろから撃つ」だのハチが加わるときにも「錬金術案件は敵」だのおっと危なっかしいなと。
そんなロバートにもツンツンしちゃうドミニクおねえさん、いいよね。

ホント今回は幕間のキャラが良い。セリフもないキャラの動きだけだけど、それだけなのにもう性格やら関係性やらが手にとるようにわかる。さっき危なっかしい言ってたロバートも面が進むにつれだんだんデレていったりとかわんわんおかわいいよわんわんおとか。今回ほんと優しい世界です。前回のあの「キルゼムオール」「目の前のやつは全部敵」「最終的に全員殺せばいいのだ」みたいな世界観どこ行った。

ゲームそのものは新キャラ勢の個性が前作よりすごく生きてて、「ここはロバートしかいない」「おねえさん回復してくださぁいよぉ」とか、キャラチェンジシステムが前作よりずっと生きてる感じ。

あとハチつよい。わんわんおロボとてもつよい。まさに「力こそパワー」。やられても爆発前にハチ本体は逃げていくので動物愛護的にもやさしい。優しい世界。それでも「もうハチだけでいいんじゃないか?」とはならずにちゃんと他のキャラにも出番が用意されてるんですよ。良い。

ボス戦も体力ゲージ加わったことだけで相当改善なんですが、他のメンバーが生き残ってればゲージが減ったところから再戦、というシステムが親切設計だけでなく「ああ、全員で戦ってるんだな」というのを感じさせてすげえいい改善だなあと。

ストーリー分岐も前回はちょいとわかりにくくて「裏面」みたいな感じだったのが今回正式なシステムになったことで格段にわかりやすくなってた気がします。本当に「前作の正常進化」という感じです。

さて次は終盤ネタバレ進めていくぞ。やってないやつは次は見ないほうが身のためだ!

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